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~異世界転移~ 彼女のカラダを取り戻す(何故か異世界でヒーローやってます)  作者: グリンピースの豆ごはん
第5章 逆襲のダリウス編
154/204

153話 強襲と奇襲

カクヨムにても同時掲載しています


https://kakuyomu.jp/works/16817139558796768457






------(テンタ視点)------☆





 自室のベットで、俺と三毛猫オトアは、眠れぬ夜を過ごしていた。


「うっぷ~」


「食いすぎたな~」


「そーね、食べ過ぎたね、テンタ君」


と俺と三毛猫オトアが、そうベットで言うと、突然!


\\ドンドンドン//


と強くドアを叩く音がする。


床で寝ていたかりゅうが、サッと起き上がる。


≪何事だ!≫


かりゅうが念話で俺にそう言った時だった。


\ガチャッ/


と部屋のドアが開き、スカイラーク(アロム)さんが、俺達の


部屋に入って来るなり言う。


「緊急事態だ!テンタ、すぐに用意しろ」


「えっ、はいぃ~!?」


「何があったんですか?アロムさん?」


俺が驚き疑問形で返事をすると、側に居た三毛猫オトアが冷静に


スカイラーク(アロム)さんに聞く。


「悪魔が出た、今西支部に向かっているらしい」


「えっ!」×2


スカイラーク(アロム)さんの言葉に驚く俺と三毛猫オトア


一瞬、スカイラーク(アロム)さんの言葉に固まるものの、すぐさま


俺と三毛猫オトアは、


「わかりました、すぐに用意します」×2


と言って、パジャマ姿から着替える。……と言っても三毛猫オトアはパジャマ


を脱ぐだけだけどね。


 俺の着替えが終わったころ、執事長のギャリソンさんと、メイド長


のビューティーさんと共に、20代後半で、中世ヨーロッパ貴族風の


姿の男の人が入って来た。


「アロム、準備出来たのか?」


とその男の人が、瞬、スカイラーク(アロム)さんに聞く。


(あれ?この人誰だっけ?)


と俺が頭に疑問を抱くと、隣に居た三毛猫オトアがそっと念話で


俺に、


≪カリオストロさんよ、テンタ君≫


と教えてくれるが、俺はピンとこない。


≪んっ?カリオストロさん……って誰だっけ?≫


と聞くと、三毛猫オトアは、


≪ほら、あのアニメのルペン四世さん≫


と言われ、


「ああ、あの大泥棒の!」


とつい口に出して言ってしまった。


(あっ、やっべ~)


俺の言葉に執事長のギャリソンさんと、メイド長のビューティーさん


は、一瞬怪訝そうな顔をするが……。


カリオストロ(ルペン四世)さんは、何事もなかったような顔をして、


「準備は出来たのか?」


と俺に聞いて来たので、


「はい」


と答えると、カリオストロ(ルペン四世)さんは、にっこり笑って


「じゃ、行くとするか」


と言ってくれた。


 三毛猫オトアは小さいので、皆と手を繋ぎにくいって事で、


赤着せきちゃく!」


そして、三毛猫オトアが俺のバックルに突進。


「フェードイン!」


俺の体全体が赤く光った次の瞬間。


「宇宙シェリフバルバン!」


と思わずポーズを決めてしまう俺。


 心なしか、全員の冷たい視線を感じたが……。


かりゅうを立たせ俺とスカイラーク(アロム)さんで、かりゅう


の前足をそれぞれ握り、カリオストロ(ルペン四世)さんとそれぞれが


反対側の手を握る。


「行って来る」


とスカイラーク(アロム)さんが、ギャリソンさんと、ビュー


ティーさんに声を掛けると、2人は、


「行ってらっしゃいませw」×2


とお辞儀をしたのを合図にカリオストロ(ルペン四世)さんの


能力でテレポートするのだった。














-----(第三者視点)------☆






 テンタ達が、スカイラーク邸から、カリオストロ(ルペン四世)


の能力で冒険者ギルド西支部にある”ホワイトキャッスル”に向け、


テレポートしたころに、ここグロルの森の中央にある、大きな穴か


ら北に向け進軍する巨大な魔物……『怪獣』が4体。


\\ドスン//、\\ドスン//と森の木々をなぎ倒し歩いている。


その傍らで、蝙蝠の羽を広げ飛ぶ悪魔公爵ヤブー配下のベビルデーモン


のピッポリト(タツノオトシゴに人間のような手足が生えてる男)。    


 森を進軍するそれらの前に、


「これ以上は先に進ませないぜ」


と言いながら立ちはだかるクリスタルマンエメラルド(ガレン)。


立ちはだかるクリスタルマンエメラルド(ガレン)の前で『怪獣』が4体


とピッポリト(タツノオトシゴに人間のような手足が生えてる男)が、


立ち止まり、


「ほぉ~1人で我らを止めると言うのか」


とピッポリト(タツノオトシゴに人間のような手足が生えてる男)が、


クリスタルマンエメラルド(ガレン)に尋ねると、


「いや、1人じゃないぜ」


と言うと、クリスタルマンエメラルド(ガレン)の後方から、彼のカード


怪獣であるミラタウロスとアキュラそれに彼の頭上には怪鳥ウインタム


が現れた。


それを見て、ピッポリト(タツノオトシゴに人間のような手足が生えてる男)


が、


「ほぉ~」


と感心したように言うが、それに対して、クリスタルマンエメラルド(ガレン)


は、


「ほぉ~じゃねーよ、何だと思ったらそれはクリスタルマンエメラルドの


話に出てくる怪獣エレキゴンにドリアン、アロカス星人……宇宙ロボット


エンペラ―ジョーじゃねーかよ、お前ら俺達にやられ過ぎて、ネタ切れ


になったみたいだなぁ~」


と挑発するが、


「ハッハッハァ~、それはどうかな」


とクリスタルマンエメラルド(ガレン)の言葉を笑い飛ばすピッポリト


(タツノオトシゴに人間のような手足が生えてる男)。


「やれ!」


ピッポリト(タツノオトシゴに人間のような手足が生えてる男)は、


4体の『怪獣』に命令すると……。


\\ギャォー//


と4体の『怪獣』がクリスタルマンエメラルド(ガレン)達を襲う。


 まず、エレコング(金色のゴリラ)がミラタウロス(ウシ型の2足歩行)


と\ガチッ/と組み合った……と同時に全身から放電する。


\\ビリビリビリ//


放電を受けたミラタウロス(ウシ型の2足歩行)は体が痙攣し、その場に


口から泡を吹いて倒れる。


それを見たクリスタルマンエメラルド(ガレン)は、


「おいおい、本編と同じ手を喰らってどうするんだ」


と倒れているミラタウロス(ウシ型の2足歩行)に言うと同時に、自身に


迫って来るドリアン(硬い鱗の表皮)を蹴り飛ばし、素早く両腕を


突き出すと、両腕にはめたブレスレットが光のリングに変わり飛び出


し2つの光のチャクラムでエレコング(金色のゴリラ)の体を斬りつける


が……エレコング(金色のゴリラ)に光のチャクラムが触れると同時に


\チャリン/、\チャリン/と光のチャクラムは光を失い、元のブレス


レットに戻り地面へと落ちる。


「なっ、何!」


驚くクリスタルマンエメラルド(ガレン)にピッポリト(タツノオトシゴ


に人間のような手足が生えてる男)は言う。


「ただの怪獣なわけなかろう~」


それを聞いて、クリスタルマンエメラルド(ガレン)は、


「なるほど、レッサーデーモンを憑依させてるって訳だ」


と言いながら考える。


(そういや悪魔闘気は、確か一定以上の攻撃は防げないとアロムが言って


たな……)


そして、アロカス星人(二足歩行の象)と戦っているアキュラ


(トリケラトプス型)とエンペラ―ジョー(宇宙ロボット)と戦っている


怪鳥ウインタム(銀色の鳥)を呼び戻すと共に倒れていたミラタウロス


(ウシ型の2足歩行)を起こし言う。


「まずは、エレコングに一斉攻撃だ」


そして自身の腕をL時に構え、自身の最大の技『ワイドショット』を放つ


と同時に、ミラタウロス(ウシ型の2足歩行)は角から超振動波を放ち、


怪鳥ウインタム(銀色の鳥)は口から超音波を放ち、さらにアキュラ


(トリケレトプス型)は口から火炎を吐いた。


 しかし、しかしである。


そのすべての攻撃がエレコング(金色のゴリラ)の体に触れると同時に


消えてしまった。


「何だと!」


再び驚くクリスタルマンエメラルド(ガレン)にピッポリト(タツノオト


シゴに人間のような手足が生えてる男)は、


「ふん、今までのようなただのレッサーデーモンを憑依させたのでは


ない!」


と言い放ち、さらに、


「儂が開発したデカレッサーデーモンよ」


それを聞いたクリスタルマンエメラルド(ガレン)は、


「デカ……何だって!?」


と聞き直すと、ピッポリト(タツノオトシゴに人間のような手足が生え


てる男)は、


「デカレッサーデーモンだ、儂がレッサーデーモンを強化して通常の


レッサーデーモンの10倍の力が出せるようにしたものよ」


と自慢げにクリスタルマンエメラルド(ガレン)に語るピッポリト(タツ


ノオトシゴに人間のような手足が生えてる男)に苦虫をかむような顔で


「くっ……そっ」


とクリスタルマンエメラルド(ガレン)は呟くのだった。













 一方、ここはルベン国王都ズムの中心にある王城。


街の中心に大きな湖があり、その真ん中に浮かぶ城である。


城正面から対岸には橋が伸びていて、王城へはこの橋を


通らねば城に入れないのだが……。


 悪魔達にはそのようなことは通用しない。


\ボワッ/


とシープヘッド(頭が羊)1万体と現れた悪魔公爵ヤブー配下の


ベビルデーモンのダックル(真っ白なゴリラ男)は、配下のシープ


ヘッド(頭が羊)1万体を城の警備をしているルベン国第一騎士団


2千人がいる各部署に、さらに分散転移させる。


そして自身は城の中庭で、しばらく待っていると……。


\カキン/、\カキン/と言う金属音と共に、\グァッ/、


\グァァァッ/


と人の叫び声が城のあちらこちらから聞こえて来た。


ダックル(真っ白なゴリラ男)は、その場でさらに待っていると、


次第に金属音や人の叫び声が消えて行くのを聞いていて、


「そろそろ良いころ合いかw」


とにやけながら呟くと、再び\ボワッ/とその場から姿を消すの


だった。














 ここは、王城の中にある女王の寝室。


\\ガシャガシャガシャ//、\\ドタドタドタ//


女王の寝室へ、金属音と共に数人の人が走る足音が聞こえる。


 寝室のベットで眠りに着いていた女王アルテイシア・ジェラグ


は、外の騒音でベットから起き上がる。


すると、


\\ドンドンドン//とノックと言うよりドアを叩く音がしたかと


思ったら、\ガチャ/と扉が開くと同時に部屋に騎士達が入って来た


「失礼いたします」


その騎士の内の1人がそう言いながら、女王アルテイシアが居るベット


に近づいて来た。


その騎士を見て女王アルテイシアは


「ここが女王アルテイシアの寝室と知ってのことか!」


と自身に近づく騎士に向かってそう叫ぶが……。


その騎士は、


「はっ、」


と言って片膝をついて頭を下げ、


「ご無礼は承知のうえでございます、敵襲でございます女王様」


と言うと、女王アルテイシアは訝しい顔で、


「敵襲!?とな、で、どこの者か!」


と聞くと、騎士は再び頭を下げ、


「はっ、シープヘッドとか言う魔物でございます」


と女王に報告すると、


「ま・魔物?……魔物が何故この城に……」


と女王の言葉に騎士は、ただ、首を横に振り


「わかりません」


と言うと、女王アルテイシアは一瞬考え、側にいる騎士に向かい


「団長のジョニーはどうしたのです?」


と聞くと、その騎士は、


「ライデン団長は、目下魔物と交戦中でございます」


と答えると、


「交戦中……しかし、ジョニーのことです、じきにその魔物とやら


は制圧するでしょう」


と楽観的に言うが、ドア側に居たもう1人の騎士が女王のベット付近まで


来て言う。


「いえ、数が多すぎます、いかに団長と言えども……」


その言葉に女王は目を見開き聞く。


「多すぎるとは……いったい……」


と口にすると、側に来た騎士が言う。


「我等第一騎士団2千に対し魔物はおおよそ1万」


その数を聞いて、女王は一瞬目がくらむが……側に居た騎士がすぐさま支え、


「女王様、お気を確かに」


と言うと、支えてくれた騎士に”ええ”って感じで自分の力で起き上がり、


「わかりました、直ちに城を出ましょう」


と言い立ち上がりベットから離れて、着替えもせずにそのまま部屋を出ようと


した時だった。


突然目の前に\ボワッ/と黒煙と共に現れるベビルデーモンのダックル


(真っ白なゴリラ男)。


「はぁっ!」


突然目の前に現れたダックル(真っ白なゴリラ男)に目を見開き驚くと共に


固まる女王。


そんな女王に対し、にこやかにダックル(真っ白なゴリラ男)は言う。


「お初にお目にかかります女王様、わたくしはた悪魔公爵ヤブー様の配下


ダックルと申します、分けあって、女王様はわたくし共の人質になっていた


だきます」


と言うと、女王の側に居た3人の騎士達が一斉に、


「おのれ~!!!」×3


と叫びながら腰の刀を抜きダックル(真っ白なゴリラ男)切りかかるが


……。


\シュッ/、\シュッ/、\シュッ/


目にも止まらないパンチを繰り出し


\ドゴッ/、\ドゴッ/、\ドゴッ/


\\バーン//、\\バーン//、\\バーン//


と斬りつけて来た騎士達を壁に吹き飛ばした。


そしてにこやかに側に居た女王に言う。


「では、参りましょうかw」


その光景を目の当たりにした女王は、


「はぁ~っ」


と気を失った。


それをにこやかに見たダックル(真っ白なゴリラ男)は、


何処からともなく取り出した無線機のようなもので、


「こっちは完了した、ジュラク達はそのまま城壁を破り、王都に侵入


し、街を守る騎士達を殲滅後ここへ向え」


と言うと、その無線機から、


「相分かった」


と返事が返って来た。


その返事を聞いたダックル(真っ白なゴリラ男)は、女王を”ひょい”


と肩の上に載せ、女王の寝室を出て行くのだった。




誤ドリアン(ドリアのような表皮)→正ドリアン(硬い鱗の表皮)

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