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~異世界転移~ 彼女のカラダを取り戻す(何故か異世界でヒーローやってます)  作者: グリンピースの豆ごはん
第4章 オトアピンチ!ブランチキャンセラー編
105/204

104話 チーム『デビライザー』

カクヨムにても同時掲載しています


https://kakuyomu.jp/works/16817139558796768457









 一方、ガンボー(ガイゼル)達が外で戦ているころ、地下の


闘技場では、かりゅうの背中に乗っている三毛猫オトア


の耳がぴくぴくとした。


≪オトアちゃん、後ろに何かいる≫


三毛猫オトアの中に居るエードラムの言葉に三毛猫オトアは、


直ぐに反応し、かりゅうの背中から飛び降り、同じくエードラ


ムの言葉を聞いたかりゅうは、後ろを振り向き、


\ガブッ/


と何かに噛みついた。


「ぐぇぇぇっ~!」


と言う叫び声と共に、姿を現したのが、デーモンサハギンレオン(魚人+


カメレオン)だった。


それを見た仮面ソルジャーブラック、楊黒暗ヨウヘイアンがすぐさま


反応し、


「ソルジャークロー!」


と叫びながら、右手の甲から3本の金属の爪を出し、デーモンサハギン


レオン(魚人+カメレオン)の背中から胸にかけて突き悪魔核を破壊した。


「がっ!」


仮面ソルジャーブラック、楊黒暗ヨウヘイアンに突かれたデーモン


サハギンレオン(魚人+カメレオン)は絶命する。


\パチ/、\パチ/、\パチ/、\パチ/


いつも間にか三毛猫オトア達の前に悪魔伯爵シャッキー(髪の毛が無


数の蛇で目玉が一つ)が、拍手をしながら立っていた。


「何っ!」


それを見た仮面ソルジャーブラック、楊黒暗ヨウヘイアンがそう言って


三毛猫オトアを庇うように立った。


すると拍手をやめた悪魔伯爵シャッキー(髪の毛が無数の蛇で目玉が一つ)が


言う。


「ほう、その猫には悪魔を感知する能力があるのか」


そう言う悪魔伯爵シャッキー(髪の毛が無数の蛇で目玉が一つ)に仮面ソルジ


ャーブラック、楊黒暗ヨウヘイアンが、


「貴様、何者だ!」


と問うと、


「我が名はダリウス様に使えるアークデーモン、悪魔伯爵シャッキー」


と胸を張り言う悪魔伯爵シャッキー(髪の毛が無数の蛇で目玉が一つ)。


その言葉に仮面ソルジャーブラック、楊黒暗ヨウヘイアンが、驚き


「何っ、貴様アークデーモンなのか」


と言うと、


「いかにも我はアークデーモン、悪いことは言わぬ、そこの猫を素直に


我に渡せ、さすれば命までは取らぬ」


と仮面ソルジャーブラック、楊黒暗ヨウヘイアンに諭す様に言う


悪魔伯爵シャッキー(髪の毛が無数の蛇で目玉が一つ)だったが、その


言葉に冒険者チーム『ナル』の海底王女マリーナ(マカナ)と海のトリン


(ナイア)が、言い返す。


「いやよ、あんたなんかにオトアちゃんは渡さない」


「そうよ、アークデーモンだかなんだか知らないけど、この私のトライ


デントであんたなんかくし刺しにしてあげる」


その言葉を聞いた悪魔伯爵シャッキー(髪の毛が無数の蛇で目玉が一つ)


がニヤリと笑い


「ほう、なかなか威勢のいいお嬢ちゃんだが……」


と言いながら指を\パチン/と鳴らすと、悪魔伯爵シャッキー(髪の毛


が無数の蛇で目玉が一つ)の周りに\ぼわっ/と黒煙と共におおよそ


400体の魔物が現れた。


そして、悪魔伯爵シャッキー(髪の毛が無数の蛇で目玉が一つ)は、


の海底王女マリーナ(マカナ)と海のトリン(ナイア)に向かって


「これでも、その生意気な口が聞けるのかな?」


と笑うのだった。


「っく……」×2


400体の魔物を前に言葉を失う海底王女マリーナ(マカナ)と


海のトリン(ナイア)だった。









------(テンタ視点)------☆





 俺がガイスト(ピエロ)と対峙していた。


俺の前方で戦う、シェリーさん始め我がガンブレイブの


面々もデーモンサハギンスパイダー(悪魔+魚人+蜘蛛)との


戦いに苦戦しているし、後方でデーモンサハギンマンティス


(悪魔+魚人+カマキり)と戦っているチーム『ポテンツァ』


も同様だった。


(これ、どう考えても絶対的ピンチじゃん)


と俺は心に思いつつも、目の前のガイスト(ピエロ)を何とか


しなければならない。


そこで、


「カムイ(ブレード人)さん、あいつを!」


と俺の後ろに浮かぶカムイさんにそう叫ぶ。


カムイさんは俺の言葉に、すぐさま反応し、俺の目の前に立ち


はだかるガイスト(ピエロ)に斬りつけるが……。


”ピユン彡”


ガイスト(ピエロ)は、それを華麗に避けるが、俺はカムイさんが


ガイスト(ピエロ)に斬りつけると同時に、ベルトの後ろにある白い☆型の


手裏剣をガイスト(ピエロ)に投げつけた。


”シュッ”☆==


((((クルクルクル))))


\ズボッ/ 


俺の投げた手裏剣は見事ガイスト(ピエロ)に突き刺さる。


”ピキピキピキ”


刺さると同時に、ガイスト(ピエロ)の左手が、奴の魔力を吸いだし、


氷はじめる。


「うっ、なに!」


自身の左手が凍り始めたのに驚くが、カムイさんの執拗な攻撃は


かろうじてかわしてはいる。


「えっ、ええ――い」


自身の左手が氷はじめ、それが左腕まで氷はじめながらも、癇癪を起した


様に言い、後ろに飛び跳ねながら、後退して行くガイスト(ピエロ)。


 俺は逃げるガイスト(ピエロ)に銃を発砲するが、それを華麗に避ける。


カムイさんも奴を追ったが、途中デーモンサハギンスパイダー(悪魔


+魚人+蜘蛛)に邪魔され、それを切り捨てるカムイさんだったが、


「キャー!」


とシェリーさんの悲鳴が聞こえる。


俺は、銃でシェリーさんを襲うデーモンサハギンスパイダー(悪魔+魚人+蜘蛛)


に発砲し、かろうじて倒すも、シェリーさんだけでなく、タミーさんやアナ


(ガイゼル妻)さん、それにミリー(トム妻)さんもデーモンサハギンス


パイダー(悪魔+魚人+蜘蛛)に苦戦している上、後方のチーム『ポテンツァ』


もデーモンサハギンマンティス(悪魔+魚人+カマキリ)に押され気味で、かなり


ピンチっぽい。


(何とかしなきゃ)


そこで、ガイスト(ピエロ)を追いかけようとするカムイさんに


「カムイさん戻って!」


と言って俺の手元まで呼び寄せると、


「僕が、正面の敵を一掃しますからカムイさんは、後方の敵をお願いします」


とお願いする。


俺の願いにカムイさんは、直ちに後方で戦うチーム『ポテンツァ』の


応援に飛んで行った。


それを見て、俺はすぐさま小槌から


「スカイバリアン!」


を呼び出し跨る。


 因みにこのスカイバリアンには前もって魔晶石をセットしてある。


そのまますぐさま上昇するとともに、


”キュイーンキュルキュルキュル”


\\バリバリバリバリ//


スカイバリアンに備わっているミニガンを全弾撃ち放つ。


\\グァァァッ//×130


100体以上のデーモンサハギンスパイダー(悪魔+魚人+蜘蛛)を葬る。


それを見ていた、シェリーさんとタミーさんは、自身の小槌から、ガイゼルさん


に渡された武器を取り出す。


 シェリーさんはショットガン、タミーさんはアサルトライフルだ。


因みにシェリーさんのショットガンは、レミントンM31と言うショットガンで、


16ゲージの弾を4発内包していて、予備の弾は20発持ってきている。


 またタミーさんのアサルトライフルは、H&K MP5で、弾倉には30発


あり、予備のマガジンが3つ(1つのマガジンにつき30発)を持ってきている。


シェリーさんが、アサルトライフルでなくショットガンなのは、射撃が得意では


ないシェリーさんに、ショットガンなら、まぁ当たるだろとガイゼルさんが考えた


ためである。


\\バコン//、\カチャ/、\\バコン//、\カチャ/\\バコン//、


\カチャ/\\バコン//、\カチャ/


\\バリバリバリバリ//


残りのデーモンサハギンスパイダー(悪魔+魚人+蜘蛛)を2人で一掃する。


 俺は、それを見て、スカイバリアンでガイスト(ピエロ)の所に向おうとするが、


その時、


\カキーン/


((((クルクルクル))))


\グサッ/


「だれか~助けてくれ!」


と声がする。


俺は声がする方を見ると、そこにはデーモンサハギンマンティス(悪魔+魚人+カマキリ)


の鎌に弾かれ地面に突き刺さり、身動きが取れなくなったカムイさんが居た。


俺は、すぐさまカムイさんの側に居たチーム『ポテンツァ』のリーダーのレオン


(獅子族)さんに声を掛ける。


「レオンさん!地面に刺さった刀を抜いてやってください」


俺の言葉に、レオン(獅子族)さんがカムイさんに近づき、自身の大剣を左手に


持ち直し、右手て地面に刺さったカムイさんを\ズボッ/と抜くと、


「ああ、ありがとうございます」


とレオン(獅子族)さんにお礼を言うカムイさんだったが、


「えっ、刀がしゃべった!」


とレオン(獅子族)さんが驚き一瞬固まったが、その時、デーモンサハギンマンティス


(悪魔+魚人+カマキリ)の鎌がレオン(獅子族)さんを襲う。


\ガシッ/


レオンさんは、咄嗟に左手に持ち直した自身の大剣でそれを受け止め、右手に持った


カムイさんで、デーモンサハギンマンティス(悪魔+魚人+カマキリ)を


\グサッ/


と斬りつけると、\ドサッ/とデーモンサハギンマンティス(悪魔+魚人+カマキリ)


がその場に倒れた。


切り口がないのに倒れるデーモンサハギンマンティス(悪魔+魚人+カマキリ)と


持っているカムイさんと交互に見返し驚くレオン(獅子族)さんに、


「ああ、私は斬りつけることによって魂を狩りとれる能力があるんですよ」


と言うカムイさんに、


「何だって!」


と驚きながらも、近くに居たデーモンサハギンマンティス(悪魔+魚人+カマキリ)


を次々と斬りつけ、倒れて行くデーモンサハギンマンティス(悪魔+魚人+カマキリ)


達を見て、レオン(獅子族)さんは言う。


「お前……便利だなw」


そう言いいながら、レオン(獅子族)さんは次々にデーモンサハギンマンティス


(悪魔+魚人+カマキリ)を倒して行くのだった。













------(第三者視点)------☆





ガンボー(ガイゼル)が


「おい、おい、もう武器ないって!」


とぼやいていると、仮面ソルジャーバイオレット(黄雷オウレイ)達が


ガンボー(ガイゼル)の元までやって来て、仮面ソルジャーバイオレット


黄雷オウレイ)が、


「武器は……」


と聞くとガンボー(ガイゼル)は、率直に


「ない」


と答えた。


仮面ソルジャーバイオレット(黄雷オウレイ)は、ガンボー(ガイゼル)


の想定してない答えに、


「えっ……」


と固まる。


そこへ、仮面ソルジャーレッド(呉火ゴフォー)が割って入って、


「おいおい、武器がないってことはないだろう」


とガンボー(ガイゼル)に突っかかると、


「確かに、ライフルや、対戦車砲が残ってはいるが……」


とガンボー(ガイゼル)が答えると、仮面ソルジャーレッド(呉火ゴフォー


が、”ホラホラ”って顔で、


「あるんだろう~脅かすんじゃないよ」


とガンボー(ガイゼル)に言い返すと、


「お前達のジャンプ力なら、確かに奴らのいる所まで、ジャンプできると思うがな


、ただ、空中にとどまれるのは数秒だろう?」


と仮面ソルジャーレッド(呉火ゴフォー)に言い返すと、


「まぁ、そうだが……しかしよ~その数秒でマシンガンとかで”バリバリバリ”


ってたおせるじゃねぇ~かよ!」


とガンボー(ガイゼル)に再度つっかかるように言い返す仮面ソルジャーレッド


呉火ゴフォー)に少し呆れたように、


「あのな、お前ら銃を撃ったことあるのか?」


と聞き返すと、仮面ソルジャーレッド(呉火ゴフォー)は、一言、


「ねぇー(ない)」


と答えた。


その言葉にガンボー(ガイゼル)は”はぁ…”っとため息をついて


「あのな!銃を撃つには射撃姿勢ってもんがあってな、訓練した者でも


空中で、それを保つのは難しいんだぞ、お前らのように銃になれてない者が、


空中で連射なんぞしたら、銃口があっちこっちに向いてしまい当たらねぇ~よ」


と少し強い口調で言い返すガンボー(ガイゼル)に、


「ああ……じゃぁ、対戦車砲なら”ズドーン””バーン”っで一気に倒せるん


じゃ……」


とさらに食いつくように言う仮面ソルジャーレッド(呉火ゴフォー)に、


思わず、


「あほう!、あんなものお前らが空中でぶっ放したら、撃った反動で頭から


おっこちるぞ」


と怒鳴ってしまうガンボー(ガイゼル)に、仮面ソルジャーホワイト


周雪シュウシュエイ)が、ボソっと言う。


「じゃぁ、俺達でガンボー(ガイゼル)を空中に飛ばして、ガンボー


(ガイゼル)さんに撃ってもらいましょう」


その言葉を聞いたガンボー(ガイゼル)は、思い切り目をむいて、


仮面ソルジャーホワイト(周雪シュウシュエイ)を睨みつけるのだった。















 ガンボー(ガイゼル)と仮面ソルジャーレッド(呉火ゴフォー)や


仮面ソルジャーホワイト(周雪シュウシュエイ)が言い合いをしていると


……。


冒険者ギルド南支部の中庭にある転移魔法円が光る。


「んっ?なんだ」


と仮面ソルジャーバイオレット(黄雷オウレイ)が言うと、みんなが、


仮面ソルジャーバイオレット(黄雷オウレイ)が見ている方を一斉に見る。


「新手か!」


と身構える仮面ソルジャーレッド(呉火ゴフォー)。


「いや、あそこには転移魔法円があるところだ」


と仮面ソルジャーバイオレット(黄雷オウレイ)が言うと、


「ちぇっ、こんな時に誰だよ~」


と仮面ソルジャーホワイト(周雪シュウシュエイ)が言う。


 彼らが見ている転移魔法円に4人の人影が見えた。


「んー悪魔ではないようだ」


それを見たガンボー(ガイゼル)が言うと、


「んっ、あいつらは……」


と見覚えあるのか仮面ソルジャーバイオレット(黄雷オウレイ)が


そう言うと、ガンボー(ガイゼル)が、


「前の3人の男はわからないが……後ろに居るのは確か」


「……テンタと一緒にゴブリン狩りをしたと言う、デーモンレディー(マヤ)


じゃなかったか?」


と言うと、仮面ソルジャーバイオレット(黄雷オウレイ)が、


「んっ、ならあいつらチームデビライザーか!?」


と言う。


 仮面ソルジャーバイオレット(黄雷オウレイ)達がそんな会話をしている


中、4人はそれぞれ変身ブランチする。 



「もどるんだなぁ~!」×3


まず、男3人が変身する。


それぞれ、黒い悪魔、黄色い悪魔、赤い悪魔に変身すると、背中から蝙蝠の羽を出し、


上空へと飛び出して行った。


そして、続いて残った女が変身する。


「デ~ィモン~!」


\\バリバリバリ//


体の全身から稲妻を出し身長30mの巨大な悪魔へと変身するのだった。


その姿を見て仮面ソルジャーバイオレット(黄雷オウレイ)が、


「ああ、やっぱり」


と確信するのだった。










ごめんなさい、アップの設定忘れてました( ;∀;)

※訂正 仮面ソルジャーブラック、×(周雪シュウシュエイ

                〇楊黒暗ヨウヘイアン


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