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#029 OPERATION01:強襲

さぁ!始まりました!ポートリマス帝国奪還作戦です!

 半年後。


 旧ポートリマス帝国を奪還するべく海上を航行中のウェルドッグを艦尾に装備した完全日本製の強襲揚陸艦竹島の甲板には89式小銃と|.30-60スプリングフィールド《7,62×63ミリ》弾をクリップ装填式で5発だけしか撃てないが威力はお墨付きのM24A1をさらに改良したM24A2を装備した陸上特別作戦傭兵大隊所属第一空挺部隊はMV-22(オスプレイ)に搭乗して行く所だった。


「じゃあ、行ってくるよ」

「ええ、気をつけてね。アル」


「ああ。 あ、カトリーナ」

「ん?」


 アルトリア・ラーミスはカトリーナ・メルフォンの方に振り向き、特別作戦傭兵連隊の訓示《合言葉》を述べ始めた。


「最高に、クレイジーでハッピーな――!」

「バトルフィールドにしましょうね」


 アルトリアは親指を上に向け他の指を手の平に付けたグッドサインをすると、「よし、出してくれ」と発艦指示を出した。


++++++++


 高度10000メートル、旧ポートリマス帝国直上にホバリング中のオスプレイの姿があった。


「――降下した後、地上に着地と共に南門を開けに行くぞ。そこが、海岸に一番近い門だからだ。 わかったな?」

「「「イエス、サー!」」」


 空挺部隊員の目を見て「よし。 地上で会おう」と言うと、アルトリアは機内ハッチから飛び出してダイブするかのように飛び込んで行った。それに続くように他の隊員も高所を克服しているので構わず蒼空という大海にダイブして行った。


 高度9800メートル付近でフルフェイス内蔵型の無線のスイッチを入れて「こちらアルトリア、降下開始した。 門開放まで凡そ40分、送れ」と言い高度計を見ると6500メートルになっていた。


『こちらカトリーナ、了解したわ。 現在、南門から守備兵が溢れ始めているの。対処どう? 間に合いそう?』

「現高度6300メートル」


『・・・20分で来られる?』

「5960メートル・・・、5930メートル・・・」


『・・・無理そうね・・・、はぁ・・・』


「すまん、間に合いそうにないかも」


『はぁ・・・、オーケイよ・・・』


 ふと、横目で海岸線を見ると強襲揚陸舟艇《LCVP》と強襲揚陸母艦に改造した貨物船がほぼ同時に砂浜に乗り上げている最中さいちゅうだった。


++++++++


 高度300メートルになると自動的にウィングスーツに変わり、進路を変更しながら接地する。その後、素早く五点接地を決めるとそのまま起き上がり、30発入っている5,56×45ミリNATO弾を弾倉マガジンを89式小銃に装着して広場を駆けていく。アルトリアは更にフック・ショットを活用して時計塔に登ると背中に左手を回してM24A2を装備すると照準器スコープを覗き込み空挺部隊を追いかける騎兵隊に狙いを定めて撃ち抜いて行く。


 1発撃つごとに作動稈ボルトを押し上げて後退させるとその反動で空薬莢が薬室から飛び出し、作動稈ボルトを前進させると|.30-60スプリングフィールド《7,62×63ミリ》弾が薬室に装填された。最後に、作動稈ボルトを押し下げると次弾が撃てる。


 金色に塗られた薬莢が宙を舞い、石畳の時計塔床に落ちる・・・。まるで、前世《遠い昔》に戻ったみたいだ。


 騎兵隊の恐怖の顔が照準器スコープ越しに見える、俺に――怯えている顔が。


「最高に、HAPPYだよ。 感謝するよ、この地に転生させてくれたことに」


 口ずさんだこの言葉は、果たして女神に対してなのかそれともJACKAL(ジャッカル)という兵士を狙撃で殺した敵に対してなのか・・・。それは、当の本人(アルトリア・ラーミス)しか知らない。


『空挺部隊より、JACKALへ。 道中の支援に感謝する、総大将――アルトリア・ラーミスも大喜びだ』


 JACKALはフッと笑い、「YOU ARE WELLCOMEどういたしまして」と返した。

種明かしは、次回します・・・。怒らないでぇ~(泣)





評価、感想、誤字報告、ETC、なんでも下さい!


そうじゃないと、俺は栄転できないんだぁ!!(笑)

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