表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いつか魔王になろう!  作者: Red/春日玲音
第一章 魔王になろう

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
53/153

さらば、ミネラルド国

 「よく戻ったな……報告を聞こうか?」

 俺の目の前に、剣闘王サガがいる。

 ここは、ミネラルド国、王宮の謁見の間だ。

 王宮と言っても他国に比べれば簡素な作りなのは、この国の成り立ち、王の成り立ちからして、仕方がないのかもしれない。

 ……まぁ、だからと言って、贅を尽くした王宮がいいと言ってるわけでもないんだけどな。

 「ここで、報告してもよろしいのですか?」

 俺は眼前の王に向かって、そう伝える。

 言外に、ここでバラしていいのか?という意味合いを込めて……。

 「構わぬ、申せ!」

 意味は伝わったのだろうが、構わないという……。

 ここに居る奴らは周知の事なのか、他に何か考えがあるのか……。


 「では恐れながら……。

 まず私は、王命を受けた後パーティ仲間を募りました。

 運よく、カルディとブランという2名が協力してくれたのですが、向かった39層では事前に伺っていたことと違い一つの広間にモンスターがひしめき合っていました。」

 俺はいったんここで言葉を切り、周りに様子をうかがう。

 一部の側近たちがヒソヒソと話をしている。


 「調査の途中で、ブランは先に帰したのですが、戻っていましたでしょうか?何分、私はダンジョンから出た後、直接ここへ呼び出されたため確認が取れないのですが。」

 ……嘘は言っていない。途中と言っただけでいつとは限定していないからな。

 「ブラン殿に関しては、ダンジョンからの帰還の報告を受けておる。其方の救出に行けと煩かったそうじゃ。」

 王のそばに居た、高齢の側近がそう教えてくれる。

 ブランはうまくやったようだ。

 「そうですか……安心しました。調査に行ったもう一人を失ってしまいましたので……。彼はここに戻ることはありませんが、ブランだけでも無事に戻れてよかった。」

 俺は沈痛そうな面持ちで頭を下げる。 

 嘘は言っていないが、笑いをこらえるのが大変だ……

 ブルブル小刻みに震える体を、悲しみに打ち震えていると取ってもらえれば助かるけどな。


 「……取り乱して申し訳なかったです。報告を続けさせていただきます。」

 俺は、気を取り直して王に向かい、報告を続けることにした。

 王の様子を見てみるが、何ら変化はない……。

 

 「39層では先ほども申したように、そこそこの広さの広場が1室あるのみで、そこにモンスターが多数おり、そこでの戦闘はかなり激しいものになりました。

 何とか退けることは出来ましたが、手持ちのアイテムは殆どそこがついた状態です。

 40階層へ降りる前に、入念に仕掛けなどを調べましたが発見できず、私はゆっくりと下へと降りて行きました。

 途中、報告にあったような異常にかかることもなく、降りきった先には扉があり、扉を開けた先には、39層と同じ広場が広がっておりました。」

 そこで俺は、またもや言葉を切り、王を見据え……言葉を続ける。

 「そして、そこに……魔族がいました。」


 ……魔族だと……

 そんな……

 ………バカな、魔族が……

 俺の言葉に回りが騒めく……

 こいつらは知らなかったって事か。

 「静かに!」

 王の怒声が、周りの騒めきを鎮める。

 「それで、魔族とあったお前がここに居ることの意味は?」

 王が、そう訊ねてくる。

 ここだ……ここが分岐点だ。

 正直、どう答えようかさっきまで悩んでいた。


 「……魔族に取引を持ち掛けられました。」

 結局俺は基本嘘を言わない方向で話すことに決めた。

 「無事にその部屋から出る代わりに、国王への伝言を預かっております。」

 周りが一層ざわつく。

 武器を構えるものもいる。

 俺は、以前各所に仕掛けた魔力爆弾の存在を検知しておく。

 この後の俺の言葉に対する反応で、力づくで脱出するかどうかが決まる。


 俺は、サガ国王から視線をそらさずに、言葉を発する。

 「これ以上、このダンジョン……「レミアの穴」に入ってこないで欲しい。古の協定に則り節ある行動を願う……これが魔族からの伝言です。」

 まぁ、直接言われたわけではないが、魔族の希望をそれっぽい言葉にすればこうなるだろう。

 俺は言葉を切り、サガ国王の反応を待つ。

 いつでも、どのようにでも反応できるように、緊張は解かない。


 さぁ……サガ国王はどう動く……緊張の面持ちでそのまま待つ。 

 「よくわかった。下がってよい。報酬の件はギルドに伝えておく。」

 俺は一礼して、謁見の間を後にするが……拍子抜けの感は否めなかった。

 俺が想定してた中では、一番平和的であり、望んでいた事でもあったが、可能性としてはずっと低かった。

 ……まぁ、考えていても仕方がない。

 王が何を考えているかが分からない限り、これ以上は思考の無駄だな。

 それより、状況が変わらないうちに、ここを出たほうがいいだろう。

 とりあえず、俺はブランの工房へと足を向ける。


 「レイ―!。無事やったんやね!」

 俺が店を開けた途端、ブランが抱きついてくる。

 俺は彼女の背中に腕を回し、軽く抱きしめながら、耳元で囁く。

 (そのままで……見張りがついているから、会話は、別れた時の設定の上で。)

 (了解や。)

 「何とか、無事だったよ。今、報告も済ませてきたところだ。」

 俺は、ブランを軽く引き離して声をかける。

 「無事でよかった、無事で……心配したんやで!」

 涙ながらに訴えてくるブランの様子はとても演技とは思えなかった。


 「俺は大丈夫だから……落ち着けって。」

 俺は、ブランを宥めながら話を続ける。

 「この後、ギルドへ行って手続きをしてくる。……遅くても、明日にはここを発つことになる。」

 「……やっぱ、出ていくんやね。」

 「あぁ、出る前にはもう一度顔を出すけどな。たぶん色々頼むことが出てくると思うし。」

 「そか、じゃぁ、晩飯奢ったるさかい、ちゃんと顔出してぇや。……それより300万ミネラは用意してあるんか?」

 「これから、これを売って作る予定だよ。」

 俺はブランにメリア鉱石が詰まったバックを見せる。

 「これはまた……どこで売るつもりや?」

 「あの、ミヤンマ商会だよ。」

 俺は笑って答える。

 「ミヤンマやて?買いたたかれるで?」

 ブランが心配そうに言うが……。

 「いや、それでもアイツは適正価格で買わざるを得ないんだよ。……もし、この量が商会を通さず、安値で市場に出回ったらどうなると思う?」

 ……。

 「そっかぁ、そう言う事かいな。」

 ブランはしばし考え、正解に辿り着いたようだ。

 「そう言う事。今抱えてる在庫が値崩れを起こさない為にも買うしかないって事さ。」

 「やっぱ、あんた、鬼畜やわぁ。」

 「お褒めに与り、光栄ですな。」

 俺達は互いに顔を見合わせ笑いあう。

 「じゃぁ、夜にな。」 

 「気ぃ付けていくんやで。」


 ミヤンマ商会で、メリア鉱石を売り300万ミネラを手にした俺は、そのまま広場のギルド窓口へ向かう。

 「あ、来た来た。レイフォードちゃん、待ってたわよ。」

 キラルゥが俺を見つけて手招きをする。

 「サガ王から話が通ってると思うが?」

 「分かってるわよ。それで、上納金はあるの?」

 俺は黙って、300万ミネラを渡す。

 キラルゥはそれを数え……いいわ。じゃぁタグを出して。

 俺は身分証代わりのタグを渡す。

 キラルゥは、何やらゴソゴソとやり……しばらくしてからタグを返してくる。

 「これで、あなたは今から自由民よ……これからどうするの?」

 「あぁ、この国を出るつもりだが、その前に色々聞きたい……。」


 俺は、キラルゥに自由民の行動範囲や、ダンジョンについての扱い、入出国や持ち物の規制など気になっていることを聞いてみる。 


 確認したことをまとめると……。

 自由民は、街に住居を構えることが出来る。 

 ダンジョンへの出入りは今までと変わらないが、持ち帰ったものについては一部の規制品以外は持ち帰り可能。もちろん、今まで通り買取もしてもらえる。

 入出国に関しては、普通に許可が必要。

 その際持ち込み持ち出しはすべてNG

 ただし、貴族など特権のある人はその限りにあらず。   

 通貨に関してはミネラをGへの換金は出来るが、Gをミネラへの換金は一切不可能。


 「まぁ、そんなところね。他に何か聞きたいことはある?」

 「いや、知りたいことは大体わかった。俺が、今夜この国を出ても、許可さえあれば戻ってきてダンジョンに行くことは出来るって事だな。」

 「そのとおりね。あと、レイフォードちゃんの場合、そのタグを見せれば特に許可はいらないわよ。」

 「え?」

 なんで?訳が分からん。

 「うふっ、その顔見れただけで美味しいわぁ。今回の依頼の報酬で、一等階級叙勲賞がついてたの。これは……まぁ、簡単に言えば下級貴族並みの扱いをしますっていう証ね。だから、ここに居れば、普通の自由民よりはいい暮らしができるわよ?」

 キラルゥがそう言ってくるが、俺がこの国を出ていく意思は変わらないからな。

 「あっと、そうだ、もう一つ聞きたい。住居を俺が買ったとして、そのまま俺が国を出て行ったら、その住居はどうなるんだ?」

 「そうねぇ、館財管理人を指名しておけば、その管理人がいる限りは普通にアナタのものとして扱われるわよ。管理人もいなくて1年手続きもなしに放っておくと接収されちゃうけど。」

 なるほど…じゃぁ、家を買っておこう。

 俺は、前から目をつけていたブランの工房の隣の空き家を購入、管理人をブランに指名して手続きを済ます。

 ついでに、出国の手続きも済ましておく。手続きを済ませたら24時間以内に国を出なければいけないが、飛空艇の本数も多い時間帯なので、問題ないだろう。

 朝の便の飛空艇も予約しておく。

 乗り遅れても、確認もせずに飛ぶから気を付けてねと言いながら予約をしてくれる。

 「今日の明日なんて、せっかちねぇ……国を出る前に、いい事……する?」

 キラルゥが誘い掛けてくるが……。

 「やめておくよ、出国間際なのに、刺されたりしたら敵わないからな。」

 あらぁ、残念とキラルゥが本気とも冗談ともつかない口調で言う。

 「まぁ、とにかく、色々世話になった、ありがとうな。」

 最後だし、ちょっとはまじめに感謝の意を届けておこうと思う。

 「ウン、レイフォードちゃんがいなくなるのは寂しいけどね。またいつでもいらっしゃい。」

 バイバイと軽く手を振るキラルゥに背を向けて、俺は街へ戻る。

 後は、買ったばかりの家を整理したらここともお別れだ。


 「ふぅ……これでいいかな?」

 俺が買った自宅は、長い間空き家として放置されていたが、綺麗にすればそれなりに見えるようになる。 

 と言っても、入り口と一部の部屋しか片づけていないが。

 「リビングは何とか見れるようになったで。」

 ブランが、雑巾を片手にやってくる。

 「どうせ誰も住まないんだから、そこまで気合い入れなくても。」

 「まぁ、せっかくやしな。それに、ここで晩御飯作ろ思うてんねん。だったら綺麗な方がいいやろ?」

 「そっか、じゃぁ、任せるよ。……俺はこの奥の部屋に最後の仕掛け作ってくるから……30分ぐらいはかかるかな?」

 「ええで、ちょうどいい時間になると思うわ。」

 そう言って、リビングに引っ込むブランを見送って、俺は奥の部屋へ進む。


 ギルドから戻って、再度ブランの所に顔を出し、ここの管理人を任せたと言ったところ、たいそう喜んでくれた。

 顔を真っ赤にし、何やら喚き、ボカボカと叩いてくるほど、喜んでくれた。

 表現方法が少し過激だった気もするが……。


 俺が此処を買ったのは、こっそり転移陣を設置するためである。

 実は、ダンジョンにも2か所ほど転移陣を設置しているが、地上にも1か所欲しかった。

 当初はブランに頼み込んで、工房の片隅でも借りようかと考えていたが、キラルゥの説明を聞いて、家を買った方が都合いいことが分かった。

 まぁ、後は……ブランの保険だな。

 大丈夫だと思うが、もし万が一何かあった場合、ブランだけでも、ここから逃げれる道を残しておきたかった。

 転移陣を設置した後、部屋の周りに認識阻害と不可視の結界を張る。

 これで、特定の人物以外はこの部屋に入れないし、部屋があることすらわからなくなった。

 それからブラン用の特定石を製作する。

 ……まぁ、指輪でいいか。

 ちょっと凝ったデザインの指輪を作り、そこに特定石をはめ込む。

 最後に阻害防止と特定の魔法をエンチャントする……行先はどこにするか……。

 現在、転移陣の設置場所は……。

 アルガード王国のカシミアの街近くのミリーの村の教会

 同じくアルガード王国のミスル村の近くの森の隠れ家

 同じくアルガード王国ミスル鉱山内、ドラゴンの祠

 同じくアルガード王国ミンディアの街の教会の裏

 同じくアルガード王国ミンディアの街の近くの精霊の森の隠れ家

 同じくアルガード王国ミンディアの街の北、ヤムロ山脈麓の洞穴。

 同じくアルガード王国ガリヤの街の近くの洞窟

 リンガード共和国 国境付近の森の隠れ家

 同じく、リンガード共和国 獣人の集落近くの隠れ家

 ここ、ミネラルド国、ダンジョン奈落の48階層の片隅の隠れ家

 同じくミネラルド国、ダンジョン、レミアの穴40階層の片隅

 そして、最後がここ、ミネラルド国別荘の1室

 ってところだな。

 まぁ、ブランの転移先は、ミリィの教会の裏にしておくか。


 すべての準備を終え、俺は部屋を出る。

 リビングからは美味しそうな匂いが漂ってきている。

 「うまそうな匂いがする。」 

 俺はそう言ってリビングに入る。

 「匂いだけじゃないで、実際に美味いんや!」

 そう言って、俺に席をすすめる。

 「とりあえず食べよ。」

 俺とブランは、ブランの手料理を楽しんだ。

 ここにきて、初めての暖かなひと時だった。


 美味しい食事と楽しい会話。

 和やかな時間はあっという間に過ぎていく。

 会話が途切れ、沈黙が訪れた時……俺は、さっき作ったものを取り出して、ブランに渡す。

 「ブラン、これ受け取ってくれ。」

 「何やねん、急に……。」

 ブランは戸惑いながら箱を開けて……絶句する。

 「……指輪……どういう意味やねん?そういう意味ってとってええんか?」

 「そういう意味って?」

 ブランが何を言っているかわからん。

 「ウチ、……こういうの初めてやし……本気にするで?」

 「ん?よくわからんが、とりあえずこっちへ。」 

 俺は戸惑っているブランを奥の部屋へ案内する。

 「ちょ、ちょっと待ってや。奥の部屋って……寝室……ちょっと、まだ早いわ。こういう事は順番ちゅうもんを……。」

 何やら焦るブラン。

 「よくわからないけど……とりあえず、指輪はめて。」

 「えーと、ウチも女やさかい、こういうのに憧れはあるけどなぁ……出来たらはめてほしいちゅうか……。」

 そう言いながら、そっと左手を差し出してくるので、薬指にはめてやる。

 「薬指……やっぱ、そういう意味……」


 「わけわからんこと言ってないで、指輪はめたから見えるだろ?」

 そう言って、ベットの横のドアを指さす。

 「え?ドア?……あれっ?」

 俺はドアを開けて、仲にブランを招き入れる。

 「その指輪をはめていないと、さっきのドアも見えないし、中にも入れないからな。」

 通行所みたいなもんだという。

 「何やねん、それ!うち一人で舞い上がって……もう!もう!……。」

 赤くなったり蒼くなったり、忙しい奴だなぁ。

 「なんで指輪やねん、なんで薬指やねん……。」

 ブランがブツブツ言ってるが、何を怒っているのか見当もつかない。

 「ここにあるのが転移陣だよ。俺はこれを使って国を出る。戻ってくるときも、ここを使うと思う。」

 俺は、とりあえず話をすすめることにした。

 「さっきも言ったとおり、ここにはその指輪をしていないとは入れない。つまりブランしか入れないって事だ。……まだ、監視が解かれてるとは言えないし、万が一何かあった場合は、ここを使って逃げるんだ。」

 「ふーん、一応気を使ってくれてんやね。」


 とりあえず説明を終えた俺達は、一度転移陣の部屋を出て寝室に戻る。

 「レイはこの後、すぐ行くんか?」

 「そうだな……。」

 「なぁ、ウチが行かんといて、言うたら、ここに居てくれる?……うち……レイとやったら……。」

 ブランがじっと見つめてくる。

 ……俺が転生したのが此処が初めてだったなら……そういう選択肢もあったかもしれない。

 「……俺は………。」

 「ぷっ、何やその顔。……冗談や、冗談。」

 ブランがケラケラ笑う。

 「な、何だよ……人がまじめに……」

 「女……女が待っとんやろ?」

 「あぁ……」

 「じゃぁ、はよ帰ってやりぃ……。」

 そう言いながら、ブランが近寄ってきて俺の首に手を回し……不意に口づけてきた。

 俺は、彼女の背中に手を回し、そっと抱きしめる。

 ……………。

 しばらくしてブランから、体を離す。

 「バーカ、はよ帰りぃや!バーカバーカ!」

 バカーと言いながらブランが部屋を出ていく。

 よくは見えなかったが、眼に涙を溜めていたみたいだった。


 「……はぁ……ごめんな、ブラン。」

 俺は暫くの間、ブランが出て行った扉を眺めていた。


 そして、すべてを振り払うように頭を振ると、もう一度転移陣の部屋へ入る。

 俺は、転移先の事など、簡単にブラン宛の手紙を書いて目に付くところへ置いておく。

 それから、自分の装備を確認。 

 と言っても、腰に刺した聖魔剣ファリスと、ファーの精霊石の欠片をはめ込んだブレスレットだけだが。

 ふと、ポケットの中の異物に気付く。

 ポケットから取り出したものはネックレスだった。 

 中央に大きめの魔結晶、その周りに小ぶりではあるが質の高い属性石をあしらってある。

 一目見て、ブランが作ったものだと分かる。

 特性は加護が掛かっているだけで、十分余力が残っている。

 後は自由に好きにつけろって事かな?

 ……ブランらしい。

 俺はクスリと笑うとネックレスをつける。


 さて、まずはミリィ達の無事を確認しないとな。

 俺は転移陣に乗り、起動させる。

 行先は……ミンディアの教会だ。

 パワーアップしたレイフォードが、ようやく娑婆に出ます。

このまますんなりと合流できるのか、またまた、何かトラブルに巻き込まれるのか……

それはミィルの紡ぐ運命の糸次第……ですw

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ