02
ダンスにマナーレッスン。剣の稽古。流石に5歳児の体力的に限界がありますわーあと20歳過ぎの人にとって精神的にきつい。
「でも、今までの中できっと楽しいかも」
外で遊ぶって事も友達もろくに作らなかったしどちらかと言うと隠キャのオタク。しかも、頭脳派だから運動系は、ミジンコ並みだったな。でもいくら勉強が出来ても何もかもダメだったけど…にしてもこの家の書庫って図書館並みの量だよ。本好きの私には、たまりませんな
「キモい顔して本を選ぶな」
「あ、いたんだ。ダイヤお兄様」
「いたんだって…ダンスとマナーレッスンに剣のお稽古は、どうだった?」
「聞かなくてもお分かりなのでは?」
そう言うとダイヤは、ニヤリと笑い椅子に座った。顔は、良いけど性格は、悪いからきっとわざと聞いたのだろう。心が読めるからね。うん。
心が読めるのは、厄介だよな。嫌な事も良いことも悪口も好意も無意識で聞こえるならとてもしんどいだろう。全ては、綺麗な事ばかりじゃあない。汚い部分も見たくない物もあるのに彼は、人の嫌な部分まで聞こえてしまう…
「…お前って…」
「なに?」
「何でもない。剣の才能は、ありそうか?」
「全くもって全然だね。絶望的だよ」
不幸体質のせいで、剣が手から吹っ飛ぶし剣がダメならって、槍にすると槍が手から吹っ飛ぶし吹っ飛び放題だった。
「本当に地獄図だったよ。素晴らしいほどにね」
「むしろ不幸体質の以前の問題なのでは?」
「……もしかして私のスキル問題!?」
コハクの不幸体質のスキルではなく私の運動音痴と言うスキルのせいなのか?そうなのか?確かにダンスなんて、先生が不思議に思うほど下手になったと言われたけど…
「私の才能問題…っく…」
「体は、コハクだけど魂は、お前だからな。にしてもリズム感もないって事は、音痴か?」
「おや、お解りかい?そう、私は、キラーボイスですがなにか?」
人殺し並みの音痴。私の武器ってこれで良いのかな?
「ダメだろ?」
「はやり、だめですか…魔法の勉強は、楽しいのになぁー…でも何かをするって楽しい」
幸せって何だろって考えたけどやっぱり今を楽しめないと幸せになれない。誰かに愛されることが幸せではないし
「お前は、自分が好きなのか?」
「あは!そんなわけないじゃん大嫌いだよ」
ケラケラ笑いながらそう言った。私は、自分自身が嫌いだ。親にも反抗できなかった。働いていた仕事場でもやり方が間違たことをしている人にも何も言えずただ言う事を聞いているだけの自分が好きになるはずがない。だから独身のまま死んでしまったけどね。
「愛された事は?」
「無いよ。お母さんは、人生は、金があれば解決するって言う人だし、お父さんは、早死にしてしまったし…友達も恋人も居なかったし寂しいボッチでしたよ」
「寂しいやつだな」
「……てへ♡」
私の性格も問題があると思うけど隠キャであるために外で遊ぶって事もしなかった。と言うよりも遊び方を知らない人だったかな…ゲームや漫画にアニメ…小説も読んでいたからね。
「はー…何の本を読んでいるんだ?」
「妖精や他種族、動物など生き物についての本」
「珍しいのか?」
「私がいた世界には、居ない物だからね。妖精や他種族なんて私にとって非現実的だから本の世界にしか存在しない生き物だったよ」
そう言うと驚いた顔になりしばらく考えた。
「魔法も無かったんだよな?戦争が無かったのか?」
「あるよ。私がいた世界は、科学が発展した世界で、銃や爆弾にミサイルと言った火薬を使った物などを使うよ。当然剣や槍に斧、弓矢など金属を使った刃物も武器として殺し合うこともある」
「銃って何だ?」
え?その質問ってなに?まさかこの世界には、銃が無い?って事は、火薬もないのか?いや魔導学が発展した世界だから科学が発展していないと考えよう。どう説明したら良いのだろうか…銃が無いって事は、大砲も無いだろう…
「ゴム…ある?」
「ゴムならある」
「りょ…それなら…ゴムを持ってちょっと森まで付き合って」
そう言って服を着替えて2人で森に向かった。一箱分の輪ゴムを持ってきたダイヤは、不思議そうな顔で私を見る。
「何をするんだ?」
「本物は、無理だし科学が発展していないならパソも3Dプリンターでさえも無いだろうから子供らしく子供のおもちゃを作ろうかと」
「令嬢は、こんな事をしない」
言われてみればそうだ。一様、この家の令嬢。中身が庶民だからそう言った行動は、解らない。
「てへ♡」
「うっっっざ!」
変顔をしてそう言った。だんだんダイヤは、私のペースにハマったな。計画通りだ。子供は、子供らしくすれば良い。無理に大人ぶらなくても良いんだ。って言うのは、ほっといて…良い感じの枝が無いかな…本来は、割り箸で作るんだけど…真っ直ぐで丈夫そうな枝は…あった。これをこうしてこうやって組み立てっと出来た。即席の輪ゴム鉄砲!とパチンコ
「これは何だ?」
「輪ゴム鉄砲とパチンコ。殺傷能力は、魔法を使わない限り無いけど…」
木に向けて輪ゴム鉄砲を打ってみるとなかなかの出来だ。うん。私にしては、傑作。そしてパチンコも上手くできてる。ふとダイヤを見ると目をキラキラして輪ゴム鉄砲をまじまじ見つめている。
「やってみる?」
「ああ」
偉そうな顔をしているが、嬉しそう。可愛いなこの子は…1発、2発と撃つたび目を輝かせさらに嬉しそう。やっぱり子どもだ。
作ってから思ったけど…このパチンコは、使える…子供の力でも案外飛ぶし私の新しい魔法ライトニングを弾に込めれば殺傷能力が出てくる……でも問題なのは、壊れやすい事。木の枝とゴムで作ったパチンコは、剣より安全だが、金属ではない為に簡単に劣化しやすいし力を入れれば直ぐに壊れる。それに丸くて硬いのが必ずもきのみや鉄球…言わばパチンコ玉が近くにあるとは、限ら無い。
「…これが鉄砲か?」
「…本物とは、程遠いよ。モデルガンでも無いし玉となる物がゴム。仕掛けなどを考えると魔法がない世界にとっては、安心安全だしね。当たると痛いけど」
「魔法がない世界は、大変だな」
そう言って輪ゴム鉄砲を私に渡した。確かに私がいた世界は、スマホや電子機械が発展したせいで、あまり自分で考えたりわからない事を辞書で調べたりと言った行動をせずスマホなどで検索すれば知らない事をすぐに知る事ができる。
それは、簡単だけどその場でなんとなく知ってなんとなく覚えるだけ行動が簡単になるほど記録に残るけど記憶には、残らない。天才な人を除いて私の様な一般な脳みその人にとっては、赤ずきんの様に質問すれば簡単に答えが見つかると勘違いし調べる事すらしない人もいる。
「そうね。でも魔法がなくても戦争や犯罪など殺し合いある。罪を犯すのも人間でその罪を裁くのも人間。私がいた世界は、人間が生き物中で1番脳が優れいるけど1番脆くて愚かな生き物だから自分たち以上に優れ知らない生き物を未確認生命体って恐れていた」
「……知らない事は、この世界でも恐ろしい事だ。お前がいた世界だけの話ではないよ」
MPやHPがゲージとして見られるゲームや漫画にアニメの世界の様に…勇者や魔王がいる異世界の様な世界ではないこの世界は、お互いに共存し合い理解する事を選んだとすれば私にとっていくら知らない事だとしてもほのぼの異世界生活ゲームになってしまうのだ。しかし幸せにならないと死ぬと言う呪いと不幸体質と言う呪いにかけられているコハクにとってほのぼのでは、ならなかったのだろう。
「まー私にとっては、知らない事が多すぎてもう恐ろしい気持ちなんて麻痺っているし…それに刺激が多いほどボケ無いって言うから不幸体質も楽しむしか無いね」
「見た目が5歳児でコハクな癖になんかムカつく」
「中身が二十歳越えだから私にとって君は、背伸びした無知な子供しかない」
そう言って頭を撫でた。大人挽いているけどダイヤは、子供だ。子供を守るのは、大人の役目だとよく言う。オニキスだってコハクを守ろうとしている。しかしこのダイヤは、何時もコハクに会いに屋敷に来てくれるが、両親を一度も見た事ない。
と言うか、コハクには、ダイヤ以外に友達が居ないのだろうか…友人と言える人からの手紙などを見た事がない。いくらレッスンなどによるお稽古が、あるとしても五歳児にとって遊びたい盛り…お茶会と言う物などがあっても良いじゃないかも想うが…同世代による招待状すらもないとすれば、やはり不幸体質による物だろうか…
「その前に君以外にコハクに友達は、居ないの?」
「居ない。自身からそう言うのを避けているといだ事だろう…殆ど部屋に篭って刺繍や本を読んでいた」
「……少しでも信頼する人を増やした方が良いかも…隠キャである私が言う様な物では無いけど…」
友達は、必要だ。私の様な人生を歩ませなくない。親に愛されていた子をあんな寂しい思いなんてさせたく無い。武器については、後ほどにして…先ずは、友達を作って陽キャにしないとダメだ。
せっかく異世界に来たんだ。エルフや人魚に獣人など他種族の友達が欲しい。
「お茶会を開いて、友達大作戦だ!」
「なんだよそれ」
「コハクには、私のようになったらダメだから…誰かに愛され誰かと一緒遊んで、馬鹿な事をしたりいっぱい楽しい事をすればきっと生きている事が幸せって思える様になるって私は、思うの。コハクの未来が私にかかっているなら…私が歩んだ道とは、違う未来を目指すしか無いんだよ」
誰にも愛されず独りぼっちで、生き場所も知らず死んでも誰も悲しまないであろう私と違って、コハクは、両親からも許嫁として兄の様にコハクを大切にしているダイヤがいる。
空っぽの世界では無い。絶望するのは、まだ早い。だってまだ五歳児だ。何も知らない子供が、イージーモードで躓いて苦しむには、まだ早い。
「それに独りぼっちって寂しいんだよ。生きていく事が辛くても誰かが救ってくれる訳でも無いし孤独で、苦しくて寂しくて、誰かが話している話し声や笑い声でさえ悪口やバカにされているように聞こえて…勝手に嫉妬や憎悪を向けてしまう。だけどそれじゃあこの子が幸せになれない。この子が幸せになるには、自ら陽の光に当たるしか無いんだよ」
「……稽古は、どうするんだ?」
「当然稽古も大切。自分の身は、自分で守るって思っているからね。それに武器になる物は、探せばたくさんあるよ。絶対に刃物じゃ無いとダメって決まりはないからね」
先が尖っている物ならペンだって武器になるし傘やフライパンにバット…遊び道具から日用品にキッチン用品、文具…身近な物を使った物を武器としているゲームなんか少なくない。だからそれらを元にして安心安全で、いざと言うとき使える武器に選ぼう。っは…
「おたま(剣として)と鍋蓋(盾として)で戦えるかな?」
「料理長に怒られるぞ」
「やっぱり?」
そして軽い気持ちではなく本気で真面目に考えないとダメなやつだもしれないからパチンコは保留にしよう。
数日後、同世代の子供を私を含めて4人集めてお茶会を開いた。お茶会って言ってもコップには、オレンジジュースだけど…にしてもオニキスよ。厳選ミスなのではないだろうか?
「やっぱりわたくしは、オレンジジュースよりもりんごジュースの方が好きですわ」
さっきからずっと1人で喋っている子…確か名前は、クリスタル。
「………」
人形の様に何もアクションをしない子…名前は、エメラルド。
「すやー…」
座ったまま寝てる子…名前は、サファイア。
なんなのこの子達…イメージと違う…お茶会ってみんなでお喋りして、美味しいケーキやお菓子を食べて楽しいイメージなのに…居眠りネズミに三月うさぎと帽子屋にが厳選された様な感じじゃあ無いですか?っていう事は、私…アリス?アリスなのかい?
「今日は、お天気もよろしくて本当に良かったですわ」
「…花も咲き乱れ香りも一段と際立つ日にお茶会も良いですね」
「フフフ、そうですね。それよりもそこの人!さっきから黙りだなんて、失礼だわ!こっちは、寝ていますし…常識を知らないのかしら!?わたくしたちは、招待されているですよ!」
あらこの帽子屋のことクリスタルは、常識人の様だ。するとエメラルドは、私を見て
「別に僕は、パパに言われて来ただけだし…好きで、来たわけないし…対面で話すなんて僕は、無理だし…少人数だからって言われて来たけど…喋らないとダメって決まりはない」
この子は、隠キャのコミ障っと言ったことか…私と似ている…少し親近感が湧く
「ちょっと起きなさい!」
「ん〜何?わーお菓子がいっぱいだ〜サファイア、このチョコ大好きなんだ〜」
「聞いてないわ!何で寝ていたのかしら?寝ていないですの?」
サファイアは、チョコを食べながら
「寝ているよ〜サファイアは〜魔法を使うと眠くなるんだ〜」
「魔法を使ったんですか?」
「うん〜此処に来る前に〜弟が〜お空を飛んで雲の綿飴をたくさん食べる夢を見たいって言うから〜使ったんだ〜」
夢の魔法か。にしてもこのサファイアって子の喋り方眠くなる。
「弟は〜病気で出られないから〜夢だけの世界だけどいっぱい色んなところに〜行かせたいから〜魔法を使っちゃう〜」
「サファイア様は、優しいお姉さんですわね。怒って、ごめんなさい」
「良いよ〜寝ていたのも〜事実だし〜君は、どうして〜怖がっているの〜」
そう言ってサファイアは、エメラルドに話を振った。あまり隠キャを弄るのは、おすすめしないけど…
「怖がってないし…こう言う空間が嫌いなだけで…お菓子は、美味しいけどお外は、眩しいだけだし花の話なんて意味わからないし」
「じゃあ何だったら良いの〜好きなの教えてよ〜」
「……笑ったりしない?」
「しないしない〜サファイアは、好きな食べ物は、チョコで〜ビーズアクセサリー作りが好きだよ〜」
女の子らしい!良いお姉さんで、女の子らしいって羨ましい!
「わたくしは、ラズベリータルトが好きですわ。まだ未熟ですけど、ピアノの演奏が好きですわ。コハク様は?」
「私!?」
私が好きな物は…あるけどコハクの好きなのは、解らない…
「私は、プリンが好きで本を読むのが好きです。これで後は、サファイアさんになりましたね」
「…僕は…アップルパイが好きで…ボドゲーが好き」
ボドゲー!!本好きだけどゲームも好きな私にとってボドゲーも当然ながら好きだ。隠キャだし仲良くなれそうな気がする。
「今度、皆さんが好きと言っていた物で、順番に遊ぶと言うのは、どうでしょう?出来るかどうかでは無く皆んなで、何かをするっと言うのは、きっと楽しいと思いますわ」
「良いね〜サファイアもクリスちゃんに賛成〜」
「私も賛成です。エメラルドさんは、どうします?」
エメラルドは、目をそらし髪の毛をいじり始めた。これは、きっとストレスを合図だ。
「別に僕がいなくても良いじゃん…3人でやれば?」
「ぼどげーと言うのをわたくしもやってみたいですわ。知らない事をするのは、楽しいことだとわたくしのお父様も言っていますの教えてくださるかしら?」
「……どうせ僕と遊んでも楽しくないかもだけど…そこまで言うなら教えてあげても良いよ」
上から目線。ネガティブな言い方で上から目線!なんて言うキャラ…好きだ。肉垂らしほど可愛い。フレンドリーの陽キャのクリスタルとマイペースでおっとりお姉さんキャラのサファイア。いいコンビになりそうだな。
「では、わたくしたちは、今日からお友達ですわね」
そう言って微笑んだ。可愛い。この3人可愛いすぎる。癒される。これが友達という物なのかい?私…初めての友達なんですけど…!元の世界では、ボッチだったからこんな経験初めてすぎて、辛い。ふと、エメラルドは、頬を赤らめてほんの少し微笑んだ。
「友達…」
「そうですわ。わたくしたちは、友達ですので愛称やあだ名で、呼び合いましょう。わたくしは、さっきサファイア様が言った通り“クリス”とお呼びください」
「サファイアは、皆んなからサーちゃんって言われてる〜」
「…僕は…あだ名なんて無い」
「私もです」
そう言うもサファイアのことサーちゃんとクリスタルのことクリスは、お互いの顔を見てにっこり微笑み
「今からあだ名を考えましょう!」
「そうだね〜エメラルドちゃんは〜長いからエメちゃんで、コハクちゃんは〜変えどころがないからコハクちゃんってどう〜?」
「良いですわね!エメちゃん!素敵ですわ!
確かにコハク様は、コハク様のままのほうが素敵ですわね」
「じゃあ、御三方〜これからもよろしくね〜」
そう言ってサーちゃんは、微笑んだ。私だけあだ名が無いのは、不満だけど確かにコハクだけ変えどころが無い。長く無いし言いにくいわけでも無い。
お菓子にジュース…お喋りが続き3人が帰る時間になり見送りすることになった。
「コハク様今日は、ご招待ありがとうございました。とても楽しかったですわ」
「今度は〜サファイアの家でやろうね〜」
「僕は、外じゃなかったら呼んでほしい…かな」
最初は、どうなるかと思ったけど楽しかった。友達ってこんな感じなのかな?誰かと触れ合うって楽しいって思うのは、初めてかもしれない。
今回で解った事は、何か私がアクションをしない限り不幸体質によるイベントは、何も起きない。椅子に座ってお喋りをしているだけなら大丈夫。って事は、サーちゃんが言っていたお互いの好きな事をするとなると何か起きてもおかしくない…
そして、やっぱり石言葉を知る必要性が高い…石言葉…花言葉と同様、宝石にも込められた意味がある…何の関係があるのか解らないけど宝石の名前が多くあるって事は、この世界には、宝石が無い可能性もある…一か八かだが、家の書庫にあるだろうか…
「さてさて…どうしようかな…」
約束をしたのに何もしないわけでは、ダメだ。しかしながら行動すれば何かがある。進んでも立ち止まっても蛇がいるなら何もしないで待っているよりも進んだ方が良いのかな…
でも前みたいにオニキスの時の様に巻き込んでしまう場合もある。相手は、子供…命の危険があったら対応が出来ない。
「とりあえず…次会うまでに武器を厳選するしか無いってことかな…宝石については、本で調べて…」
幸運にも火を使ったり刃物を使う様なお菓子作りが好きって子が居なかったけど何が起きるか解らないのが怖いし…やっぱりパチンコだけでも持ち歩こうかな…