フライングスタート~100日と10日前~
さて、書き始めようとは思い立ったがどうしたものか。
実は彼と別れる予定の日にちから逆算すると、現時点は110日前…つまり100日以上前になります。フライングスタートもいいところです。まぁ、書きたくなったのでまずはやってみようと思います。私は考えるよりまず行動の人間なのです。初投稿にて多目に見てやってください。
というわけでまずは自己紹介を。ペンネームは春樹絵里、性別は女性、年齢は30、趣味はカラオケと読書、美味しい物が大好きですが偏食家、属性はツッコミ、あとシスコン。付き合って9年になる初彼氏と同棲中ですが、この度別れを決意し、この文章を綴っております。
そして彼ですが、私よりも年下で元々妹の同級生。引きこもりオタクで軍事物系のネタとか好き。なろうユーザーです。マンガ・アニメ・小説なんでも見ます。一日中パソコンの前にいる人です。
私と彼との関係ですが、大学生時代(私・妹・彼は3人とも違う学校)に妹を通じてなぜか共に遊ぶようになり、私から告白をして付き合うことになりました。ちなみに、後に彼から「告白させるように仕向けた」とカミングアウトされています。
付き合い始めた頃学生だった彼は無事に就職しましたが、その後精神病を患い一時ヒモでした。ようやく復帰してからも何度か転職を繰り返し、仕事をしていてもしていなくてもお金が足りなくなれば私に無心するのが当たり前になっていました。ついでに家事もほとんどせず、生活費を浮かせるために私が実家から出て同棲を始めても、彼は家事を手伝うことはほぼありませんでした。頼めばゴミ捨てと米研ぎくらいはやってくれます。同棲開始から今まで、一緒に食品の買い物に行ったためしはありません。それどころか同棲後ご飯を一緒に食べるのは月に1~2回、放っとけば朝から晩まで1日中パソコンをいじり私には構わない、あげくデートすら何度も誘ってようやく数ヶ月に1回程度。そんな状態です。
さて、そんな「見るからにダメ男」を私が今まで見捨てなかった理由はただひとつ、「病気を理由に見捨てたくない」という思いからです。世間から理解されにくい精神病を患った彼を支えなければと思っていました。つい半年くらい前までは。
では、彼と別れる理由は何か?「病気じゃなくてもこいつはずっとこうだ」と気付いたからです。
精神病は自分で感情や行動がコントロールできなくなる病気です。今までできていたことができなくなったり、やろうとしても体や心が追いつかなくなり、更に追い詰められることもあります。でも、四六時中そうではないはずです。元気な時や比較的マシな時には動けるでしょう。彼は動画や漫画・小説を見ては笑い、暇があればなろう小説をひたすら執筆し、麻雀に出かけることもしばしばあります。けれど相変わらず家事をすることはなく、ご飯も睡眠も会話や触れ合いさえ自分のペースでしかせず、こちらに合わせてくれることはありませんでした。ようやくそれに気付いて、今回の別れを決意したのです。
散々悩み、友人達にも相談し、数ヶ月して心を決めて色々と吹っ切れました。しかし、すぐに別れるには金も根回しも足りません。元々は彼の家に私が押しかけ同棲開始しています。家電家具の検討も部屋探しも、この年齢になって初めて行います。また、ただ別れると突きつければ彼は自殺を図ろうとするでしょう。さすがにそれは本意ではありません。
そんなこんなで私の人生における最初で最後(になる予定)の「別れるまでの準備にかける100日間の様子」を綴ってみようと考えてこの文章を書いています。ただの愚痴になる日もあるかもしれません。毎日は更新できないかもしれません。しかし、それでも良ければお付き合いいただけると私は嬉しいです。
そして皆さまにお願いです。先程書いた通り、私の彼はなろうユーザーです。「あれ、もしかして春樹の彼氏ってこいつじゃね?」という人物がいたとして、それを何かに書いたり誰かに知らせたりはしないでください。ランキングにも載らない知らないユーザーの小説はわざわざ読まないとは思いますが、もし万が一彼に伝わってしまったら多分計画諸々壊れてしまいます。なら書くなよと言われそうですが、この貴重な体験を記録したいのです。少なくとも予定の100日が(今現在でいうと110日が)過ぎるまではあまり拡散しないよう、こちらでも設定等の対応はしますので、わがままではありますが、ご協力をお願いします。
とりあえず、今日はここまで。