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異世界コンタクト冒険記  作者: 秘ナツキ
15/17

15話 スキルと冒険者ギルド

お待たせいたしました!最近なかなか時間が取れず…

お楽しみいただけると嬉しいです。




皆の者おはよう!今日は非常に良い日だな!天気もいいし、体調もいいし、良いことしかないではないか!

朝目覚めてなぜこんなにテンションが変なことになっているかというと


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 鈴野 優衣 (人族)lv1

HP 10/10 MP 1180/1180


[筋力]16

[防御力] 8

[俊敏]17

[器用] 7

[魔力] 20

[幸運]56

[スキル]

<MP枯渇耐性:1>


[サブスキル]

<吸魔:2><吸魔経験値上昇:2>

<鑑定:2><鑑定経験値上昇:3>

<解読:3><解読経験値上昇:3><解読必要経験値減少:1>

<記眼:2><記眼経験値上昇:2><記眼必要経験値減少:1>

<通訳:3><通訳経験値上昇:3>

<読眼:3><読眼経験値上昇:3>

<吸収:3><吸収経験値上昇:3>

<理解:3><理解経験値上昇:3>

<遠視:1><遠視経験値上昇:1>

<地図:1><地図経験値上昇:1><地図必要経験値減少:1>

<魔力変換:2><魔力変換経験値上昇:2><魔力変換必要経験値減少:1>

<洗浄:1><洗浄経験値上昇:1>

<乾燥:1><乾燥経験値上昇:1>

<身体負荷 :1><身体負荷経験値上昇:2>

<身体負荷時ステ率上昇 :1><身体負荷時ステ率上昇経験値上昇:2>

<回復:1><回復経験値上昇:1><回復必要経験値減少:1>

<空歩:1><空歩経験値上昇:1><空歩必要経験値減少:1>

<妄想:1><妄想経験値上昇:1><妄想必要経験値減少:1>


<コンタクトレンズ生成経験値上昇:1><コンタクトレンズ生成必要経験値減少:1><生成時消費MP減少:1>


<経験経験値上昇:3>

<MP消費減少系経験値上昇:1>

<必要経験値減少系経験値上昇:1>

<必要経験値減少系必要経験値減少:1>

<経験値上昇系必要経験値減少:1>

<MP消費減少系必要経験値減少:1>


[エクストラスキル]

<コンタクトレンズ生成:2>


[称号]

<コンタクトレンズ生成者><招かれた者>


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


吸魔と魔力変換のlvが上がっただけじゃなく、今までそこにはなにもなかったというのに今あるそいつは


MP枯渇耐性!


スキルの欄だよスキル!ようやく僕自身にスキルが付いたんだよ!ちょっと地味な気がしなくもないけどそこには目をつぶって。


「ようやくスキルゲットか…」


今思うと全部のスキルがコンタクトのおかげで手に入ってて、努力はしているけどこれって他の人から言わせてみれば


「チートじゃねぇか!」


と怒られてしまいそうだ。まぁ、自分でもわかっているし、これも僕のスキルだと思えばそれが僕の強さなのだから…っといかんいかん!

誰に言い訳しているのかわからない思考を頭を振ることで頭の外から出す。

それでも!毎日毎日、気持ち悪い波を乗り越えて手に入れたスキルだ。MP枯渇した際に気持ち悪くなるあの現象が和らぎそうだ。それはすごい助かるな。


そして僕は昨日の妄想戦闘で今日のやることをもう決めている。会話も昨日の時点で問題なくなっていると思うし、恩返しもしていきたいし、そろそろ頃合いだろう。


「シルエットさんにも挨拶したいしね。」


今日の予定は冒険者ギルドへ向かうことに決まっている。

《回復》で筋肉痛を治してから、魔力変換を少しだけして勉強をすることにした。

そして朝食の場、みんなでご飯を食べている時に僕は切り出した。


「今日は冒険者ギルドへ行こうと思います。」


ディンさんとキャルロイさんは少し驚いた様子で、クレアちゃんは目をキラキラさせて僕の方を見ている。


「昨日も思ったが流暢に言葉が出るようになったな。なんていうか、成長がとてつもないな!」


と笑いながらディンさん。


「本当にそうね。なんだか嬉しくなるわね。」


と微笑みながらキャルロイさん。


「ユーイ!そとにつれていってくれるんだよね!」


と満面の笑みでクレアちゃん。

僕の頬も自然と緩む。なんて暖かいんだろう。


「冒険者ギルドに行くってことは、冒険者登録をするのか?」


「はい、その予定です!」


そう、なにもシルエットさんに挨拶するためだけじゃないのは言わずもがな。会話さえ出来れば簡単な内容のクエストを受けれるだろう。

ペットが逃げたから捕まえてくれ、とか!


「なら簡単な模擬戦があるからな。気合い入れていけよ?」


とニヤリと笑いながら言うので


「もちろんです。」


とニヤリとしながら返すと、僕も例外なく爆笑が巻き起こった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


冒険者ギルドはお昼時ということか出入りがそれほど多くない。みんなクエストを受けに出かけているのだろう。さて、毎日濃い時間を過ごしていたせいかここに入るのも久しぶりに感じるけど、対して日数も経っていない。

なのにこんなにドキドキするのは試験があるせいなのか、それとも夢にまで見た冒険者になれるからなのか。紛うことなき後者!

いつもの伸びを一つ


「ふぅ、…よし!」


僕は扉を押し開けて中へと入る。受付にはほとんど人はいないが、酒場には結構人がいるんだな。昼時だからご飯でも食べてるのか?それにしてはお酒臭いことからこのあと仕事はしないのだろう。

受付の前にいる人たちの中に仕事で来ている人もいるのだろうが受付嬢に絡んでいるのもいる。

ちなみにシルエットさんも絡まれている一人である。絡んでいるのはどこかチンピラ風の冒険者で、剣と盾を持っている。

話しかけられているのに相槌のみで全く顔を合わせようともせず、手元の資料になにやら記入をしている。チンピラは話を全く聞かないシルエットさんになにやら怒った様子でなにかを言って酒場の方へと向かった。

酒場へ向かった男をチラっと見てからため息をついているシルエットさんの元へと向かう。毎日数百人の顔を見てるんだから僕のことは覚えていないかもしれないけど、お世話になった人だ。また覚えてもらおう。


「こんにちは、シルエットさん。」


僕が挨拶すると少し目をつぶって先ほど男の人をチラっと見たときの目を僕へと向けた。


「なにか…あら?」


目をパチパチと瞬かせてから不思議そうに首を傾げながら


「ユウイさん、ですよね?お話出来たんですか?」


僕のこと覚えててくれたんだ!シルエットさんの記憶力はすごいな。


「はい、ユウイです!この数日間ずっと勉強をして話せるようになったんですよ。」


さすがになにも話せない状態から数日勉強しただけで、ここまで話せるようにはならないが、シルエットさんは受付嬢としての決まりか、深く詮索はしてこなかった。


「…そうなんですね。それでは、改めまして冒険者ギルドへようこそ。本日はどうされましたか?」


先ほどのチンピラとの対応とは違い、微笑みながら僕の目を見て言うシルエットさん。


「冒険者登録をしたくて来ました。」


「冒険者登録ですね、かしこまりました。ではこちらの書類に記入出来ることだけを記入してください。」


紙を見てみると登録時の名前、年齢、職業や生まれた場所など色々とある。

登録時の名前…つまり偽名ってことか?偽名は使う気ないからいいか。あ、名前だけにしといた方がいいかな。

職業って…学生?いやいや、こっちの世界だとニートか…。ニートかよ!うん、そういうことじゃないよね、多分剣士とか魔術師とかそういうことだろう。まだ武器もないし決まっていないから書けないな。

そうして書けるものがほとんどなかったので書けたことを伝え、その紙をシルエットさんに渡す前に横から紙を奪い取られた。


「おいおい、お嬢ちゃん。ここは遊びで来るようなとこじゃないんだぜ?」


先ほどシルエットさんに話しかけていたチンピラだ。というかここでフラグ立つんだ。遅くね?


「ほとんど空欄じゃねーか!隠すようなことしかねぇのか?ん?」


「リーダーまた新人に絡んでるんすか?前みたいに辞めちゃいますぜ?」


「…コイツ何処かで見なかったか?」


二人追加しての登場だ。その二人は数日前に裏路地に突き飛ばしてきた二人組みである。まさかの冒険者だったのか。


「…モルドさん、次問題行動になることをすれば今度は罰を与えられますよ。」


「随分とこのガキの肩を持つじゃねぇかシルエットちゃんよ?今日のところは引きあげるとするがー」


紙を机に乱暴に起き、僕の方を見て小声で


「面白くなりそうだ。」


そう言い残し、出口へと向かっていった。

うわぁ、絶対厄介なやつに目つけられた!面倒事になる予感しかしない。


「ユウイさん、申し訳ございません。」


なぜかシルエットさんが謝ってきた。


「え。いやいやシルエットさんのせいじゃないですし謝らないでくださいよ!」


シルエットさんは苦い顔をし、しばらくして


「あの方…モルドさんには気をつけてください。」


なにやら不穏な気配がするぞ。


なにやら不穏な空気が流れ初めてしまいましたが、この先の展開は特に考えていないのでもしかしたら何も起きない…かも?(笑)

伏線回収?なにそれ、そんな高等テクニック扱えません!

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