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第2話 その者は【イヴ】
さて、話は地下都市の学園にうつる。
沢山の男性生徒が人口太陽と芝生が生い茂る
街道を学園に向けて歩いていた
ある生徒は友人と今日の課題の話題
ある生徒は今日の授業の内容を
数々の話題で盛り上がってる中
男子生徒達が次々と道を開け始めた
それもそのはず男子生徒は人類最後の女性
その名は【イヴ】
人類の希望の象徴だったのだ
生命の象徴である緑黄色のセミロングの髪
洗練された白いドレスとスタイル
そして…希望の証の黄金の瞳
堂々とした態度で男子生徒達が開けた道を
学園に向けて歩み進んだ
そして教室
彼女はふてぶてしく席についていた
つまらなかったのだ、この日常が
誰も私を傷付けない、蔑まない、越えようとも
何もしない。ただ敬い崇めるだけだった
授業もそう。全て習ったものばかりだ
地上はもう人類が住めない事も知っている
成績も全て優秀
知識、体技、精神、全てにおいて優秀
日常のほとんどは寝て過ごしたり
居住区にたまに現れる魔物【アクリダ】
相手に戯れているぐらいだ
上の連中からは止めろと言われているが
そんな事知るか。退屈なんだよ。
だが、一番つまらないのは…
第3話に続く