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思いのほか疲れていたみたいでよく寝れた。
それに木の上で寝ていた時とは安心感が違う。
巣穴を手に入れて本当によかった。
さて、起きたばかりだけど昨日の続きをしよう。
えっさっほいさ、えっさっほいさっとー。
結構、慣れてきたから、いい感じに作業が進んだ。
熱中しすぎて広げすぎた感じもあるが、狭くて使えなくなるよりはいいだろう。
時間はかかったけど長いことやってたって気はしないし。
それでも数時間以上は経ってそうだが。
まぁ作業は終わったし、そろそろ飯にするとしよう。
ぺろっと子ネズミを飲み込む。
一匹じゃもの足りなくて三匹食べてしまった。
これは狩りにいかないといけないな。
しかし、今日はだらだらしときたい。
一仕事終わって、特にいますぐやらないとってこともないし。
周辺がどうなってるかは見といたほうがいいけど、狩りに行く時で大丈夫だ。
なので今日はゆっくりする。
尻尾で遊んでいたら、外から悲鳴のような大きな鳴き声が聞こえてきた。
お?なんだ?
うーん、危なそうだし巣穴の中にいたほうがいいと思うんだけど、ちょっと見てみるか。
巣穴から頭だけ出して外の様子をうかがう。
そこには大きなトカゲのようなやつがいた。
なんだあれ、でかすぎだろ。
三メートルくらいはあるんじゃないか?
尻尾も入れたら四メートルはありそうだ。
体を覆っている暗褐色の鱗は一枚一枚が俺の頭よりもずっと大きい。
トカゲというよりもファンタジーとかで見るドラゴンみたいだ。
そいつは一心不乱になにかをむさぼっている。
オーゥ……。
よくは見えないけど、毛皮からして昨日見た狼の一匹だと思う。
なにがあったのかわかったので、そそくさと巣穴の中に戻る。
しかし、あのトカゲというかドラゴンみたいなのはなんだ。
あんなの見つかったら大騒ぎどころじゃない大ニュースになると思うけど、そんなニュースがあった記憶はない。
ということは、UMAってことになるんだろうけど……。
あ、ここが地球じゃないって可能性もあるか。
イタチみたいなのや狼がいたから地球のどこかだと思ってたが、そういうこともありえるんじゃないか?
もしかしたら、俺の知ってる常識とはかけ離れた世界だということだってありえる。
そうだと考えれば、俺の異常な成長の仕方も、ここでは一般的なものなのかもしれない。
まぁ想像でしかないんだけど、なにせ転生したんだ。
なにがあっても不思議じゃないと思う。
しかし、とんでもないところだ。
もうちょっと大きくなればイタチみたいなのは追い払えるかもしれないけど、あんなのに見つかったらひとたまりもない。
ぐちゃって潰されて終わりだ。
あれだけの巨体だから動いた時の気配も大きいし、すぐに逃げて隠れれば大丈夫だとは思うけど。
でも、外行くのこえぇな……。




