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追跡(後)





 翌日、土曜の午前中。


 隠岐剣市の隣に位置する庵治葉市の住宅街に、コロンボに連れられて丈一郎とレイヴァンはやってきた。この日も雲ひとつ無い晴天で、いつものレインコートのコロンボは暑そうな上に大変不審である。丈一郎は再三、なぜそのコートを脱がないのか聞こうとしたがぐっと飲み込んだ。


 狭い十字路の角、タバコ屋の脇にいる中年男性が手を上げる。シワの付いたYシャツでしかもノーネクタイ。片手にスーツの上着を持っていて、コロンボよりははるかに一般人に見えるが土曜にそこそこ地価の高い住宅地を歩くには違和感のある格好である。


 コロンボもその男性に手を上げて挨拶した。


 「安さん、いつもすまんね」


 「なによコンちゃん。俺達の仲じゃないか」


 安さん呼ばれた男がコロンボと握手を交わす。歳はコロンボと同じくらいだろうか、やや痩せ気味でタレ目だが眼光はサラリーマンにしては鋭い。


 「どうも、世話になります。ええと、彼は加賀君。私の仕事の手伝いをしてもらっています」


 レイヴァンがそう紹介するので丈一郎も頭を下げた。


 「初めまして、加賀丈一郎です」


 「どうも、安田達也だ。コンちゃんの古いダチでな……こうやって時々一緒に仕事をしている。若いな、高校生か」


 そうです、と言いながら丈一郎は差し出された手を握った。指は細いがゴツゴツして力がある。荒事にも慣れていそうな雰囲気を感じた。


 (せめてこっちの人は警察関係者ならいいんだけど)


 と、丈一郎は考えたが問いただすのは止めておいた。コロンボの長い友達なら似たもの同士なのだろう。多分。


 「で、どんな相手なんですか?」


 生真面目に訊くレイヴァンに安田はクイ、とアゴで小奇麗な二階建ての一軒家を示した。小さいながらも庭があり、栗だろうか、植えられた樹の世話も行き届いている。その辺の中流家庭というわけでは無さそうだった。


 「あれがホシと思われる大学生の家だ。今は出かけているようなんだが、今日は奥さんに話を聞く事になっていてな」


 「奥さんに?」


 「息子の部屋にメガネが散乱してるのを見て、探偵事務所に相談に来たって寸法よ」


 なるほどね、とレイヴァンと丈一郎が頷く。安田は私立探偵のようだった。


 安田は一同を促してその家の門までやってきた。立派な石彫りの表札に<桜木>と彫られている。


 チャイムの音が何回か響き、ほどなく玄関のドアから中年の女性が姿を現した。細い、主婦らしくない雰囲気でどちらかというと典型的な、少しヒステリーの気がありそうな教育ママ的人物だ。上品な服装をしているがその分過度にかかったパーマが目立つ。尖った三角形のメガネと胸元の細い金のネックレスが陽光にギラっと輝いた。


 「どうも奥様。安田探偵事務所のものです」


 「……この度はわざわざ、お越しいただいて。……お上がりください」


 桜木婦人は丈一郎達を見て明らかに不審そうな顔をしたが(無理も無い、と丈一郎も思った。安田はともかく、後の三人は晴れてるのにレインコート、もじゃもじゃ頭の革ジャン、見るからに高校生と探偵どころか統一感すら無い)、上品な口調と振る舞いで一行をリビングへ招いた。


 「宅には一人息子の長男がいるのですが、一ヶ月前くらいでしょうか、丸一日何も連絡無しに外泊したんですが、それから夜な夜な家を黙って出て行くようになりまして……」


 「なるほど」


 安田は深刻そうに離す夫人に、共感を示すように頷きながら出された紅茶に口をつけた。五組のティーカップは揃いの物で、シンプルな白一色だが持ち手の細工は上等で高価なものに見える。部屋を見渡せば分厚いカーテン、ガラス細工の照明、木彫りの彫刻が施された柱時計、座っているふかふかのソファを見ても桜木家には充分以上の収入があるようで丈一郎は実家の家具を思い浮かべて少し凹んだが、気持ちを切り替えて婦人の話に耳を傾けた。


 「どこへ行ったのか訊いても散歩とか、コンビニとか……そうしているうちに、未次、あ、息子の部屋に掃除に入ったら机の上や本棚に大量のメガネがあって……私どうしたらいいか……」


 「わかりました奥様、まずは落ち着いて。この事は旦那様には?」


 あくまで、なんて事はありませんよという態度を取る。夫人はその安田の口調に少し落ち着きを取り戻したのか、握っていたハンカチをテーブルに置いた。


 「い、いえ。主人は海外出張でして……電話で話しても心配を掛けるだけかと思い……」


 「事情は理解いたしました。息子さんは、今日はどちらに?」


 「図書館に行くと申しておりましたが……」


 不思議そうに答える桜木婦人に黙っていたレイヴァンが尋ねた。


 「息子さんはメガネを……その、好きなのですか?」


 「子供の頃から視力が弱く、メガネには慣れ親しんでおりましたが特に好きと言うわけでは無いかと……」


 「じゃあ何かメガネを掛けたアイドルとか……そうでなければマンガのキャラクターが好きだとか……」


 「宅のボウヤはそんなのではありません!」


 レイヴァンの不躾な質問に夫人は急に目尻を吊り上げて激しい口調で言い放った。迂闊なレイヴァンも、他三人もその剣幕にビクッと上半身をのけぞらせた。


 「し、失礼いたしました……それではその、我々は息子さんの交友関係などから真相を突き止めたいと思いますので、本日の所はこの辺で……はい、どうも……」


 慌てて安田が一同を急かしながらそそくさと席を立つ。興奮は収まったものの視線の厳しい婦人を背に、丈一郎達は急ぎ桜木邸を脱出した。


 「やっちまったなレイヴァン君」


 コロンボが踵を踏んでしまった革靴を履き直しながら軽く愚痴を口にする。


 「面目ない」


 「まぁ仕方なかろう。意外と真相を突いていたのかもしれんしな」


 桜木邸から離れつつ、ポケットから安い煙草を取り出しながら安田が言う。


 「真相……ですか?」


 「コレクターはすべからくオタク気質らしいからな」


 小さな公園の東屋が目に止まり、安田はそこへ足を向けた。三人もそれに続く。丈一郎は前を歩く安田に訊いた。


 「今日は捜査を続けるんですか?ええと、自分夕方から別のバイトがあって……」


 「勤労少年だな。さっきあのオカンには交友関係から、と言ったが息子には仲の良い友人があまりいないみたいでな。大学でも少し探りを入れたが有益な情報は得られなかった。仕方ないから図書館にでも行ってホシの顔でも拝んでおくかと思うんだが、それだけ付き合ってくれるか?」


 「わかりました」


 なんにせよ相手の顔を知っておくのは悪くない。四人は少し離れた市立図書館へ向かった。


 庵治葉市は隠岐剣市より住民は少ないものの、図書館に関しては隠岐剣市のものより立派な物だ。小さな学校ほどもあろうかという規模で、その中で人を探すのは一苦労するであろう事は全員異論は無かった。


 丈一郎は図書館の駐車場の方に公衆トイレの案内看板が出ているのを目に留めた。


 「すいません、ちょっとさっきから小便に行きたくて……先に行っててもらえますか?」


 「ああ、構わないよ。1階から順番に歩いていくから慌てないで追いかけてきてくれ」


 レイヴァンから無駄に爽やかな了解を得て丈一郎はトイレへと走った。つつがなく用を足してトイレから出ようとした時。


 (?)


 勘が働いたと言ってもいい。妙な気配を感じ反射的に身を引く。


 「……う我……きねぇ……ヤるか……」


 少し離れた所から若い男の声がする。そっと声の方を覗くと、肥満体型の男が、小学生と思しき女の子の背中を見ながら、ゆっくりとその後をつけようとしているのが視界に入った。


 (怪しさ爆発だな……)


 自然と、先日相まみえた犬怪人の事を思い出す。やや前屈みで進むその後ろ姿が、体型は全く異なるのにあの怪人とそっくりだ。その先を歩く女の子はまだ気付いていないようで、小学校中学年くらいだろうか。お下げの髪と赤いメガネが愛らしい……。


 (メガネ!?)


 丈一郎の頭に閃きが走り抜けると同時に、肥満体型の男の服がびりびりと破け始めた。その下からもこもことした白い豊かな巻き毛が溢れ出す。硬直する丈一郎の前で肥満青年は羊のような姿へ変貌した。


 (いきなりかよ!)


 バッとトイレから駆け出す。青年、もとい羊男はまだ丈一郎には気付いていない。天を仰ぐように仰け反り、羊男がその鼻からピンク色の煙を盛大に噴き出す。


 煙に包まれた女の子が事態も把握する間もなく昏倒して転がった。


 「ようし……急いで頂いてズラかろう。これはいい……」


 (させるか!)


 のそりのそりと女の子に近付く羊男に丈一郎は腕を掲げ叫びながら飛び掛った。


 「『電装』!」


 背後できらめいた、陽光よりも眩しい光に驚きながら羊男が振り向き、ジェイガーとなった丈一郎の姿を認めた。


 「な、なんだテメェ!?」


 「銀河連邦警察・機動捜査官、ジェイガー!」


 滞りなく名乗りを上げられるようになった事に少し自己嫌悪が入るが、丈一郎はそんなモヤモヤを吹き飛ばすように羊男に銀色の装甲に包まれた指を突きつけた。


 「白昼堂々いたいけな少女に変態行為をしやがって、覚悟しろ!」


 「ああ!?オレはあくまで紳士的にだなぁ……」


 「問答無用だ!」


 変態の自己主張などだいたい身勝手で意味不明の戯言だ。付き合っているだけ無駄と切り捨てて丈一郎は羊男へ突撃する。怪人もまた立派なツノを振り上げて突進してきた。あのツノをまともに受けるのは危険だ、と丈一郎は判断したが。


 (遅ぇ……?)


 寅子や犬怪人と比べるまでもなく、羊男の動きは緩慢だった。力士のようにパワーに重点を置いた動きなのか?と思ったがその足の運びには力強さが無い。訝しみながら試しに足払いをかけると羊男はあっけなくアスファルトを転がった。


 「ぐへぇっ……何しやがる!」


 起き上がるその動きすら亀のように鈍くさい。丈一郎はロッドを抜きながらスタスタと怪人に歩み寄った。


 「ええと……ジェイガー・スパークブロウ」


 特に気張りもせず、作業的にスカイブルーに輝くロッドで羊怪人の頭を軽めに殴る。激しいスパークが走り怪人は無言で昏倒した。


 (……さて)


 何か釈然としなかったが、丈一郎はバトルギアコートを解除しつつレイヴァンの通信機へコールを掛けた。


 「あ、加賀です。はい、えー、あの……容疑者を確保しました」


 夕方の<伊勢屋>のバイトには間に合いそうだった。






 その夜。


 「だからぁ!オレは被害者だって言ってんだろォ!?」


 V-ルゼスタには簡易取調室があるが、そこは手狭だった為いつものミーティングルームにレイヴァン達は集まった。

その中で、バリボリとポテトチップスを食いながら事情聴取に応じているのが羊怪人から人間の姿に戻った大学生、桜木未次である。


「『ビゲル・ゲフィズン』に誘拐されて改造処理をされた事に関してはな。しかしメガネ泥棒はキミの意思でやったことだろう?」


 冷静に問いただすレイヴァンの様は、さすがに捜査官としての貫禄がある。が、未次はそんな言葉も真剣に聞く必要は無いとばかりにのけぞりながらコーラに手を伸ばした。その手首には寅子に渡されたものと同じ変身抑止の為の腕時計が嵌められている。


 (要は、委員長も手錠を掛けられているようなものか……)


 丈一郎はそれを見て一瞬憂鬱になった。


 「そりゃあオレだってまともならこんな事はしねぇよ。でもこの身体にされてから我慢が出来ねぇんだ……日に日に何故かメガネが欲しくなって、欲求不満が溜まってよ、今までは夜中にこっそりやってたけど今日はもう我慢できなくなって……」


 あくまで自分は悪くないという態度は崩さないものの、気が咎めたのか口調を弱めながら未次はそうモゴモゴと返した。


 コロンボが一歩歩み寄って尋ねた。


 「つまりキミは『ビゲル』の連中の命令でメガネ泥棒を働いていたわけではない、ということだな」


 「まぁ……そうだけど」


 「何か命令とかは受けていないのか?」


 コーラから口を離してげっぷで太い身体を揺らしながら未次は返事をする。


 「そんなもん受ける前に出てきたからな……あのままいたらなんか洗脳とか受けるみたいだったから」


 「君は脱走してきたのか?」


 レイヴァンが驚きの声を漏らす。ハルナや丈一郎達も目を丸くした。まさかこの鈍くさい肥満青年が『ビゲル』からまんまと脱走を図るとは予想もしなかったからだ。


 「オレのガスは強力だからな。見張りも一発でオネンネさせてやったよ」


 改造されて得た能力をさも自分のモノとばかりに自慢するのには呆れたが、丈一郎はそこには突っ込まずに急いで質問した。


 「じ、じゃあ、アンタが改造された研究所みたいなところも覚えているのか?」


 「ん?ああ、まぁな」


 当たり前だろ?という表情で、ポテトチップスの残りを袋を逆さまにして口に流し込みながら未次はそう言った。丈一郎はレイヴァンに視線をやり、レイヴァンもそれに応えて頷く。


 「桜木君、取引をしよう」


 「んああん?」


 「我々は君が今まで犯した犯罪……つまり君がガスで人を昏倒させてメガネを略取した事には関与しない。もちろん今後は一切見逃しはしないが……加えて君の身体を元通りに戻す協力もしよう。この条件と引き換えに聞きたい事がある。素直に答えて貰いたい」


 「それって拒否できンのか?」


 「ムショで臭い飯を食いたいというならな」


 重苦しい大人達の眼差しに耐えられなくなったのか、わかったよ、と未次は手を上げた。

 

 丈一郎が家に帰ったのはもう深夜一時も回った頃だった。バイトの疲れもあり、眠気を堪えながら玄関のドアを開く。母親はまた泊りがけの仕事に行っているから家にいるのは妹だけのはずだ。


 「ただいま」


 バタバタといつも通り騒がしく二階から梨依菜が降りてくる。先日買ってやったピンク色の真新しいパジャマはやや子供っぽいが、童顔で背の低い妹には良く似合っていた(一部子供らしくない部分が無駄に自己主張するように揺れているが)。


 「おそーい!あんまり夜遊びしてるとお母さんに言いつけちゃうよ!」


 「るっさいな、別のバイトだよ」


 口うるさい事を言う妹に対してうっかり口を滑らせて丈一郎は苦い顔をした。家族には当然銀河連邦警察のバイトは秘密にしてある。


 「そうなの?何始めたの?」


 「ちょ、ちょっと探偵事務所の……な」


 咄嗟に安田の事を思い出しそう言い訳をする。あとで口裏を合わせてもらわないといけないかもしれない。まぁ梨依菜が安田と出くわすような事は無いだろうが。


 「探偵!?また変な仕事見つけてくるねー!普通にファーストフードとかでバイトすればいいのに」


 (できるなら俺だってそうしてえよ!)


 胸中でそう叫びながら靴を脱いで家に上がる。その後ろを梨依菜がトコトコとついてきた。


 「あーあ、私も早くバイトしたいなー。どこかのレストランとかで!」


 「苺料理を作らせてもらえるレストランなんか無いと思うぞ」


 ぶー、とむくれる妹をほっといて(パジャマは新しくなって前のように過剰な強調はなくなったものの、薄着の妹はどっちにせよ目に悪い)丈一郎は自室に帰った。そこでベッドの上に置きっぱなしになっていたケータイに着信ランプが点いているのに気が付く。


 届いていたメールはクラスメートの梅芳からだった。内容は、例のボクシングゲームの事だ。


 「な、6面クリアだ!?くっそー差が広がった…!」


 自慢そうにクリア画面の写メを送ってきた梅芳に悔し紛れのメールを返してちくしょう!とケータイをベッドに投げる。最近の唯一の楽しみのゲームもあまり集中してやれず、丈一郎はストレスが溜まっているな、と自分でも感じた。

 ばたり、と自分もベッドに突っ伏しながら改めてケータイを手に取る。それからふと大事な事を思い出して水天宮寅子のアドレスを呼び出した。


 『委員長、夜遅くにごめん。今日、例の研究所の手がかりを掴んだんだ。うまく行けば委員長の体も元に戻せるかもしれない。俺も頑張るから、もう少し我慢してて』


 眠気を堪えながらなんとかメールを打ちきって送信すると、丈一郎はそのまま眠りに落ちてしまった。







 「まずいな……」


 「ああ、まずいな」


 捜索の末、ようやく三号の家を突き止めたモヴァイター達だが、その家から少し離れた角に屈強な男が立っているのを見て接近を控えた。確証は無いが近頃『ビゲル』の侵略活動を妨害している銀河連邦とか言う組織の関係者の可能性が高い。


 「どうする先輩?」


 「オレ達がかかっても勝てないだろう。かといって一人がアイツの目をひいてる内にあのデブを回収するのも難しい……ガスを使われれば一発だからな。クソ、あのジジイガスマスクくらい用意しやがれ」


 苛立たしそうに歯軋りする先輩モヴァイターはそう言って踵を返した。


 「帰るのか?」


 「パズニベーノ様の命令は『捜索』だからな。位置を特定できれば任務完了だ。それより銀河連邦の連中に接触されたという事実の方がマズイ。まずは報告だ」


 「わかったよ」


 黒づくめのモヴァイター達はそう言って闇夜にまぎれていった。




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