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6



ぽかぽかとした穏やかな午後の陽ざしの中、三つの影がてくてくと住宅街の中の道を歩いていた。

大きな二つの影は自由と義信、小さな影は功居である。


三人が向かうのは、居枝の言葉を借りると、「近所のヤクザさん」の事務所だ。

普段功居は小学校からの帰りに麻耶の見舞いに寄っているらしいが、今日は休日。

休日であればいつもなら居枝が付き添っているらしいのだが、どうせ行くのならよろしく、と青年二人は彼女に頼まれていた。

元々自由はそういうつもりだったし、一宿一飯の恩義があるので断ることなどできるはずもない。二人は恭しく頷くと、功居と共に一泊させてもらった家を出た。


ちなみに昨日からふてくされている由実は、居枝に連れられて買い物のお供をしている。

帰ったら少しは機嫌が直っているといいなァ、と自由は無責任に思うが、それも今日の彼の行動次第だろう。


――それにしても懐かれたなァ……。

功居の歩調に合わせてのんびりと歩きながら、自由は視線を下に向ける。

視線の先では小さな頭がちょこちょこと動いていた。

自由と手を繋いでいる功居は、どことなく嬉しそうだ。

言葉数は多くない功居だが、目が口ほどに物を言っている。

慕ってくれているのだということが分かると余計に、可愛いなとしみじみ思った。


そんな風に功居と手を繋ぐ自由の姿には、これから暴力団の事務所に向かうという緊張感はまるでない。

自由の隣を歩く義信にもそれは当てはまったが、彼の場合は常に冷静沈着で、自由の場合は常に悠々閑々という大きな違いがある。


「こっち」

大きな二人の道案内を務める功居は、小さな手で道を示した。

やがて三人は、目的の場所に辿り着く。


「おお……、でかい」

「別に驚くほどのもんじゃないだろ」

「そりゃお前はそうかもしんないけどさ」


自由が目を丸くして開かれた門扉を見上げると、義信は大したこともなさそうに無造作に門をくぐった。


ここは相手の事務所兼自宅であるらしい。門扉は大きく、外を囲む塀を見て、店の何倍の敷地があるのだろうか、と自由は考えてみたが、分からない。少なくとも一般家庭の一戸建てよりも随分と大きく広いのは確かだ。木造の平屋、入母屋造のその和風建築には、ひどく雰囲気があると思わざるを得なかった。


門をくぐると、すぐに堅気ではないと思わせる一人の男が近づいてきて、腰を低くして礼をしてくる。


「これは功居さん。いつも有り難うございやす。しかしお連れの方々は一体……?」

「若頭と約束をしている者だ。話は通っているはずだが」


義信が淡々と告げると、相手は慌てて頷いた。


「ああ、それなら聞いとります! 若頭は中におりますんで、どうぞ上がってくだせえ!」


腰を低くしたまま、手で玄関を示される。

玄関に控えている男に、「大事なお客さんだ」と最初に対応してきた男は言って、三人を通した。

話はしてあるにしても碌な確認もせずに不用心じゃないのかなァ、と自由はちらりと思ったが、入れてもらえるならいいか、と口には出さずに靴を脱ぐ。


「……じゃあ、俺たちはちょっと話してくるよ。俺も後で麻耶ちゃんのお見舞い行くから、先に行っててくれる?」


自由が言うと、功居はこくりと頷いた。


「おれ、先にまやちゃんのとこ、行ってる」

「また後でね」


自由は言って、功居の頭を撫でてやってから、別れた。

功居はもう既に何度も通っていて慣れているのだろう、迷うことなくてってと屋敷の奥に行ってしまう。

屋敷の者も、誰であってもすれ違う度、大事な麻耶に毎日会いに来る功居には礼儀正しく対応していた。

自由と義信はその小さな背中を見送ってから、案内役の男によって客間に案内される。


「若頭、お客様がいらっしゃいやしたぜ」

「おう……、お通ししろ」


向こうから聞こえてきた低音を合図に、さっとふすまが開かれる。

義信は遠慮なく部屋に足を踏み入れ、その後に自由も続いた。


そこは、十畳ほどの広さを持つ、簡素な和室だった。

部屋の真ん中にひとつ座卓が置かれ、床の間には「銀も金も玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも」と書かれた掛け軸が掛かっている。


そして入ってすぐのところに、二人を待ち構えるようにして男が一人。

一見したところ四十代のようだが、若白髪の多く混じる自由の髪よりも余程黒々としたものを持ち、それを短く刈っている。黒いスーツを纏う身体は、服の上からでも分かる程度には、鍛えられた頑丈さを備えているようだ。

しかし、その顔色はひどく悪い。土気色の見本のような顔色だ。頬も痩せこけて、目の下には見事な隈ができている。

男は自由と義信の入室をまともに確認もせずに、深く腰を折って頭を下げた。


「此度はわしらの都合で迷惑をおかけし、誠に申し訳ございやせんでした。その上、わざわざ足を運ばせてしまい、もう何本指を詰めたらいいのか……」

「あ、いや……」


思い詰めた顔でどこからか唐突に小刀を取り出してきた男に、自由は引く。


「麻耶お嬢さんは救えず、堅気さんを巻きこんで……。組長に何とお詫びすればいいか! わしはここで切腹致します! どうかそれで勘弁してくだせえ! わしの命一つで、組長とお嬢さんだけはどうか……!」


刀を振りまわす男と、血相を変えてそれを止めようとする男たち。


「……」

「……」

「……ノブ、何かやったの? このオジサンに」

「何故俺に言うんだ。確かに、連絡した時に組を潰されるくらいの覚悟はしておけ、と少し脅したが」

「それじゃね」


それが本当に「少し」だったのかは疑わしいと自由は義信を見つめたが、彼は平然と返した。


「思い込みが激しすぎるんだろ」

「それも、あるみたいだけどねェ……」


君子危うきに近寄らずで、二人は男が落ち着くまで傍観者を気取って少し離れた場所でそうやって佇んでいた。






「取り乱してみっともないところをお見せしやした、申し訳ありやせん……」


自由と義信が上座に座る向かい側、下座の位置で男はもう一度深く頭を下げた。

三人が囲む座卓には、三つの緑茶の入った湯呑が、香りと湯気を立てている。


「あー、や、そんなに謝ってもらわなくても……」


また刀を振りまわされては堪らない。

自由はいつもののんびりとした口調で男を宥めた。


「わしにゃあもったいねえ、慈悲深いお言葉……有り難いことです。申し遅れやしたが、わしは千里せんりというモンで」

「俺は義信。連絡した際告げた通りの人間だ。こっちは自由。説明するまでもなく今回の被害者で、馬鹿だ」

「え、ちょ、何その紹介」


自由は抗議したが、義信は完全に無視した。


「今回こいつを攫おうとしたのはそちらの独断。そういう話だったな?」

「そうです。ですからどうか、組には手ぇ出さんでください……。お願いしやす。確かにわしらは社会から悪とされとりますが……、ここでしか生きられん人間もおるんです。わしらにはここが……必要なんで」


切実に千里は頭を下げる。

しかし義信は心動かされた風でもなく、淡々と告げた。


「それはそちらの出方次第だ。店の周りからの、そちらの人間の撤退は確認した。組員へ出した、こいつの拘束命令撤回も既に終えているな」

「それは、もちろん」


そこまで既に要求してあったのか、と自由は義信の仕事の早さにさすがだと舌を巻く。


「それでは改めて確認させてもらうが、何故自由を狙った?」


その質問に相手は虚をつかれたようだった。


「それは……、そちらさんもご存じかと思いやすが、うちの組の大事な宝、麻耶お嬢さんの病気をそちらの兄さんに治してもらいたいと……。一度はその、堅気さんやからと丁寧にお願いしに行きやしたが、そんなことはできるはずがないと断られて……」


もしかして、この間来たあれかなァ、と自由は思い出していた。

店の前で由実に追い払われていた男の印象が黒だったような気がする。義信も先日口にしていた「依頼があった」というあれだ。どうやら彼らだったらしい。


「それで諦めきれず、今回のような手段に出ることにしたと」

「そうです……」

「そこが疑問だ。こいつはパティシエであって医者じゃない。何故こんな頼りがいのなさそうな専門外の男に目を付けた?」

「それは――」


改めて問われて、千里は絶句した。

彼は自由の力を疑っていなかったのだろう。

自由に近しい人間である義信から、まるでそんな力などないかのように尋ねられれば、信じて行動してきただけに、当然動揺は千里を襲った。


「見た、んで……。あれはまだ、寒い日のことやったと思いやすが――。この兄さんが、怪我をした鳥を拾い上げて、それで、兄さんが手をかざしたと思ったら、急に鳥が飛び立っていって――」


うっ、と自由は冷や汗をかいた。

あれを見られていたのか、と思い当たるところがあったのだ。

義信は表情こそ変えないものの、自由に向けて殺気を飛ばしてきている。

後で殺される……。自由は逃げたくなった。


「……それはそちらの見間違いじゃないか?」

「そう言われますと、そうでないと言い張ることは難しいですが――、わしもそれだけでは期待をかけたりしやせんでした。その……、ご本人さんの前で申し訳ないことですが、兄さんのことは調べさせてもらいやした。兄さんの周りでは、いくつか不思議なことが起こっとります。幼い頃妹さんが肺炎にかかって病院に運ばれたのに翌日には完治していたとか、そういった話がちらほら」


立った。確実な死亡フラグが立った。

自由は逃亡を諦め、遠い目になる。


「それも偶然だろう。それで、自由にならば病気が治せると判断したと?」


自由から未来の殺人犯に確定された義信は、千里の根拠を一言で片付けてしまった。

そう言われてしまえば、はっきりとした何かがあるわけではない。

千里は大人しく頷くしかなかった。


「はい……」

「浅慮だな。どんな怪我でも病気でも治して、皆を救える奇跡の力なんて、この世界にあるはずがない」


断言され、千里は項垂れた。

彼にとっては、自由にその力がないと分かったことで、麻耶が救えなくなる、そのことが最もこたえているのだろう。


「それで、その迷惑極まりない誤解を、一体どれだけの人間に話した?」

「わしも組員全部が全部こんな話信じてくれるなんてことは思うとりませんでしたんで……、信頼できる同胞一人にだけ、全てを」

「それだけは評価できるな。後でそいつにも会わせてもらおう。構わないな?」

「はい」

悄然としたまま、千里は頷いた。


「これ以上こいつに関して誤解が広まり、同じようなことが起こると困る。今後一切、そのような妄言を吐かず、自由たちにも関わるな。そうすれば、こちらも二度と関わらない。条件を呑むな?」


ここで首を縦に振る以外の選択肢があるはずもない。

入室した時よりもずっと顔色が悪く見える千里を、自由は気の毒そうに見やった。

自由は何年も義信の友人をやっているが、この友人は敵と見做すと容赦がないのだ。

今回は麻耶という理由が理由だからこのくらいで済んでいるのだろう。

そうでなければ、義信はこうした場を設けることすらせず、ここにいる人々全員に対し、刑務所に入るよりひどい目に合わせたりということを平気でやってのけただろうから。

それを、千里は自由よりも分かっているかもしれない。

実際のところ、自由は義信が一体どこまでやれる力を持っているのか、その正確な所を知らない。千里にもそれは言えるだろうが、自由よりは把握しているはずだ。

だからこそ――、逆らいたくても逆らえない。

彼は諦めるしかないのだ。


頷いた千里に、無情に義信は一枚の用紙を突きつけた。


「それでは、誓約書にサインを」






あんなにいじめてやらなくてもいいのに……。

自由は猫背をさらに丸めながら、そう思って溜め息を吐いた。


誓約書の文言を読み込む二人の緊張した空気の中にこれ以上は無理、と根を上げて、客間を出てきた自由だった。

千里はこれ以上ないくらいの悲壮感を漂わせているし、義信はそんな悲劇の主人公顔に一片もほだされず冷酷さを崩さないのだから、息も詰まって当然だ。

外に出たいと口にするのも困難に感じられたが、何とか自由は麻耶の見舞いに、という口実をつけて――実際の自由の目的はそもそもそれだったのだが――部屋を抜け出すのに成功した。


当事者である自由がまるで他人事のように義信に全てを押し付けて勝手に行動しようとするので、義信からは目からビームが出そうな勢いで睨まれ、力を使うなと無言の圧力を受けたが、もともとの自由の目的を義信が忘れていたはずもなく、その後は犬を追い払うようにしっしと手でやられるだけで済んだ。

驚いたのは千里の方で、まさか報復でもする気かと疑われたが、護衛もいるという話なので、その中でどうこうできるはずもない。功居の名前も出して、渋々とだが頷いてもらった。また、簡単に自由への期待がゼロになるわけもなく、諦められもしないのだろう、千里が自由を見つめる目には、縋るような色があった。


――昔は俺たちもあんなんだったんだろうなァ……。

案内に従って、自由は屋敷の奥へ進んで行く。


「こちらです」

下手な真似はするなよ、と念を押すような目で、けれど態度だけは丁寧に、自由は一つの部屋に通された。護衛は部屋の中までは入ってこないらしく、待機の姿勢だ。

それでいいのかなァ、と自由は思いつつ、部屋に足を踏み入れた。


女の子らしい、可愛らしい部屋。

インテリアは白やピンクで統一され、人気のキャラクターの小物や、愛らしいぬいぐるみが並べられている。

しかし部屋の奥に置かれているのは、それにそぐわない、無骨な医療機械の固まり。

その手前に置かれたベッドに、小さな人影が身を起こしている。


「じゆう」

そのベッドの横に立っていた功居が、自由の入室に気付き、目を輝かせた。


「まやちゃん、じゆうだよ」

部屋に入ってきた見知らぬ人物に困惑する少女に、功居は屈託なく自由を紹介する。


「こんにちは」

自由はへらり、とベッドの上の少女に向かって微笑みかけた。


功居と同い年らしいが、功居よりもずっと小さく見える少女だった。

黒い髪は肩の辺りで綺麗に切り揃えられ、その漆黒が包む頬の輪郭は細い。

人形みたいだ、と自由は思った。

人見知りする性質なのか、麻耶は小さく会釈するような仕草を見せ、その手はしっかりと功居の服を握っている。


「このおやつつくったのも、じゆうなんだよ」

「そうなの……?」


驚いたような声も、小さく細い。

お見舞いだから、と自由は簡単なフルーツゼリーを作って、麻耶と一緒に食べればいいと功居に渡していた。

食べるのが駄目なようなら、見た目だけでも楽しめるように可愛らしい形にしてみたのだが、それは杞憂だったようだ。


「すごい……」

「一応、パティシエだからねー」

「パティシエ……」


その響きは、功居と麻耶、双方の心を捉えたらしい。

純粋な眼差しできらきらと見上げられて、自由は苦笑を浮かべる。


功居のおかげもあり、短い時間で自由は麻耶と打ち解けることができた。

だが、あまり長い時間話したり起き上がったりしているのは麻耶の負担になる。

やがて、丁寧に自由と功居は麻耶の部屋から追い出されてしまった。

それでもしばらく功居は麻耶の部屋の前で、そのドアを見つめじっとしていたが、気が済んだのか自由を振り返って尋ねる。


「ようじは?」

「ああ、うん、俺の用事は麻耶ちゃんのお見舞いだったから、これで終わり。義信の方は、どうかなー」


自由は首を傾げ、控えていた家の人間に義信のことを聞いてみた。

まだ義信は先ほどの部屋にいるらしいので、また案内してもらう。


戻った自由は、「余計なことしなかっただろうな? ああん?」とでも言うように再び鋭く義信に睨みつけられた。

義信はちょうど、千里の言う「信頼できる同胞」を呼び出し、その人物が来るのを待っている途中だったらしい。


見舞いが終わったことを告げると、功居を連れて先に帰るように、また手で追い払われた。

もともと義信は最初から一人でここに来るつもりだった。自由がここにいて力を使うなどと言い出したら全てが水の泡だ。邪魔者にはさっさと退散して欲しくその手ぶりは邪険だったが、自由は気にせず素直に功居と二人で帰路につくことにする。


行きと同じく手を繋いで、二人はゆっくりと歩いた。


「麻耶ちゃん、可愛い子だね」

「うん」

もう少し年嵩になればこうも簡単に頷けないかもしれないが、この時の功居はこっくりと同意した。


「じゆうと……おなじ」

「へっ?」

「おれの、力、見ても、わらってくれた」

「ああ、そっちね……。びっくりした……」

「でも、おれ……」


浮かない顔で、功居は下を見つめたまま呟く。


「おれ……、友だち、なのに、なんにもできない」

「……」

「まやちゃん、ずっとびょうきで……。おれの力じゃ、なおせないし……。どうしたらいいのかな……」

「うん――」


自由には、功居の気持ちが痛いほど分かった。

四年前、彼の母親が病気になり、余命を宣告されてから、一体どれだけ苦悩を重ねただろう。

そう、この能天気な彼でも死ぬほど悩んでいたのだ。

人にはない力を持っていたから、余計に、彼の苦悩は深かった。

そしてその一点において、自由と功居との煩悶は大きく異なっている。

自由には助けるための力が備わっていた。

けれどそれを使うわけにはいかなかったのだ――。


「……じゆうは、」

「うん?」

「じゆうも、なおせない? まやちゃんの、びょうき……」


縋るように見上げられ、自由は立ち止まった。


――藁以下の人間、なのに、どうしてこんな風に見つめられることが多いのかなァ……。

昨日そう称されたことを密かに気にしつつ、自由は思う。


「分からないんだ」


けれど、真っ直ぐな瞳に嘘はつけなくて、誠実に自由は答えた。


「ごめんね」




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