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first work ~初仕事~ part2

「これで・・・うおっ!!

飛べた飛べた!!」

影斗は外に出るとその自身の翼をおもむろにばたつかせると空高く舞い上がった

「よしっ、このまま青森までGO!!」

そう言うと影斗は見えない速さで飛んでいった


――青森――

-1時間後-

「あぁ~着いた着いた!!

ええっと?聖蘭支部はっと・・・

分かんねえ・・・」

「あそこで聞くか」

影斗は交番の近くに着地した

「cancellation!」

そう言うと影斗の翼が光になって消えた・・・

「すいませ~ん」

「ん?どうしたんだい?」

「このあたりに聖蘭支部があるって聞いたんですけど・・・どこかわかりますか?」

「あぁ、聖蘭支部ね・・・

それだったらここから北に1kmぐらいいったところだよ」

「ありがとうございます」

「?あれ?君高校生だよね?こんな夜中にこんなところでなにやってるの?」

そう、今影斗がいるところは住宅街からかなり離れたところにある・・・

「いっいやぁ、その・・・

しっ失礼しまっっすぅぅぅぅ!!」

影斗はそう叫ぶと交番を飛び出した

「ちょっ、ちょっときみぃ!?」

「トランス!!人翼!!」

影斗はすぐに体重を変化させ、翼を創造し飛び去った

「はぁっ、はぁっ、あれは・・・」

「ふぅ~、危なかった~」

影斗は上空100mのところから聖蘭支部を探した

「おっ?あれか?」

影斗の視る先には夜中にも関わらず光輝いていたのですぐに分かった

「よっと、cancellation!」

影斗は聖蘭支部の近くに着地した

「やっぱ見張りはいるよな~」

聖蘭支部の入り口にはガードマンらしき人影が見えた

「どうしようかなぁ~」

「そうだ!トランス!!透視化!!」

影斗は自身の体をメタフレックスと呼ばれる

自身に当たる光を屈折させることができる物質に変えた

「おっ!できた!よかった~、テレビ見てて」


影斗は堂々とガードマンの間を通り聖蘭支部にはいった

「メインコンピューターとやらはどこかな?」

影斗は道がわからずただただ歩き回っていた

「メインっていうぐらいだから一番奥かな?」

影斗は自分の勘を信じて奥を目指した・・・

「ここが最奥か・・・」

「関係者以外立ち入り禁止か~

ここかな?」

影斗は注意書きなどお構いなしにずけずけと入って行った・・・が

「鍵掛かってるな~

 よし!!」

影斗はドアに手のひらをつけ、扉を酸素に変えた

扉は跡形もなく消え去った・・・


「で、肝心のメインコンピューターはどれだ?」

すると、影斗は奥にある大きい鉄の塊を見つけた

「これって・・・スパコンってやつか?」

「音たてると誰か来るよな~」

「!トランス!!人刀!!」

影斗は腕を刀に変え、スパコンを切り刻んだ

「ははっ、これ見つけたやつの顔みてみたいな~」

「おっ、おまえ!ここで何をしている!?」

「!?」

「やべっ透視化解いてた?」

「ああっ!!マザコンが~!!??」

「マッマザコン!!??はははっ!・・・

これマザコンって言うのか?」

「おっおまえがやったのか!!??」

「ああっそうだよ?」                             「世界屈しのマザーコンピュータになんてことを・・・」

「ああっ、そっちね・・・

とりあえず、見られたからには殺さないとな!」

「ひっ!、たっ、助けてくれ~!」

研究員は影斗に背を向けて逃げた

「逃がすかよ!トランス!!触手!!」

「ひっ!!??」

影斗は腕を無数の触手に変えた

「捕まえた・・・」

「っっっ!?」

影斗は自身の触手で男を捕まえた

グサッ

「っっっっ!?」

「all cancellation!

 よしっ、帰るか!

トランス!!人翼!!」

影斗はマザコンの処理の時に空けておいた壁の穴から飛び去っていった・・・

――影斗宅――

「ふぅ~疲れた・・・

一様報告しとくか・・・」

影斗は携帯を取り出し電話をかけた・・・

ピピピピッピピピピッ

「はい、黒根です」

「もしもし、影斗です・・・終わりました」

「もう終わったんですか!?

まだ3時間しかたってないですよ!?」

「はいっ、マザーコンピューターってやつを破壊してきました!」

「・・・どうやら本当のようですね・・・

わかりました、じゃあ明日朝9時に迎えに行きます」

「わかりました、ではっ」

ピッ


「ふぅ~、まさかここまでとは・・・

うかうかしてられませんね」


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