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first work ~初仕事~ part1

 First work ~初仕事~ part1


――黒根――side

「はぁっ~、そろそろくる頃ですかね・・・」

ピピピピッピピピピッ

「はい、黒根です・・・

 影斗くんですか?」

「なんで分かったんですか?」

「いやぁ、そろそろくるかなと思いましてね?

で、どうしました?」

「入る・・・」

「はい?何ですか?」

「入ります、黒望楼に」

「ふふふっ、そうですかそうですか・・・

よかった、君があっち側じゃなくて・・・」

「???」

「あっち側?」

「はいっ、結構多いんですよねぇ~

正義こそ正しいとか、悪は悪い存在だとか・・・

そう言う偽善者・・・

大っ嫌いなんですよ・・・

鳥肌たっちゃいますよ・・・」

「・・・」

「・・・影斗くんはどう思いますか?」

「俺は・・・正義とか嫌いかな・・・

悪が好きとかじゃないけど・・・」

「まぁいいでしょう

さっそくですけど仕事お願いします」

「・・・なんですか?」

「ははっ、そんな緊張しなくていいですよ

聖蘭の支部に潜入して、そこのメインコンピューターを破壊してきてください」

「いきなりすか!?」

「はい、ちなみに今回のミッションの

成功報酬は30万円です」

「さっ30万!?」

「はい、それくらい重要なミッションなんです

そして、相手を殺した場合・・・

その人物に見合った臨時報酬を追加します」

「臨時報酬?」

「はい、例えば聖蘭支部の研究員10人全員殺した場合は1人につき3万・・・

10人で30万なので合計、60万の報酬になることになります」

「・・・そんなに貰っていいんですか?」

「はい、言ったでしょう?

大事なミッションだと・・・

ただ、あまり時間がかかると聖蘭本部から

増援がくるので早めに済ませてください」

「わかりました・・・やります!」

「じゃあ場所を教えます・・・

場所は青森です」

「・・・青森ってどこ?」

「青森は青森県ですよ」

「・・・・・・・無理だ!!!!!!!」

「!!??なんですか!?急に大声出して!」

「いやっ!遠すぎだろ!」

「大丈夫ですよ、交通費はこちらが用意しますから」

「まぁ、それならいいですけど・・・」

「交通費は報酬にいれますねぇ~」

「わかりました・・・

で、いつやればいいんですか?」

「今からすぐ向かってください」

「・・・・・・・はぁぁぁぁぁぁ!!!???」

「!!??ほんとうるさいですねぇ~

今度はなんですか?」

「いや、今からは無理だろ」

「?なんでですか?」

「だって今、夜の9時ですよ?」

「潜入ミッションの基本は夜中ですよ?」

「まぁ、そりゃそうかもしれないけど・・・」

「じゃあお願いしますね?

期待してますよ?」

プツッ、プープープープー

「切れたし・・・

はぁ~、新幹線つってもこの時間じゃあなぁ」

「!!??そうだ!!」

影斗は突然立ち上がった

「まずは、トランス!!軽量化!!」

影斗はまず自分の体の体重を1kgに変化させた

変化の能力の条件は自分の体、もしくは触れているもののみ変化させることができる

ただし身体を変化させる場合「「トランス」」とコールしなければ精神力を多くもっていかれることになる・・・

「よしっ、次は、トランス!!人翼!!」

突如、影斗の背中から黒い翼が生えた・・・


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