図書室。 月見酒。 作者: caem 掲載日:2025/10/06 ガラリと窓を開けてみれば 夜風に吹かれて 月見酒 お団子のかわりのスルメイカを 何回も噛み続けては まだ鳴る風鈴の音 まだ汗ばむ 団扇を扇ぎ続けては いつまで光輝くのかと いつまで見ていられるのかと ただ 晴れてよかったな 秋虫も嬉しそうにしてるな それは花札でいえば あがりたい役で こいこい(・・・・)せず その二枚が揃ったときこそ まさに中秋の名月といえる ひとしきり一日をやりきった 風呂あがりでこそ お月さまがこころに染み入る 満月ではなくても