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大乱記上  作者: 両亭
楼蘭土伝
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大楼条:(馬笛)第十六節~第十七節

十六、牛利王後、子「胡亥」嗣之。然後子「武陶丹」嗣之。然後子「武牛羅」嗣之。武牛羅二子任令政。則左令政「馬笛」。右令政「胡的」又立太子馬笛。


十六、牛利王の後、子、胡亥(コガイ)これを嗣ぐ。然る後、子武陶丹(ブタウタン)これを嗣ぐ。然る後、子武牛羅(ブギウラ)これを嗣ぐ。武牛羅の二子、令政に任ぜらる。則ち左令政は馬笛(バテキ)。右令政は胡的なり。又、太子に馬笛を立つ。


十六、牛利王の後、子の胡亥があとを嗣いだ。その後、子の武陶丹がこれを嗣いだ。その後、子武牛羅がこれを嗣いだ。武牛羅の二子は令政に任ぜられた。すなわち左令政は馬笛が右令政は胡的がその職に就いた。又、太子を馬笛とした。


十七、武牛羅十三年死。馬笛嗣之。馬笛欲右政令易「地蕃」而胡的抗之不能。地蕃松尾人。有勇篤信、武牛羅任「司馬丞」之。

 馬笛五年。越南侵楼蘭土。馬笛禦之而不応右政令。越南王、討王于武吾楼武吾楼。子「馬機」籠于瑠坂。胡的通越南而開城。馬機逃於倭地。越南王任胡的楼蘭土都督、命治楼蘭土。


十七、武牛羅十三年にして死す。馬笛がこれを嗣ぐ。馬笛右政令を地蕃(ヂバン)()えんと欲せども胡的、抗ひて之、能わず。地蕃は松尾人なり。勇ありて信、篤く、武牛羅、これを司馬丞に任ず。

 馬笛五年。越南、楼蘭土を侵す。馬笛これを禦げども右政令応じず。越南王、武吾楼武吾楼にて王を討つ。子の馬機(バキ)瑠坂に籠る。胡的、越南と通じて城を開く。馬機倭地に逃る。越南王、胡的を楼蘭土都督に任じ、命じて楼蘭土を治めしむ。


十七、武牛羅は治世十三年で死んだ。馬笛が王位を継いだ。馬笛は右政令を地蕃に交代しようと思ったが胡的は抵抗してすることができなかった。地蕃は松尾人だる。勇敢で信頼が厚く、武牛羅がこれを司馬丞に任命していた。馬笛五年、越南が楼蘭土に侵入した。馬笛は防衛したが、右政令は動かなかった。越南王は武吾楼武吾楼で馬笛を打倒した。しかし子の馬機は瑠坂に籠城して抵抗をつづけた。胡的は越南と通じて、瑠坂の城門を開いた(こうして瑠坂は陥落した)。馬機は倭地に逃れた。越南王は胡的を楼蘭土都督に任命して、楼蘭土を治めさせた。


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