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大乱記上  作者: 両亭
九馬伝
18/37

安氐降倭条:第一節

安氐降倭条

一、下照彦尊三子曰「若倭地三分、共和治之」以託籤。然至天山崑州山為天遠尊之領分。二子曰「若産最近地。則最天遠。何治近天山」以天遠尊追。天遠尊退落国。母餞而切其髪為輪、結之於子足曰「是地祇祝也」


一、下照彦尊、三子に曰く「(なんぢ)ら、倭地三分して、共に和してこれを治めよ」と。以て(くじびき)に託す。然れば天に至る山、崑州山天遠尊の領分となる。二子曰はく「若、最も地に近きに産まる。則ち最も天に遠きなり。何ぞ天に近き山を治む」と。以て天遠尊を追ふ。天遠尊、落国に退く。母、餞して而その髪を切り輪となし、これを子の足に結びて曰はく「これ、地祇の(ことほぎ)なり」と。


一、下照彦尊は三子に「お前たちは、倭地を三等分して、ともに助け合って大倭を治めよ」といった。そうしてくじ引きをして領地を配分した。そうすると天に至る山である崑州山が天遠尊の領分となった。二子は、「お前は、最も地に近いところで生まれた。すなわち、最も天から遠いやつだ。それがどうして天に近い山を治めるのだ」と。そうして、天遠尊を追放した。天遠尊は落国に退くことにした。このとき母が餞をして、自分の髪を切り、それでわっかをつくって、子の足に結んでいった「これは、地祇のお祝いの言葉ですよ」と。

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