これから始めるジョジョの奇妙な冒険
複雑な要素は無いけれど、「部」で主人公が変わる事と、同じ世界を舞台にしているのかいないのか新規だとわかりにくいかなと思ったので。
テレビアニメ版のファンは見ても気分悪いだけだからやめとけ。
1986年から連載開始し、連載期間中に長い休養時間こそあるものの、2024年現在まだ連載が続いている漫画作品。40年近く連載が続いているのでさすがに少しわかりづらいところがあるかもしれない。
本作は作品途中で主人公と舞台が交代していくため、厳密に同一作品とは呼べないかもしれない。1人の主人公の話「第〇部」として、2024年現在第9部が連載中であり、おそらくこの第9部で終了を迎えるはずである。
愛称が「ジョジョ」となるキャラクターが主人公。ジョジョは何らかの特殊能力を持っており、その特殊能力を駆使して人間を超えた化け物やら同じく特殊能力を持った存在と戦う物語である。
全ての部が完全に独立しているわけではなく、いくつか転機があり、グループとしてまとめる事が出来る。まずはそこからいこう。「〇〇は●●まで」的な言われ方をしやすいところともいえる。
・第1部~第3部
連載開始当初作者が想定していた部はここまでであり、ここまで一連の物語となっている。
・第1部~第2部
何で区切りが戻るんだ?と言われそうだが、ジョジョ史としては、ここで大きくスタイルが変化する。第3部から作品の象徴ともいえる超能力「スタンド」が登場する。第1部と第2部でも特殊能力を使うが超能力とは少し違う。
・~第5部
ここまでが長期の休載無く「ジョジョの奇妙な冒険」として連載が続けられた。作風と画風は常に変化し続けているが、第5部と第6部以降とでかなり変わるというのも大きい。
・~6部
6部から「ジョジョの奇妙な冒険」は実質サブタイトルとなる。が、6部はまだ5部までの雰囲気を残し、かつ連載は第1部~5部と同じく週刊少年ジャンプにて行われている。そしてここまでは全て同じ世界を舞台にした物語となっている。
・7部~
「ジョジョの奇妙な冒険」のタイトルを一度は捨て、6部までとは別の世界を舞台とし、主人公も「ジョジョ」ではなくなった。
連載途中で週刊少年ジャンプから離脱。それを契機に「ジョジョの奇妙な冒険」のタイトルが復活し、主人公が改めて「ジョジョ」となった。この辺りは7部の説明にて。
大きく画風も変化している。
「3部まで」「5部まで」「6部まで」「2部が好き」「4部が好き」というのがジョジョファンの5大勢力だろうか?7部以降はボーナスステージ。ゲームにおけるクリア後の追加要素と思えばいい。追加要素の方が既に連載期間長いが。
・第1部:ジョナサン・ジョースター-その青春-
単行本1~5巻。主人公はイギリス貴族の青年ジョナサン・ジョースター。現在のサブタイトルは「ファントムブラッド」とされている。
連載開始時点では少年であり、ジョースター家に養子として引き取られてきた少年ディオにこそこそと嫌がらせを受けるお話である。このディオはジョジョという作品にずーーーーっと関わり続ける小悪党であり、少年時代はジョナサンに殴られた仕返しにジョナサンのペットの犬を焼き殺すという実に惨めな報復を行ったほか、まあ大体が「せっこい仕返し」「3流悪役」と言ったレベルのろくでなしである。
ジョナサンとディオが大学にまで進学した頃にはディオのジョースター家乗っ取り計画が発動しており、ジョナサンの父ジョージを毒殺。ディオ本人は何だかんだあって偶然何故か不死身の吸血鬼になってしまう。ジョナサンは吸血鬼に対抗できる力として、「何か太陽の力」な「波紋」とかいう技術を身に着ける。「波紋」は肉体を若々しく保ち、自身どころか他人の傷も癒し、自身の痛みも和らげ、水の上を歩いたり壁を歩いたり他人の身体を操ったり、「どこが太陽の力」なんだというレベルで割と万能な技術である。技術というかもはや超能力。
波紋の力で小悪党のディオを倒したよ。単行本5巻とは思えない濃さだね。
・第2部:ジョセフ・ジョースター-その誇り高き血統
単行本5~12巻。第1部から50年後の話。ジョナサンの孫ジョセフは生まれつき波紋の力を使えた。ディオを吸血鬼に変貌させた謎のアイテムを創った存在が登場。人間を超える人間型生物で触れただけで人間を吸収する化け物だよ。でも、太陽の光に弱い。
ジョナサンはその恵まれた体格で力まかせに戦うタイプだったのに対してジョセフは知恵で戦う。ジョジョ3部作の中では外伝的な話になるけど、最終的に敵は太陽の光も克服した不死身の存在になったし、結局倒せずに終了した。いや不老不死でダメージ即回復、変身能力有り、とかそりゃ倒せんでしょ。
ああ、そういやサブタイトルは現在は「戦闘潮流」とか何故か漢字4文字にされたよ。
・第3部:空条承太郎-未来への遺産-
単行本13~28巻。厳密には12巻からだけど第1話だけだし。まさかのジョースターではない。まさかの日本人。第2部から50年後の話。
姓はジョースターではないけど、承太郎はジョセフの孫。作中「JOJO」と呼ばれる最後の主人公。第4部以降は呼ばれないか、「ジョジョってなるね」程度に言及されるだけだ。
ジョナサンが倒したはずのディオが何か100年経ったら復活しちゃったって話。「波紋」を編集者に禁止された作者が新たに生み出した「幽波紋」こと「スタンド」という超能力が登場。ちなみにディオは作者がディオと書くのが面倒だったとの事で第3部ではDIO表記だ。結果、第1部のディオと第3部のディオは表記で見分ける事が出来るように。
第3部開始時点でのスタンドの設定は、タロットカードに暗示される。つまり全世界で「22人」しかいないはずだった。そして、スタンドに覚醒しても闘争本能的なものが弱いとスタンドを使う事が出来ず、それが負担となり衰弱死する。
ディオはジョナサンの肉体を奪って復活して、更にスタンドに覚醒した事により、ジョナサンの血を引く者みながスタンドに覚醒してしまったという「え、何で?」という設定で開始。承太郎とジョセフは幸い、スタンドを操る力があったけれど、ジョセフの娘=承太郎の母にその力はなく、このままでは衰弱死してしまう。命はもって50日。ただ一般的なスタンド覚醒者と違いジョースター家の人々はDIOが覚醒した事で一緒に覚醒したのでDIO倒せばスタンドが消える。つまり50日以内にDIOを倒さないと!というお話。
最終的に22人じゃ収まらなくなり、「タロットカードの紀元」とか言い出して妙な設定捏造して更にスタンドを追加。それでも足りなくなり、もはや「何のカードの暗示でもない」スタンドも登場し、タロットカードは何だったのかという。
無事DIOは討伐されたけど、ジョースター家のスタンドは消えなかったよ。ウソつき。最終的にジョセフの娘さんが死にそうになってたのはDIOの呪縛とかいうわけのわからん代物になったよ。それは何かのスタンド能力ですか?それでジョセフとかも呪縛すりゃよかったんじゃないですかいのう?
現在のサブタイトルはスターダストクルセイダーズだけど、未来への遺産ってタイトルでゲーム出ちゃったしなぁ。まあ、何がどう未来への遺産なのか謎なんでしょうがないけど。
第4部:東方仗助
単行本29~46巻。現在のサブタイトルはダイヤモンドは砕けない。いや、砕けるね。
第3部がはっきりと西暦〇年と決まってないけど、第4部は1999年で第3部から10数年後の話。
ジョセフの息子だけど、承太郎より若い仗助が面白楽しく生活するお話。第3部当時はDIOの呪縛で死にかけてたらしい。が、やっぱりスタンドは残った。
異常なまでにスタンド使いが大量に住む街「杜王町」で起きるどうでもいい事件とかどうでもよくない事件とか。
スタンド使いを生み出す「弓と矢」とかいうものが突如登場。第3部にてDIOがいきなりスタンドに覚醒したのと、DIO配下のスタンド使いがいっぱいいた理由は弓と矢という事になった。後付け設定バンザイ。
明確な物語や敵というものはない、奇妙な日常を描いた作品ではあるけど、最終的に頭のおかしい殺人鬼とのバトルに。主人公はほぼ活躍せず、脇役と前の部の主人公である承太郎の活躍により殺人鬼は討伐されて終了。この殺人鬼「吉良」はDIOほどじゃないけど、作品にこの後も関わってくるし、死んで幽霊になった吉良を主人公にした作品も作られるし、別世界の話ではあるけど、ジョジョ本編でも主人公の片割れになるとか大活躍だよ。
後はこの第4部で登場した漫画家さんもしつこく出続けるよ。何か主人公になった作品も未だに時々発表されるよ。主人公?えっと、誰だっけ?
・第5部:ジョルノ・ジョバァーナ 黄金なる遺産
単行本47~63巻。日本人「汐華初流乃」がイタリアでジョルノ・ジョバァーナ名乗ってギャングスターになる話。第5部まではJOJO表記だったけれど、ここにきてGIOGIOに。
第4部直後の2001年イタリア。遂にDIOの息子が主人公に。…吸血鬼に息子がいたとか。が、本作には天涯孤独だったはずの男に孫がいたり、その程度当たり前なので気にしてはいけない。
作中経過時間が最も短い部でわずか数日のお話である、長くても1か月はかかっていない。
弓と矢の力で凶悪なスタンドを身に着けたギャングボスを追い落としてジョルノがボスになるだけの話だ。が、スタンドを矢で突き刺すとスタンドが強烈に進化するというとんでもない設定が追加された。
黄金の旋風なるタイトルでゲームが発売されたが、後に設定された正式なサブタイトルは黄金の風となった。
・第6部:石作りの海
単行本64~80巻。ここで「ジョジョの奇妙な冒険」としての単行本は途絶える。が、ジョジョとしての通算巻数も表記されるという特殊仕様。
2011年アメリカ。空条承太郎の娘「空条徐倫」が刑務所で邪悪と出会い、その邪悪に負けるお話。シリーズ初の女性主人公だが、だからといってそれで何か変わるのかといえば別に何も。
プライドが高く居場所がバレてもそこから動かないとされ(だから50日でたどり着けた)DIOだが、人間の友人がいて何か遊びに行っていた事が発覚。ついでに天国に行く方法を発明していた。
そのDIOの友人が人類全体の幸福の為に天国に行こうとして、実際に到達した。
・第7部:スティール・ボール・ラン
単行本81巻~104巻。連載開始時はサブタイトルではなくメインタイトルで、ジョジョではないという扱い。ただし第1話時点で「第6部で1周した後の話?」と多くのジョジョファンは認識。実際、連載開始直後のロングインタビューでその旨の報告が作者より為された。
ちなみに「1周」とは第6部では一度宇宙が終わり、再度似たような歴史をたどった宇宙が第6部の最後の最後に創成された事による。
主人公は第1部と第2部でJOJOの相棒、師匠、友人であった「ツェペリ」の名を受け継ぐ「ジャイロ・ツェペリ」であり、ジョースターの名をもつ「ジョニィ・ジョースター」ではない。はずだったのだが、連載雑誌を変更した事で編集が変わったんだろうか?タイトルにジョジョが戻ってきて、正式に第7部として認定、「ジョニィ」が主人公に昇格する事となった。
なお、ジョニィは愛称で本名はジョナサン。1周した世界での第1部主人公なのである。全く似てないけどな。ディオも似たような経歴で登場しているが表記はDio。特にジョニィと大きく絡んだりはしない。
アメリカ横断の馬レースの話。当初説明されたルールがすぐに無かった事にされるなど、相変わらずいい加減な作品で、正直このレースの「ルール」がどうなのか説明できる人はいないのではないだろうか。最終的なルールではボーナスタイムが意味不明というか役立たずすぎる。
スタンドからも解放され、ごく一部のキャラのみが使えるだけ、かと思われたが、結局みんなでスタンドを使いだしレースというより、いつものスタンドバトルの話と化した。
第8部:ジョジョリオン
単行本105巻~131巻。1周した世界での杜王町を舞台とした理解不能な話。主人公は正体不明の男「東方定助」。作品開始時点で呪いを解く物語とされたが、話が二転三転し何だかよくわからないまま終わった非常に評価の低い作品。倒すべき敵、ラスボスは実質存在しない。最後に倒した「クソ強い敵」ならいるけど。
物語の最後に時間を遡り1周した世界におけるジョセフ・ジョースターが登場した点は評価が高い。
なお、1周した世界においては殺人鬼「吉良」が第3部における「承太郎」の位置…ジョセフの孫である。前の世界では「空条」と結婚したジョセフの娘ホリィは、こちらの世界では「吉良」と結婚した。結果として空条さんは吉良の友人としての登場となる。
第9部:ジョジョランズ
ジョセフの孫「ジョディオ・ジョースター」を主人公とした、彼が成り上がるお話…のはず。同じジョセフの孫でも「吉良」とは兄弟ではなく従兄弟。ジョセフは娘が1人いるだけだったはずだけど、ジョジョではいないはずの子孫がいてもおかしくない上、ジョセフは「ジョースター家は生涯1人だけの女性を愛し」と説明され続けたというのに第4部で平気でそれを覆した男なので、娘がもう1人いたって別にいいのです。
バオー来訪者
単行本全2巻。ジョジョの前に同作者がジャンプで連載した作品。ジョジョのゲームに出て来ているので関連作品として。OVA全2巻でアニメ化もされてるけど、単行本2巻分の話を2話でまとめきれるわけもなく…まあ無難な作り。
・カセットブック
第3部のごく一部のエピソードをボイスドラマ化。カセットブックとなっているけれど、CDで発売されてる。キャスティングが神がかっているけれど、いくらボイスドラマとはいえ説明セリフがヒドイ。ジョジョ3部は原作時点で洋画の和訳かよって感じで「説明してる場合か」という場面は多い(例えるなら知恵の輪が出来なくてかんしゃくを起こしたバカな怪力男だとか)のだけれど、それを更に悪化させている。
目玉を潰されながら「オレの目ん玉に万年筆の先っちょがぁぁぁ!」とか、いやお前言ってる場合か。冷静にどう襲われてるか解説するの素敵だろ。
1話だけオリジナル。キャスティングは神がかってるけど、DIO様だけ大ハズレ。
OVA
第3部のごく一部の話をアニメ化。好評だったため、追加で更に数話追加。アニメならではの演出や見せ方にこだわっている。「原作再現=作品愛」と勘違いしてるバカには評価が低いが、一般的にはテレビアニメ版より評価は高い。原作で突如DIOが「ロードローラーだ」とロードローラー持ってきたシーンは「タンクローリーだ」に差し替え。言葉の響きが近く、そして派手な爆発を起こして見栄えがよい素敵な演出だ。が、誰向けなのかおばあちゃんが(スタンドの力によるものだが)美女になっているとか、全体的なキャスティングはあまり良い声は聞けない。DIO様は個人的にはアリだと思うけど、一般的には最も評価の低いDIO
劇場アニメ
OVAと同じ系列。第1部を描いた作品。いくら他の部に比べて圧倒的に短い話とはいえ劇場アニメ1本にまとめるのはバオーOVA以上に無理がありすぎて、重要なレギュラーキャラまで削り取り、挙句、本作ではなく上記OVAが宗教的にケチをつけられ流れ弾で封印されるに至った。宗教問題は確かに無配慮な点で問題はあったものの、実は「たった1人」の人がケチをつけた事が大げさに某クソ大手ニュースメディアで伝えられ事が大きくなってしまったのが原因。とはいえ、真相がどうあれ封印解除される事はないだろう。
テレビアニメ
原作の描き文字をそのまま文字で表現するなどアニメではなく動く漫画。ファンからの評価は非常に低いゴミ。見るに値しない。評価しているのはアニメから入ったファンぐらいなもので、原作ファンは第3部辺りでもう見るのをやめている。ゴミ。原作漫画を読めば済む。
SFC版ゲーム
RPG。クソゲー扱いされてるけど、クソゲーではない。ただ1日で終わるというだけ。後、無機質なボイスがむしろない方がいいよねってだけ。イギーを含めたジョジョ一行全員使えるのでファンならそこそこ楽しめるんじゃない?バカげてるし。
カプコン版対戦格闘
第3部の対戦格闘化。未来への遺産のサブタイトルでキャラクターを追加したバージョンと、スーパーストーリーモードとして原作の敵が全員登場するPS版なんかも。
非常に原作愛に溢れる作りであったが、未来への遺産では原作愛ではなく商業的に事務的に仕事をしたのだろうとうかがえる程にその愛を全く感じない「駄作」と成り果てているのが残念。あくまでもキャラゲーとしての話な。
若返るスタンド能力があるので、それを使って「第2部当時のジョセフ」を登場させる。DIOは、最終決時点のものだけではなく、神秘的な印象を見せていた、影の姿で描かれていたバージョン。それとプレイヤーとしては使えないが「最高にハイになる前」の最終決戦時のDIOと複数用意。技名が「WORLD21」とか原作ファンなら思わず笑ってしまいそうになるものも。後、原作第1部のみで見せた技も使うよ。
カプコン版第5部
3Dアクション。ブチャラティチームとトリッシュ、それから車椅子ポルナレフが使えるが、対戦格闘ではなくあくまでも3Dアクション。
敵は全員登場するわけではないが、わけのわからん能力が多い第5部でよく頑張ったなとは思う。
特別面白いわけでもないし、愛を感じるという程のゲームでもない。ゲーム中に登場しないキャラのポリゴンモデルも用意されており、当初はもっと多くのキャラを登場させる気だったんだなとわかる。じゃあ、そこまで作りこんでから発売しろという。康一クンとか需要は絶対あった。まあ、車椅子ポルナレフを使える点は評価する。
何か1部ゲー
劇場版ど同時期の3Dアクション。1部限定なので名前だけ登場したようなキャラを登場させるとか、だいぶ頑張ってる。けど、ほとんど話題にもなってない駄作。「何をするだァーッ」を再現した事では有名。
オールスターバトル
第1部から第8部までのキャラを使った対戦格闘。テレビアニメ版と並ぶゴミ。原作愛原作愛言われるけど、「愛が無くても単行本を隅々までチェックして使えるポーズを拾うだけで出来る」。というより原作そのままは愛が無くても出来る。カプコン版みたいな「原作に存在しないのにそうと勘違いする」のが原作愛が無いと難しいやつ。まあ、ゴミ、プレイする価値はない。キャスティングは結構良い。が、キャラを追加した「R」ではゴミキャスティングとまでは言わないけど、ゲーム版と比べると「違う」と言いたくなるテレビアニメ版キャストでわざわざ再録音するという愚行で更に買う価値を落としている。粗大ゴミ。
部により登場キャラに偏りがあり、連載期間がかなり短かった第2部からは7人ぐらい参戦してるのか?5部以降はかなりキャラが少ない。バトルに使いづらいキャラが多いという事情を差し引いても少ない。第8部連載開始直後だったので第8部からは主人公1人だけだったのは仕方ないとして、連載終了後のRでも全然キャラが増えておらず、追加DLCで全く人気もない「最後に倒したただ強いだけだった敵」を入れるとか何を考えているのか。
アイズオブヘブン
オールスターバトル流用の3D対戦アクション。原作者が書いた歴代キャラが入り混じるストーリーは魅力的。天国に到達してしまったDIOがラスボスとして君臨。
オールスターバトル(無印)には参戦していなかったスピードワゴンやシュトロハイムなども追加され豪華に。が、第5部以降のキャラがまばらなのは相変わらず。本作で追加されたキャラは軒並み「R」に逆移植というか参戦しているけれど、第8部の「東方常秀」は本作のみ。…嬉しくねぇわぁ。本作開発時点では「仲間になりそう」なキャラだったのだよ。康穂とか大也とか京さんとか女性キャラとして欲しかっただろうけど、使いにくい。この当時はまだ鳩さんの能力は不明。いやまあ判明後でも、「踵が硬くなって超伸びる」とかそんな能力…対戦格闘には十分使えるけど、ダルシムじゃねぇんだから。
それにしてもテレビアニメ版のクソっぷりは苛立ちしかない。