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ある記憶喪失者の日常  作者: ねぶた
9章 蛇食女防衛網
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第1回毒蛇鑑賞会開催

アンナ:「わ、私、こんなに大胆なものを描いたことがないわ。でも、エレナが言うように、フレデリカには驚いてもらいたいわね。」


クララ:「私も同じ。で、でで、でも、これはフレデリカへのプ、プレゼントだから頑張ろうね。」


見習い絵師たちは、締め切りまでに一生懸命スケッチを完成させました。


そして、エレナは彼女たちが描いたスケッチを集めて、フレデリカのための特別なアルバムを2冊作りました。


スケッチの中には、フレデリカが驚くようなものもあれば、彼女の美しさを引き出したものもありました。


そして1冊はフレデリカに渡した。


フレデリカは、アルバムを受け取った時に、驚きと感動で涙を流していました。


「こんなに素晴らしいスケッチを描いてくれたの?本当にありがとうございます!私は、これをずっと大切にします。」フレデリカは感謝の言葉を述べました。


エレナと見習い絵師たちは、フレデリカの喜ぶ顔を見て、自分たちの努力が報われたような気がしました。


その裏でエレナは目を細め、口も薄く開き、口角は少し上がっておりました。


「フフフ…時はきた。待っていろよブタ野郎ども………。」


エレナのその恐るべき才能をみたアンナとクララは、開花させてしまった自らの行為に恐怖しました。


第1回毒蛇鑑賞会は、屋敷の空いている部屋を貸し切りにしてフレデリカにプレゼントしたアルバムをばらして鑑賞できるようにして一般会員に公開しました。


その日、たくさんの人々が集まり、アルバムの中のスケッチを鑑賞しました。


「これは本当に素晴らしいわ!」


「どの絵もとても美しい!」


蛇食女スネークイーターは本当に幸せだね。こんなにたくさんの人々に愛されているなんて。」


会員たちは、スケッチに込められた思いやエピソードを語り合い、蛇食女スネークイーターを称えることで、更に親睦を深めることができました。


そして、会員たちは、次回の毒蛇鑑賞会のテーマや企画について話し合いを始めました。


アンナ:「次回は、毒蛇フレデリカの成長過程をテーマにした展示を行いましょう。」


クララ:「それと同時に、毒蛇フレデリカの生息地に関する講演会も開催しましょう。」


エレナ:「素晴らしいアイデアだね!それに、会員たちが自分でスケッチした毒蛇フレデリカを展示する企画もいいかもしれない。」


会員たちは、次回の毒蛇鑑賞会に向けて、様々なアイデアを出し合い、熱心に話し合いました。


毒蛇鑑賞会の会員たちは、毒蛇フレデリカを愛し、学び、そして共有することで、更に深い絆を築いていくのでした。


最後に帰りにお土産がついていました。

お土産にはカードがついており、「お家で開けてね?」と書いてありました。


それはもう1冊のアルバム。エレナと見習い絵師たちに注文した官能的にかつ過激に描かれた毒蛇フレデリカで満載の1冊でした。


会員達は一瞬驚愕した後、歓喜して今後も規約を絶対守ろうと心に誓うのでした。


当日、会場は片付けに終始し、その翌日の夜、街の酒場で毒蛇鑑賞会の打ち上げを行っていました。


といっても、酒場の男達のほとんどが会員なので毒蛇鑑賞会の2次会のようになってました。


「ああ、フレデリカ様のスケッチは本当に素晴らしいわね。こんなに美しく見えるなんて、驚きよ」とアンナが言った。


「そうだわ、私も初めて蛇食女スネークイーターのスケッチを見た時は、感動したわ」とクララが付け加えた。


エレナはうんうんと頷きながら、「蛇食女スネークイーターは、本当に愛されているわね。その愛情がスケッチにも表れていると思うわ」と言った。


「そうよ、蛇食女スネークイーター単なる女性ではないわ。彼女は本当に特別な存在よ」とアンナがうなずいた。


クララも同意しながら、「私たちは本当に幸せ者だわ。蛇食女スネークイーターに仕えることができて」と言った。


「それにしても、今日の毒蛇鑑賞会はとても楽しかったわね」とエレナが話題を変えた。


アンナも同じく、「そうよ、蛇食女スネークイーターがこんなに美しく見えるとは思わなかったわ。またやりたいわね」と言った。


クララはにっこり笑いながら、「その前に、私たちの仕事もしっかりこなさなくちゃね」と言って、3人は楽しい夜を過ごした。

ようやくここまできました。


時はきた。ただそれだけだ。


https://www.youtube.com/watch?v=pr4lc4QJQu4

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