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ある記憶喪失者の日常  作者: ねぶた
20章 必殺!?仕置人
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オシオキ⑤

『メルロの姿をした誰か』のマッサージは続く。


「( - ω - )…………」


エレナはマッサージの気持ちよさ身をゆだねた。


「……うん。だいぶよくないところが分かってきました。じゃあ、今度はそこを重点的にやっていきますね。…」


そう言って『メルロの姿をした誰か』はまた右足を持ってマッサージを始めた。その時だった。


「……!!Σ( oωo )痛ったーーーーい!!!!!!」


エレナは叫んだ。


「…悪くなっているところが痛いんですよ。」


『メルロの姿をした誰か』は涼しい顔で説明した。


「(;゜Д゜)痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!」


エレナは痛みに耐えかね暴れるも足が動かせない。


「…左側いきますねー。」


『メルロの姿をした誰か』は優しい声で言う。


「Σ(´Д`;)もういい!もういい!、あ!痛ったーーーーい!」


エレナは頭を抱えて叫ぶ。


「…最後の仕上げいきますね。」


そう言って『メルロの姿をした誰か』は痛がるエレナを無視してマッサージを続ける。


「∑(゜Д゜)もういや!もういや!?、あ!痛ったい!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!…」


エレナは痛みに泣き叫ぶも『メルロの姿をした誰か』は許してくれなかった。


  アンナ「わ、私達もアレを受けるの………?」

フレデリカ「ええ?………すごく痛そう…………」


「…お二人も受けてみますか?……遠慮しなくてもいいんですよ?」


『メルロの姿をした誰か』はアンナとフレデリカに向かっていった。


  アンナ「いえ!結構です!………」

フレデリカ「間に合ってます!!」


「…はい。終わりですよー。」


そう言って『メルロの姿をした誰か』はエレナの足の甲にキスをした。


「いやだって…いやだっていったのに……うううううう」


エレナは泣いた。


『メルロの姿をした誰か』はその様子に肩をすくめた。


「今までの疲労が堪っていたから痛かったんですよ。大丈夫。疲労が取れれば気持ちいいだけですよ。…そんなに泣かないで…ホラ!?」


『メルロの姿をした誰か』は開いてるエレナの脇腹に手を伸ばした。


「。゜(゜^∀^゜)゜。!?ギャハハハハハハハハ?」


エレナは笑い始めた。


『メルロの姿をした誰か』はエレナの脇腹をくすぐっていた。


「ほら?…泣いていた顔がもう笑顔になりましたよ。」


「。゜(゜^∀^゜)゜。!?ギャハハハハハハハハ?やめて?やめて?ギャハハハハハハハハ………」


こうして暫くの間、エレナの笑い声が鳴り響いた。


エレナが体力を使い果たした頃、ようやくエレナは解放された。


「(´Д`)…あ…か……は…た…」


解放されたエレナは息も絶え絶えだった。

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