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ある記憶喪失者の日常  作者: ねぶた
20章 必殺!?仕置人
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改めて自己紹介

クララは十字架に縛られていた。


縛り方は胸が強調され、内またにも縄をまかれていた。


服は全く脱がされていないのにとてもエッチな縛り方だった。


唖然としていたがすぐに顔を険しくしてメルロに言った。


「……あ、あんた!クララに一体なにをしたの!?あんないやらしい縛り方して………………!?、も、もしかして、あ、あんた達、あたし達が知らない間にそんな関係に?」


「おや!?大丈夫ですよ。まだそんな関係にはなってませんし、私の唇は先生エレナの為に取っておいてますから。クララさんに聞きましたよ?トウサン(猫)の事。大変お世話になりました。お礼に熱いキッスを」


そう言ってメルロは目を閉じて口を尖らせエレナの顔に近づける。


「いいいい?、いや、いらない!いらないって!」


エレナはそう叫んで片手で心の壁(A●フィールド)を作った。が、しかし


むちゅッ


「ぎぃやああああああああああああ!!!?」


エレナは手のひらに感じる感触におぞましさを感じて泣き叫んだ。


「クッ!このお!?」


「おっと」


エレナはおぞましさに耐えて反撃の拳を振るうが空振りする。


その時、フレデリカとアンナがメルロとエレナの処に追い付いた。


アンナ「エレナ!?さっきの叫び声はなに!?」


フレデリカ「メルロ!、あんた何をしてって……ええ!?、ク、クララ?、あ、あんたクララになんてエッチい事してるの!?」


アンナ「うえぇぇ!?」


フレデリカはクララが十字架にエロい縛り方で括りつけられているのを見て見開いた。


フレデリカの言葉にアンナもクララの様子に気付いた。


「おやおや、…外野は少し黙っていてくださいね?」


メルロをはそう言って二人に向かって何かを投げつけた。


それは途中でフワフワしながら二人の影にそれぞれ落ちた。


アンナ「?」


フレデリカ「は、ハネ?、鳥の羽?」


エレナは険しい顔でメルロを睨みつけながら言った。


「……わかった。話を聞く。何?一体なんなの?どういう事なのこれは?」


メルロはハッキリとした口調で言った。


「……いやあ、私も驚きました。マビノギオン偽典に隠された暗号を解くと、とっっっっっってもエッチが文章が現れるようになっているの…ビックリしましたよ?『ぷるみえ~る』先生?」


「…………それで?」


まだ、話の要点が掴めない。エレナは続きを促す。


「いやね?、その文章にどうやら私の『トウサンジュニア』が『生出演』しているようなんですよ?ビックリです。」


  エレナ「!!!」

  クララ「……グス…」

  アンナ「!?」

フレデリカ「????」


「……お、おかしい。やっぱりおかしい。」とエレナは呟いた。


「?」


メルロはエレナの呟きに不思議そうな顔をした。


「さっきから聞いてると、あなた、メルロの姿と声は一緒だけど、…私が知ってるメルロじゃない!、…あなた一体、ダレ!?」


エレナはメルロの姿をした誰かに叫んだ。


  クララ「??……グス…」

  アンナ「!?」

フレデリカ「????」


「……フーン?。エレナさん、貴方、本当にいい勘をしてますね。……いいでしょう。初めまして、私、メルロの体の()()()()です。…メルロは今眠ってます。私が代わりに皆さんに会いに来ました。」


  エレナ「!??」

  クララ「!?グス…」

  アンナ「!??」

フレデリカ「!???」


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