表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある記憶喪失者の日常  作者: ねぶた
19章 Oh!ヨメサンバ
159/315

その先にあるものは

メルロは解読された文章に目を通していた。


す、すごい、読者にお見せできないほどエロい。ChatGPTも解読拒否だ!


「テツヤ」、お前、「私」にされるがままじゃないか!?


あ、ああぁぁあ、あぁあ、お母さんが帰ってこないのをいいことに、…ふ、二人でなんでもありのバーリトゥードをしているなんて!?


いくらチェスに負けて悔しかったからって、そんな…、は、はしたないぞ!「私」!?


「テツヤ」、お前、こと、こういう事に関しては負けっぱなしじゃないか!?


バーリトゥードなんだから、ロープルールなんてないんだぞ!?


………「私」が舌なめずりしてる………最初の印象から変わっちゃったよ!


目が血走り、興奮を抑えきれず、鼻息が荒くなる。そして次の文章を読む。


「テツヤ」が堪らず逃げようとしている!


それに対して「私」は、……「テツヤ」の足を掴んで……「ドラゴンスクリュー」!!!?


「テツヤ」は苦悶の表情だぁ!!


なんだと……今度は「私」は自分が満足するまで「テツヤ」を逃がさない気だ!!。


「テツヤ」…ごめん。「私」を応援したくなった!


頑張れ「私」!!


こころゆくまで君のラプソディを僕に見せてくれ!!


「テツヤ」と「私」だけでもこんな、こんな…………エロい!!……解読できてよかったぁ!


じゃ、じゃあ、「カオル」は?……「カオル」は実は女ジュードー家なのか!?


…………ちがう……「カオル」は実は女ジュードー家じゃない。


じゃ、じゃあ、「ベリル」が!?……それも……ちがう。……どういう事だ?


……………………………ま、まさか、そんな!、ここへ来てイキナリ「ベリルの妹」が登場だと!?


「ベリル」に負けた「カオル」を慰めに来ている!?………ふたりは知り合いなのか?


あぁ、あぁ、ああぁぁぁあ!、慰めに来た「ベリルの妹」に「カオル」が自分の欲望を押し付けている!?


「テツヤ」ができなかった事を「カオル」がリベンジしてくれるのか!!


やるな!「カオル」!見直したよ!


「ベリルの妹」がまいったしても許さない!?


ウワウワウわ…………ついに「カオル」は生まれる前に帰ろうとしている!?


……やばい、泣けてきた。「カオル」にも帰れる場所があるんだ!……こんなにうれしいことはない!!


あ、アランは?…アランはどうなるんだ?


…………発酵食品じゃない!?


ヒュウゥ。さすがだアラン!


…………あ、あれ?…………………………………………


……………………ママの大外刈りが………………こんなに艶やかだったなんて!!?


やばい………人妻にめざめそうだ!


………………ん?でも、なんか………違和感を感じるな………………


……………………………………………………………………………


そうだよ。………………ここに出てくる解放された息子たち(サンズオブリバティ)は複数形に思えない。


………………キャラクターは様々なのに息子(サン)は単独ミッションだとでもいうのか?……


…なんか……造形に関する表現に……憶えがあるなぁ……


そしてある重要な事実に気付く。


………………!!!!!!!…


そ、そんな。…う、嘘だろ?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします! 小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ