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ある記憶喪失者の日常  作者: ねぶた
1章 自覚なき勇者
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ピーターとの出会い

メルロは街へ出かけたとき、突然の雨に降られ、近くの軒下に雨宿りをしてました。

すると、偶然、近くで熱にうなされている男の子が倒れているのを発見しました。


「大丈夫か?大丈夫か?」とメルロは男の子に声をかけました。

よくよく見ると以前見かけた男の子でした。


男の子は苦しみながらもメルロに微笑みかけ、頭を振りました。


「君、どこの家の子だ?」とメルロは聞きましたが、男の子はうめき声しか出ませんでした。


メルロは男の子を助けようと近くの家に入れてもらおうとしましたが、家の主人に追い出されてしまいました。どうしても男の子を助けたかったメルロは、男の子を抱きかかえ、フレデリカの家に連れて帰りました。


フレデリカは男の子を見て、すぐにベッドに寝かせ、熱を下げるための処置をしました。男の子が落ち着いた後、メルロは彼の話を聞きました。


男の子はメルロに向かって、自己紹介を始めました。


「名前はピーターといいます。街で仕事を探していたところ、何も見つからずに困っていたところです。食べるものがなくなり、熱も出てしまって…」


ピーターの話を聞いたメルロは、彼を一緒に働かせてもらえないかとフレデリカに嘆願しました。


「フレデリカさん、この子を一緒に働かせてもらえませんか? 彼は助けが必要だし、私たちの手伝いをしてくれるかもしれません。」


フレデリカはしばらく考え込んだ後、「分かりました。この子を雇ってあげましょう。でも、彼の健康状態を確認した方が良いでしょう。まずは病院に連れて行ってあげてください」と答えました。


メルロはフレデリカの提案に同意し、ピーターを病院に連れて行くことにしました。


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