やたがらす対世界竜
頑張りました。彼らをみまもってくざさい
ここはクラウン大陸、やたがらすがシンボルマークの魔法士ギルド、エンペラーレイブンに、重大なニュースが入った。Γ漆黒の世界竜と公式試合すんのか」。やや髪が長い少年、ホルスが、思わず身を乗り出す。Γホルス、落ち着けよ」。ジーパンをはいた少女、アスナが、興奮ぎみのホルス・バレンティノを止めた。だが、漆黒の世界竜は、色々と因縁深い、ギルドなので、無理はなかった。Γで、マスター、ルールは」。片眼がつぶれている少年、リボルバーが訊ねる。Γタッグ二回、シングル三回の計、五回でやるらしい」。妙齢の女性、ギルドマスターのアタシノが答えた。Γアランとは、お兄ちゃんがやるよねマスター」。前髪をビーズで束ねた、ホルスの妹、エンジェル・バレンティノは、勢いよく訊ねた。Γアランとやるのはあなたよ、エンジェル貴方しか。アランには勝てない」。帰って来た、言葉はとても残酷なものだった。Γホルス、練習行くぞ」。アスナなりの気の使い方だった。Γ確かにホルスは、強くなった、でもアランに勝てるほどじゃない、残念だけど、ホルスは補欠にも入れない」。それがアタシノの決定だ。Γ影魔法、シャドウシールド」。ホルスが影で、アスナの攻撃を防ぐ。Γ鉄魔法、アイアンボディー」。アスナの全身が鉄になる。Γ影魔法、シャドウパンチ」。影の拳が数発放される。Γ鉄魔法」。Γお兄ちゃんにアスナちゃん」。Γちゃん付けやめてくんねぇ、エンジェル」。Γそれよりも、お兄ちゃんが、アランとやれるかも知れない、方法思い付いたんだ」。
これでもスピード上げました。