プロローグ 《死亡》そして……
初めての投稿!初めての長編!
すべてが初めてで問題が多いですが
気軽に見ていってください!
アニメキャラみたいになりたい! 異世界転生したい! 強くなりたい!
俺は普段からそんな事を考えていた平凡な高校1年生。
子供の頃に見たアニメの影響で長い間、剣道をしたり魔法が使える様になる本を読んだりした。
剣道は小学生から続けていて、今年で丁度10年目。
それだけ長い事続けて居ても大会でいつも中途半端な所で負ける。
小規模な大会では一位になれても規模が大きくなるといつも決勝戦やその付近で負ける。
憧れから強くなろうとしていても現実は甘くなかった。
ジャンプをすれば建物を飛び越えたり、弾丸を切ったり、魔法を使ったりしたかったがどれも叶わなかった。
日本一位には慣れないが近所にある道場の師範もびっくりの強さだった。
自分で言うのもあれだが、日本ではトップ100人ぐらいには入れたと思う。
もちろん部活では負けなかったし、強いと評判の先輩にも勝てた。
剣道の大会で勝っても、友達と遊んでも、心のどこかで退屈していた。
遊んでいるのが楽しく無い訳じゃ無い、何か物足りないだけだ。
この世界で強くなっても俺が理想としている動きは出来ないと気づいた時にようやく現実を突きつけられた。
俺だって何かあれば変われるかもしれない。
多くの人が一度は考えた事がある、銀行強盗やテロリストが現れてそれをかっこよく倒すイベントだ。
でも、日本は相変わらずの平和そのもの。
危険のきの字もない。
俺の趣味は読書やゲーム、アニメだ。
子供の頃から最強主人公に憧れた、しかし最強にも慣れなかったし自分の小さな世界では一番強いという中途半端に強くもなったのもあってかなり調子に乗っていた。
天狗になるという奴だ。
のんびり趣味と剣道に費やしていた俺の人生が今まさに終わりを迎えようとしている。
剣道の試合で1年生にして3年生の先輩をボコボコにしてしまった。
先輩は入ってきたばっかりの後輩に負けて面白い訳もなく、しかも俺は丁度生意気な時期で天狗になって煽っていたのもあって先輩は凄く怒っている。
そんな事を数日繰り返していた時に帰宅途中で学校で悪いと有名な先輩に呼び出しをくらった。
連れてこられた場所はいかにもやばいやつが集まりそうな路地裏だった。
先輩は5人、対して俺は1人。
やばい、帰りたい、泣きそう。
「おまえさー1年のくせに生意気なんだよ」
正直死ぬほど怖いけど俺が知ってる主人公ならこんな奴らをワンパンでやっつける。
ヤンキー5人なんかにビビッてたら駄目だと自分に喝を入れる。
「どこが生意気なんですか? 試合で負けた腹いせですか、正々堂々試合で勝っただけじゃないですか」
「気に食わねぇーのはその態度だよ態度! 俺は先輩でお前は後輩、歳上を敬うのが当たり前なんだよ」
相手は苛立っているみたいでもう話し合いでは解決出来そうにない。
喧嘩は最近やっていないけど、ここまで来たらやるしか無い。
震えるてに喝を入れて拳に力を込める。
「俺らが手抜いてやってるだけなのによぉー勝った気になりやがって!」
「こんなことしてる暇があったら稽古の一つでもして強くなったらどうですか?」
後には引けない、自分を勇気づける意味も込めて少し挑発する。
「なんだとテェメェー調子のってんじゃねーぞ」
先輩は近くにあった鉄パイプを持った、しかも5人とも……
こんな都合のいい場所に鉄パイプが偶然5本もあるわけない、最初から鉄パイプを用意してたのか!?
「なんですか先輩‥‥‥まさか、5対1ですよ!?試合で負けた仕返しですか!恥ずかしくないんですか!?」
「安心しろ。いつも通り手加減してやるよ、二度と剣道できないぐらいにな!」
やばい!やばい!!やばい!嫌な予感しかしない!!!
流石に剣道でいくら強くても5対1は勝てるわけがない。
それにこっちは素手で相手は武器を持っている。
俺はアニメやゲームの主人公じゃないんだ!最強になりたいだけで実際は最強じゃないんだぞ!
先輩は距離を詰めるとすかさず鉄パイプで殴りかかってきた。
一人目、二人目まではなんとか避けた。
囲まれてはいるが走って逃げれそうな隙間を見つけて足に力を入れる。
1人の隙間を潜らないと行けないが考えている暇も無く走って通り過ぎよう。
隣を通り過ぎる直前、鈍い音と共に三人目でノックアウト。
首に強い痛みを感じた直後に視界がぼやけて意識が遠退いていく。
やばい……ちょっと調子に乗りすぎたかな。
読んでいただきありがとうございました。
短いですがプロローグはどうだったでしょうか?
これからたくさん書いていきます!
評価や改善点がありましたらコメントに!
これからもよろしくお願いします!




