十一話 剣術の稽古
今回も日常を書きました!!
少し長めにかいたのですが気軽に見ていってください!
最近は普通に話せるようになったし、少しずつ話せてきていたがもうすでにその辺の大人と世間話ができるぐらいだ。
「あ、ライラス!おはよう!もう起きたの!?今日は早いわね!昨日はよく眠れた?」
「は、はい、いつもよく眠れてますよ、でも昨日より起きるの遅いと思いますが?」
「そ、そう!?」
どうしたんだろう?母さんが台所に急いで戻っていった、
なんか台所からすごいもの音がしたんだが、まあいいか、
庭に出てみると父さんが庭で剣術の稽古をしていた。
「今日は天気がいいですね父様!」
「ラ、ライラスか、今日は早いな、」
「朝から稽古ですか?」
「ああ、朝から剣術の稽古しないと落ち着かなくてな、習慣ってやつだ」
「そうなんですか?昔から稽古を?」
「そうだ俺が七歳の時から毎朝剣術の稽古をしている。すごいだろ!」
「一度もサボったことないんですか?」
「そ、それはあるが、、、」
少し落ち込んでしまった。慰めてあげよう!
「でも毎日稽古するなんてすごいですね!」
「そうか?そうだな!そうだよな!」
「そうですよ!稽古頑張って下さい」
「お、おう!」
「では僕は失礼します」
今日は朝から母さんと父さんがなんか変だ、そわそわ?してると言うか、落ち着かない感じがする、気のせいだろうか。
そんな感じでいつも通り魔術の訓練とジョギングをして一日を過ごしていた。
晩飯の時になぜ母さんと父さんが変だったかわかった。
「ライラス五歳のお誕生日おめでとう!」
「おめでとうライラス!」
そうだった今日は俺の五歳誕生日だった。
いつもおなじ事ばかりしていたからすっかり忘れていた、
「ありがとうございます!母様!父様!」
「ハイ!ライラス、プレゼントよ♪」
「これは、、、杖ですか?」
「ええ!市場で買ってきたのよ!」
「ありがとうごさいます!でも僕は剣術を習うのではないんですか?」
「剣術を使うか魔術を使うかはライラスがきめなさい!」
「いいんですか?」
「いいに決まってるじゃないの!」
剣術を使えだとか押し付けてくるとおもったが押し付けてこないんだな、いい親じゃんか!
「俺からはこれだ!」
「木の剣ですね。」
「ああ、ちょうどいいサイズの木剣が売ってなくてな、そいつは特注品なんだそ!!」
「そうなんですか!それはすごい!」
「だろーすごいだろー!コレが威厳のある父親って感じだろ!」
「自分で言っちゃうと台無しですよ父様」
「そ、そうだな」
「明日から、いや!今から稽古するぞ!」
「今からはやめましょうよ、さすがに明日からで」
「そうよ!今日は誕生日なんだからゆっくりさせてあげなさいよ!」
「わ、わかったよ!じゃあ、剣術の稽古は明日からだ!」
「プレゼントも渡したことだしご飯にしましょう!」
「ああ、そうだな!俺もう腹へって死にそうだ」
「今日はライラスの誕生日だから豪華にしてみたわよ!」
「お、美味そうだな!」
「じゃあ食べましょうか!」
今日のご飯は豪華だった、特に飯のあとの蒸しケーキが美味かった日本見たいなクリームとはいかないがフルーツが少量だかあったのが良かった!
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次の日
今はちょうど父といっしょに素振りをしている、
「ライラスしっかりそして真っ直ぐ振るんだぞ!」
「わかっていますよ父様」
こんなに小さい子供に剣術を教えるとかどんだけ剣術を教えたかったんだか、
しかしまあちょうどいい長さの木剣だな、さすがは特注品だ。
「ライラスには剣術の才能があるみたいだな!エレカ!」
父は嬉しそうだな
「もう!あんまりライラスに無茶はさせないでよね!まだ小さいんだから」
「わかってるさ!今日の稽古はもう終わりだ!」
やっと終わったー!
俺は疲れたのでその場に寝転がった
「そんなに疲れたか?ライラスは体力がないな!」
「普通誰でも疲れます、僕はまだ五歳ですよ」
「本当に五歳か?普通の五歳児は自分の親の子とを様つけて呼ばないだろー」
「じゃあなんて呼べばいいんですか?」
「普通にママ、パパやお母さん、お父さんでいいんだぞ!」
「なら母さん父さんって呼ばせてもらいます」
「パパ、ママでも良かったんだがなー」
「僕は子供じゃないですよ!」
「いやいや十分子供だろ」とラウドは笑っていた。
「父さんは力士流と技神流とどっち使ってるんですか?」
「俺は一応両方使ってるぞ力神流と技神流は超級だ」
「剣術や魔術の級はどうやったら上がるんですか?」
「その級の技が2つ以上使えたらその級を名のってもいいんだ」
2つ使えたら階級アップか、これは覚えておこう。
「父さんは誰に剣術を教えてもらったんですか?」
「俺は師匠に剣術を教えてもらったんだ!」
「強い師匠だったんですか?」
「ああ、強いのなんのって神流とはいかなかったが力神流と技神流の両方を極級まで使いこなしていた人なんだ!すごいだろ!」
「父さんがそこまで言うならすごい人だったんですね」
「そうなんだ!だか訓練が厳しいし怒ると怖いし、あの人は教えるのに向いていない」
少し怯えながらそう言った、ラウドの師匠はどんだけ怖いんだよ。
「ライラスは何流が使いたいんだ?」
「僕も両方ですかね、でもどちらかと言うと技神流ですね、多彩な戦い方ができた方がいいかなと思ってます。」
「俺が教えれる事を出来るだけ教えてやろう!」
「お手柔らかにお願いします」
そして今日は剣術初めての訓練が終わった。
俺もいつか両方の流派を使えるようになってやる!
最後まで読んでいただきありがとうごさいました!
今回はライラスの誕生日でしたがどうでしたか?
次話も楽しみにしていてください!