九話 母との買い物
投稿が遅くなって申し訳ありません。
今回も日常を書いたので気軽に見ていってください!
最近は魔術を使いまくっていたせいで魔力が大幅に増えた。
中級魔術の中の基礎魔術はだいたい使えるようになってきている。覚えた中級魔術は攻撃魔術と回復魔術ぐらいだ。
例えば初級の火魔術だと松明やランプに火をつけたりしかできないが、中級魔術はデカい火の玉などを打ち出したりできる、はずだが俺はいまだに中級魔術をうまく使えない。
何か原因があるはずだ。
その何かを探してみるためにまた読書している。
魔術教本によると魔力がいくら多くても素手で一度に使える魔力は制限があるらしい。
そう言うときには杖などを使うと一度で使える魔力が増えるらしい、剣術が使いたい俺にとっては少し残念だが。
魔術士は杖、剣術士は剣をみたいなのが主流らしい。
杖には魔石などが付けられている場合がある。
魔術が通しやすい素材を使って作った杖に魔石を付けると、それはそれは、魔術の威力が数倍に膨れ上がる杖の完成らしい。
そろそろ魔術が使えることを親にはなしてみようかな?
まだ早い気がするが、この世界では魔女狩りなどはないと思いたいのだが……
魔術は便利だが、なれていないと自分にまでダメージを食らうときがあるから危険だ、俺一応今四歳なんだけど、切り傷、擦り傷がすごく多い。この前は危うく自分を火であぶるところだったしな!っと自慢げに言うことじゃなかったか。
しかし最近は魔術の特訓しかしていないきがする、他にすることはないのだろうか、友達でも欲しいな!
っと言うことで町に出てみよう、まずは外出許可をもらいに親の所に行かなくては、急いで階段を降りる。
「母様!少し外に出掛けても良いですか?」
「あらどうしたの?お散歩?」
「いえ、今まであまり外出したことがなかったので町に遊びに行きたくて、ダメですか?」
目を輝かせておねだりしてみる。
「良いわよ!でも、一人じゃ危ないからお母さんが連れていってあげるわ♪」
「有難うございます!」
やった!外出だ、しかしどこへ連れていってもらおう。
母が準備し終わったみたいだ、なるほど買い物か、
「今日の晩ごはんは何にしようかしら、今日はスープにしましょう!さあ!ライラス行くわよ」
「はい、母様!」
家を出ると1、2回ほどみたことのある景色を見た、前出たときはまだ1~2歳ぐらいのときだったからなでもまあ、今も4歳か(笑)
今日買ったのはよくわからないが芋と豆と少しの肉だ。
どこかで誰かが作った芋と豆で、肉は何かのモンスターの肉らしい、モンスターの肉は美味いのか?
道中あった本屋さんで見た本によると
モンスターにはおおまかに二種類いるそうだ、魔獣と魔物だ!
1. 魔獣は動物が凶暴になったり突然変異した姿で人は滅多に襲わない、少し臆病な感じらしい。(例外あり)
2. 魔物はよく人を襲ってくる、ギルドからの討伐依頼は魔物がほとんどらしい。(例外あり)
たまに大量に繁殖した魔獣なども討伐依頼がでるんだとか。
それにしてもこの町は広いな、田舎だけあって畑やらなんやらがたくさんあるのにそれでも広いと思える、良いところに住んでるな、ラウドの野郎!
買い物が終わった帰宅途中盗賊に襲われた……
「へっへっへ、こんな貧相な村にこんな優しそうな女がいるとは幸運だな」
などと話している薄汚い笑みを浮かべている盗賊3人に話しかけられた。
大柄な男が一人、小柄な男が一人、ひょろい男が一人だ。
「な、なんですか!あなたたちは!」
「へっ!俺達の事より、ちょっとこっち来てくれよ。お礼はたんまりするからよ」
「ちょっと、離してください!」
盗賊のリーダー見たいな人が母さんを無理矢理手を引っ張って来る。
路地裏に連れ込もうとしているのか。
「良いから早くこっちに来いよ」
俺は無性に腹が立ったので母の手を触っているひょろい盗賊の一人に覚えたての中級魔術、ファイアー・ボールを顔面に放った。
「ぐぎゃあーあ、あつ、熱いです!」
「おい!大丈夫か!ガリバー!このクソガキィ!やりやがったな!」
「母様に触れるな!!そこの三人!」
次に風の中級魔術、ハイ・ウィンドを使った、
大柄な男が風魔術で遠くの方へ飛んでいった、
「おわっーー」
次に土の中級魔術、土槍を放った
な男の顔面めがけて、土槍は拳サイズの石を作って放つ魔術だ、早いし硬いので体に当たるだけで痛い。
「がはっ……」
リーダーの男は気絶したみたいだ。
そして俺はこう言う。
「次に母様に手を出してみろ今度はこれだけじゃすまないぞ!!すぐにこの町から出ていけ」
「ひ、ひぃー!わかった、わかったもう手を出さない!この町からも出ていきます!」
大柄な男が二人を抱えて走って逃げていった。
一連の騒動を母は驚いて見ていた、
「大丈夫?ライラス?」
「母様こそ大丈夫ですか?お怪我はありませんか?」
「ええ、私は大丈夫だけれど……」
すこし状況がつかめていないみたいだな、まあ仕方ないか。
話していると顔を真っ青にした父が駆けつけに来た。
「大丈夫か!エレカ、ライラス!」
「ラウド!どうしたの?今日は森の魔物の駆除で遅くなるって」
「二人が盗賊に絡まれたのを聞き付けて来たんだよ!!それで盗賊は?!」
「僕が片付けました」
「ん?何いってるんだよライラス今は遊んでる場合じゃないんだ!」
「本当よラウド!ライラスが魔術を使って盗賊を追い払ってくれたのよ!」
「おいおい、冗談だろ?ライラスはまだ四歳だぞ?まだ言葉も喋れるようになったばっかりだぞ?!」
大分テンパっているな、仕方ないか。
「父様見てください」
俺は初級魔法のファイアを使って見せよう。
「ファイア」
「ほ、本当だ、初級の、ファイアだ……」
「他にも使えますよ、中級までならなんとか」
説明しながら使ってみる。
父は驚いて母は喜んでいる。
「まあ、この話は家に帰ってからにしましょうよ!」
母の言葉で3人で仲良く手を繋いで帰った。
最後まで読んでいただきありがとうごさいました!
どうでしたか?すこしバトルも入れて見ました
感想などはコメントしてくださるとたすかります!