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魔法の復讐劇  作者: ありす
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最速の魔法使い

この世界では、「魔法」というのはあまり普及していない。実際のところ、俺も魔法なんて、使ったことがない。だが、あれは間違いなく魔法だと俺は思った、しかも大規模な、あれほどの魔法を使える人なんて、この世界に5人いるかいないかだろう、だが、その中の一人を俺は知っている。魔法研究の第一人者にして、最速の魔法使いと称される「マガレラ・クルシャティーナ」だ。何故知ってるかと言うと、クルシャティーナさんは俺の親戚なのだ、クルシャティーナさんは、天に一番近い、また、死に一番近いとも呼ばれている山の頂上に住んでいる。俺は、クルシャティーナさんに話を聞いてもらうために会いに行かなければならない。



俺はまず、魔法を覚える事にした、陽菜を殺した魔法を使うのは気に触るが使わないと勝てないのも事実だし。とりあえず初級魔法という初心者でも出来る簡単な魔法を覚えることにした。俺は大事をとって草原に移動し、唱える「フレア」。すると、凄まじい勢いで炎が出てきた。うわぁっ、俺は驚き手を上下に振りまくる。こんなもんなのか?と俺は思いつつも威力をコントロールできるように集中する。1時間ぐらいたった頃、ある程度のコントロールならできるようになった。俺は次の魔法も唱えてみる

「ウォーター」。すると手のひらからとんでもない勢いで水が発射される、その水は、地面を簡単に抉った。俺は呆然とするが、さっきの練習の成果か威力をコントロールできるようになっていた。俺って、魔法の才能あるんじゃね?。

魔法を覚えて少したった頃には俺は楽しくなってきて、上級魔法も試してみようと思い、流石に使えないだろうと思いつつ、遠くの山に手のひらを向け詠唱を唱える「雷精よ、我に力を分けあたけよ。『ケラウノス』」すると巨大な魔法陣が山の上に現れる、その数瞬後、とてつもない轟音と共に山の半分が消し飛び、衝撃波がかなり遠くに居るはずの俺にまで届いた。

「………」

俺は使えた喜びと共に流石にやり過ぎたなぁという気持ちにもなり、今日は終わる事にした。後から聞いた話だが、あの山は私有地だったらしく、持ち主は絶句していたらしい。山の持ち主ごめんなさい…。

奏汰は気づいていなかったが、その様子を嬉嬉として千里眼で覗いていた人がいる。マガレラ・クルシャティーナ本人だ。


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