一度目の死
初めての投稿です!
俺、冴木奏汰は、幼馴染みで高校の同じクラスでもあり、学園のマドンナとか言われてる花園陽菜と一緒に街に来ていた。なんで、俺がそんなやつと付き合えてるのか分からないんだが、そこは気にしたら負けな気がする。
「次は何処の店に行くんだ?」
「んー、えーとね、お腹すいてきたしご飯でも食べようかなーと」
「そうだな、そうするか」
少し歩いた所にファーストフードの店があったのでそこに入ろうとしたその瞬間、周りの、いや、この世界の時が止まったようにも感じた。
しかし、俺と陽菜は別のようで普通に動ける。
しかし、俺と陽菜は突然のことに驚き辺りを見渡していた、その時、目の前で時空が歪む様な感覚がする。それと同時に俺を1度目の死が襲った…。
目が覚めると、眩しいほどの光が俺を包んでいることに気づき、自分が生きている事を実感した。ここはどこなのかと身体を起こそうとするがピクリとも動かない。すると、看護師に連れられて妹の紅杏が来た。
「お兄ちゃんっ、大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だよ、多分」
「はぁ〜、良かったぁ〜、お兄ちゃん死んじゃったんじゃないかと思った」
さらっと怖いこと言うなぁ
その時、俺としてはさっきの事がフラッシュバックする。
あれ?、陽菜は?陽菜はどうなったんだ?
「あの、花園陽菜という人を知りませんか?」
すると看護師は口ごもる、少したって決意をした顔で言った、「花園陽菜さんなら、先程息を引き取りました。」
俺は、絶句する、さっきまで一緒にいたのに何で何で何で、その時俺は、あの止まった空間の中で爆発を起こした奴への復讐を決意した。
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