第7話:今までのまとめ(作者本人が語る)
時間がとれたので、珍しく早めに更新します。
ここでは、今まで話していなかった裏設定について話していきたいと思います。
まず、ゲーム内でのカタカナの使用を極力排除しているという設定があります。
実際、二度以上登場した語句は、「レンケムタイ」と「スアロキン」のみです。
元の原稿には結構カタカナ(「アイテム」、「ダメージ」など)がありました。
しかし、それらは最終的に削除し、現在では漢字などで言い換えをしています。
どうしてそうしているか、疑問を持つかもしれません。実は、理由があります。
この小説は日本語で書かれています。つまり、カタカナ語は外来語となります。
これも裏設定ですが、レンケムタイも中世の西ヨーロッパを題材としています。
当時、西ヨーロッパの多くの場所で使われていた外来語はラテン語のみでした。
土地ごとの各自の言語は西欧のほぼ全てにおいてラテン語と同じ印欧語族です。
この小説では、この「各自の言語」を日本語と対応させているということです。
となると、「ラテン語」は漢語と対応すべきであるというふうに私は思います。
多くのゲームでは地が日本語でも、ラテン語をラテン語のままで出しています。
「しょうがない」とも言えますがこれは少々不自然ではないかと私は思います。
そういう考えからこういうのを書いてみたところ、こういう作品となりました。
拙い内容や文章ですが、見て頂けるのならばこれからもよろしくお願いします。
次回は、やっと主人公の行動です。