第41話:3つの規則
「@@@@:まず最初のところを見ると、二重修飾になっているのがわかるわけ。」
中工 二由 土申日田自
「@@@@:これによって、中工と二由が同じ単語に対応できることが分かるってこと。」
地道な作業だな。
「@@@@:そして最後のところにも。」
日干 二干 目自工目由由目干口十干日日二目
二重修飾があるのか。
「@@@@:日干と二干も同じ単語に対応できることが見えてきた?」
そんなのは分かる。それより意味を。
もう二重修飾は無いよね?
「@@@@:最後にもう一つ。」
え、あったっけ。
*厳密に言うと二重修飾ではありませんが*
「@@@@:二士 工と中目 工。」
「@@@@:これで、二士と中目が同じ単語に対応できると分かるわけ。」
なるほど。
「@@@@:んじゃ、次の段階に向かおうか。」
ほうほう。そろそろ意味か?
*まだ早い*
「@@@@:ここまで分かったところで、そろそろ語の分類に取り掛かろうか。」
24種類に分けるのか?
「@@@@:そのために知っておくべきことは2つ。」
ほう。
「@@@@:1.『意味と文字数が同じ2種類の機能語は異なる種類に属する』」
つまり、『二甲』『二申』『二由』は別の種類であると。
「@@@@:2.『甲、申、由を含まない機能語は、3種類以上の単語に使える』」
なるほど。「その」が8種類しか無い理由か。
「@@@@:3.『3文字以上の機能語は、任意の単語に使える』」
『十自十』とかか。
「@@@@:まあ、説明するより、実際に作業をやってみようか。」
お、またか。