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レンケムタイプレイ日記  作者: Sepcorven
第2章:南街にて
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第29話:分析

投稿を一日間違えていたw

久しぶりに1500字越えになりました

暇だ。

非常に暇だ。

することがない。

どうしよう。


散策や探索、じゃなかった探検は大体済んでいるからな。


もう一度休憩を取るのも微妙だし、買いたいものもないし、売れるものは売ったし、何をするかな…

しょうがない。これまでに出てきた単語の確認を行うか。


『中干』『中士』『中工』『口土』:『~ではない』

『日干』『日工』『日士』『日土』『白工』:『その』

『二干』『十自十』『二士』:『~について』

『日目』『日自』『日申自』:『何』

『二甲』『二申』『二由』:『それの』

『中目』『口目』『口自』:『そして』


これらが機能語で、


『土申日田自』:『恐れ』

『目十甲甲白由由由甲』:『流れ』

『土田目日』:『熱』

『工日一干口二』:『怒り』


…情報が足りないな。

推理するにも無理がある。

強いて言うなら、『目十甲甲白由由由甲』は妙に長くて、そして同じ文字『由』が3回連続している。

表音文字だとしたら、複合語である可能性が高いな。


『目十甲甲白由』+『由由甲』

『目十甲甲白由由』+『由甲』


のどちらかのような気がするが、これだけでは判断材料が足りないな。



もう一つ気づいたことがある。

機能語に同じ意味で様々な種類があるというが、そこにはある単純な法則性がある。


『中干』『中士』『中工』『口土』が全て同じ意味を表すことから、

『中』と『口』、『干』と『士』と『工』と『土』はそれぞれ同じ文字なのかもしれない。

*『干』と『士』と『工』はともかく、『中』と『口』は似てないと思いますが*


『日干』『日工』『日士』『日土』『白工』から、

『日』と『白』も同じ文字なのかも。


『二干』『十自十』『二士』のなかで、『十自十』は別の語だろう。

『二干』と『二士』は、上の説によれば同じ語だ。


『日目』『日自』が同じ語だと考えれば『目』と『自』は同じ字。


『二甲』『二申』『二由』から、『甲』『申』『由』は同じ字。


『中目』『口目』『口自』が同じ語なのも仮説に従う。



何故先人たちはこんな簡単な規則に気づかなかったのだろうか。


*神聖文字の解読も、表音文字が使われているということに気付かなったせいで1500年ぐらい誰も読めなかったそうです。*

*言語の解読っていうのは、そういうものですよ*


まあいいや、この規則をもとに、未解読部分に取り掛かってみようか。


『中』と『口』

『干』と『士』と『工』と『土』

『日』と『白』

『目』と『自』

『甲』と『申』と『由』


がそれぞれ同じだから、それぞれ

『口』

『工』

『日』

『目』

『申』

という対称性の高い文字に変換していこう。

え、なんでかって?見やすいからに決まっている。


*どんどん自信が高まっていますな*


『田申工日申申工口田一目申』について何『工工目』、その『日一目工日日田』、それの『申田工目工口申』。


そして『田申』、それの『口申申工工』、『工』について。

そして『目目申田』、そして『工』、『日一』ではない、その『工申二』、

その『工申工口口二一田』、その『工申工工日口口申工日二口』、その『日』。

そして『申目十』、『工目』について、その『一二目口目二一』、

その『工工口』、それの『二申工工口申工十二日口目二口』、それの『工目一』、

その『口一二』、何『日日日』、その『工口日申申目工申口田十二』、

何『目工目目工工』、その『目目工目申申目工口十工日日二目』について。



文字の種類が減ってきたな。

一、二、十、工、口、日、目、田、申の9種類か。

…少なくないか?

こんなに少なくて言語って表せるのかな…

元々は、一、二、十、工、干、士、土、口、中、日、白、目、田、申、甲、由、自の17種類。

こんなに減って、大丈夫なのか?


*あなたの仮説が、間違っているのでは?*


何……だと…………


最も文字の種類が少ないのは、ブラジルのピダハン語[10~12、諸説あり]だそうです。ハワイ語も13種類はあったはず。

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