第201話:気分転換
~盤面整理~
さーて後はこまごまとしたところを駆け巡って……終了。
結論:定跡が見当たらない盤面は大変。
ということで、次に行きましょうかね。
……いや、ここらで一旦休憩でも入れるか?
特にすることもないし、盤面整理が嫌になったというわけでもないが、
少しぐらいは息抜きをするのもよかろう。
とは言え、何をしたものか。
何かしたいことがあるわけでもないし、かと言って眠くもないし。
…取りあえず、少し体を動かしますかね。
~解析現場~
*さて、長かった依存関係の解決もあと3つ。気を引き締めてやっていこう。*
*これが終わってしまえば、あとは人間的な作業が待っている。*
*頭の疲れも回復してきたところだし、そろそろ機械的な作業にも飽き始めてきたからな。*
*さっさとこれを終わらせてしまって、依存関係の図作成に取り掛かろう。*
*えーとこいつは。*
*……長いな、全体的に。何行あるんだ?*
*軽く200行は超えそうなんだが、一体何を書いたらこんなことになるのやら。*
*まあ、今は中身を見る必要はない。今現在は依存関係だけを考えればいいのだ。*
*……とは言っても、それなりに中身も気になるな。*
*ちょっと人間的な作業もしたいところだし、内容を確認するのもよい気分転換になりそうだ。*
*ということで、見よう。*
~盤面整理~
さーて、それなりに体も動かせたところで、盤面整理に戻りますかね。
やはり、ちょっと動かすだけで大分気分も変わってくる気がするものだ。
えーとそれでこいつは。
「渦」、「波」はすぐに分かる。残りはなんだろう。
貪欲に中央部分を「斧」としてもいいんだろうけど、それだと両端の解釈に困る。
ここは、「斧」などという自明なものは見捨て、「7」「端」「椅子」と考えるよりほか無かろう。
まあ、まずは「椅子」だよな、当然。
んで「波」にとりかかりながらこっそり「端」が崩れていくはずなので、
最後に「渦」を周回してその勢いで「7」のあたりを揃えてしまえば終わったも同然。
うむ、それなりにとっかかりやすく良い盤面だ。
~解析現場~
*……うん、大体分かるよ、大体は分かるんだよ。*
*でもね、よくわからない条件分岐のところに補足説明がついていなかったり、*
*比較的よく呼ばれている関数の関数名が意味不明だったり、*
*「こうするとうまくいくのだ」っていう補足説明しかなかったり、*
*全体的に腹立たしい代物になっている。*
*誰だこんなのを書いた奴は。*