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レンケムタイプレイ日記  作者: Sepcorven
第4章:南街にて一人で探険
197/218

第197話:干渉と巡回

~解析現場~

*はいはい、これは使われている、と。*

*次。検索かけよう。*


~検索~

*……一応使われている……けど、わざわざ依存させる理由がないな。*

*そもそもこの関数は汎用性が高いし、依存元の方に組み込んだほうが構造的に宜しい。*

*ということで移動させよう。その前に、この関数『を』使っている奴を探しておかねば。*


~検索~

*30個か。*

*これほどまでに使われているという事実そのものが、関数を移すべき理由になるな。*

*まずは移動先をこいつら30個に教えて、もし移動元が不要なら削除。*





~盤面整理~

まあ「円」はいいんだよ。

問題は「端」、これを完全に「端」に整えようとすると「円」に干渉するからな。

先に「端」の左半分を定跡の前半を使って揃えた後、残った部分を通過して「円」に潜って、

そこから「円」を揃えた後に……どんな形が残るかは流石にやってみないとわからないな。


…んー、それとも「円」を先に揃えるのが得策か?

干渉相手を先に揃えてしまえば「端」の崩れもあまり気にしなくてもいいし、

崩れていても別の定跡の組み合わせで処理できる可能性が高い。

「円」に類似した定跡は殆どないが、「端」はいかにもありふれた形が集合した代物だからな。


……いや、ここは「端」を先に揃えてしまおう。

半分弱潰れているとは言っても、定跡の前半部分は丸々残っているんだから。

「円」から先に揃える場合は定跡を逆からたどっていくべきだが、

正直「端」の逆向き巡回を成功させられる自信はない。


それに対し、通常巡回は非常に簡単だし、通常巡回から「円」に移る経路もこれまた分かりやすい。

ということで「端」っぽいものを先に揃えてしまおう。





~解析現場~

*えーっと、もう検索が面倒なので、先に関数を移動させて実行してみよう。*

*そして、警告が出た時点で実行を停止。*

*…19個か。ということでこいつらについては移動先を教えておこう。*


*次に、これら19個のうち移動元が要らないものを検索。*

*7個か、じゃあこいつらを削除。*



*ふう、一仕事終わった。*

*……んで、私は何をしてたんだっけ、えーと。*





~盤面整理~

…あー、そうか。

「端」の整理って途中で右に抜けるんだっけ。


……これだと「円」に完璧に干渉するんだよなー。

ということで、先に上に逃げて、「円」を揃えてしまおう。

残った部分は……まあなんとかなるだろう。

「斧」の出来損ないが4つ集まってできたような形になるわけだし。

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