第192話:生成と消去
~盤面整理~
えーとこいつは。
「斧」「直角」はいいとして……「渦」かね。
そこまで確証は持てないがまあいいか。
…いや、右上の角からするに「渦」とは呼べないか。
ただまあ残る部分は基本「渦」の形になっているわけだし、
基本は「渦」、残る部分は迂回してなんとかしていくといったところだろうか。
……いや待て、要するにここが揃ってしまっているから「渦」にならないわけだが、
要するにここが「7」でさえあれば「渦」として処理できる。
………ということは、この揃っている部分に「7」の整理を逆順に適用すれば「渦」になるはず。
周りにもそこまで干渉しないで済むし、このやり方のほうが結果的には楽だろう。
ということで、まずは右上から入って「7」を『生成』、
しかるのちに左上に移動して「渦」を『消去』しよう。
うむ、これで行こう。
~解析現場~
*さーて、6割方のものについては終わった。*
*こういう機械的な作業は本来なら機械にやらせるべきなんだが、今から何かを書くって気にはなれないんだよなー。*
*経験論から言うと、気の乗らない時に書いたものはほぼ確実に誤作動する。*
*と言うより、意図したように動いてくれない。*
*そんな非生産的な時間は、こういう作業に費やしてしまうのが一番だろう。*
*と、いうことで次。*
*…30個弱も依存している「ことになっている」のかー。*
*さーてこの内本当に使っているのは果たしていくつあるのか。*
~調べる~
*…まさか一つも使っていないとは。*
*「果たしていくつあるのか(反語)」になっちゃったじゃないか。*
*ともかく、これで色々楽になったな。*
*かなり下層に置いていいわけだから、こいつに依存しているものについても同様にまとめられる。*
*……というか、何でここまで無駄が多くなっているんだろう。*
*…問う必要もないな。何も考えずに書いてきたからだろう。*
*まあ、本来はこういうのも機械が検出すべきなんだろうけど。*
*……この話、何回目だろう。*
~盤面整理~
さーて、「渦」も揃ったので残りの細かい部分を整理。
あとは、「斧」「直角」系の小さいのと、I字絡みの面倒な部分をほぐしてしまえば終了。
まあ取りあえずは細かい定跡で視界を回復して、I字に取り掛かるという戦法でよかろう。
~解析現場~
*さーて実行。*
*…あれ、動かない。どれどれ。*
*……「関数が定義されていない」?場所は……さっきいじったところか。*
*依存関係を削除しすぎたか?確認してみよう。*