第167話:頻度と判定
~盤面整理~
えーとこれは。
「渦」と「刀」、でいいのかな。まあ、とりあえず整理だ。
うーむ、「刀」から渦を巻いて斬りこむべきか、
それとも「渦」をあらかた崩してしまってから綺麗に「刀」を処理していくべきか。
…まあ、悩みどころではあるが、ここは「渦」に先に着手する方がよかろう。
前半と後半の間に「刀」を挟む手もあるかもしれないが。
~解析現場~
*ということで対応表。*
*えーと、この矢印が逆探査の動きで、こちらが定跡、と。*
*どれどれ。*
*…うーむ、矢印があると意外に図が見づらいな。矢印なしの元の図って作ってあったっけ。*
*確か過去に出力してたのがあったはず。*
*さて、どこにあったっけ。*
~検索中~
*ああ、そうか。*
*元の図は一応あるにはあるけど、全ての盤面に対して出力してあるわけではないな。*
*幸い出力機構だけは作ってあるはずだから、あとは全てに一括処理して、追加。*
*そして実行。*
~出力中~
*あ、そういえば、なぜだか知らんが出力処理が異常に重いんだっけ。*
~盤面整理~
さて、あらかた「渦」は緩んだ。まあこんな感じでいいだろう。
ここまで来たら、先に「刀」の中を通りぬけて右下を全部揃え、
その勢いで残る部分を一気に片付けてしまおう。
よし、あとは「渦」(というかこの大きさなら「川」だな)と左下部分のみ。
~解析現場~
*よし出来た。さて解析だ。*
*とは言ったものの、何を手がかりにして調べていったものか。*
*「斧」とかは出現頻度が高くて一見調べやすそうだが、*
*余りにも頻出するものだと逆にどれがどれだか分からなくなるような気もする。*
*頻出するってことは大きさもたかが知れているわけだし。*
*取りあえず、名前から見当が付きそうな、「渦」とか「5×5+2」とかを優先して分析してみるか。*
*あと何かあったかね、それなりに多く出てきていて、しかも分かりやすそうな定跡。*
~盤面整理~
「川」が周りとの関係で爆散なく綺麗に揃ったので、残る左下を揃えて………終了。
さーて次の盤面に進むとしますかね。
えー、こいつは……
「斧」は確定だとして………
えー…………
さて、どう判定したものか。
~解析現場~
*まあいい、取りあえずはさっきの二つだ。まずは「5×5+2」を探してみよう。*
*「定跡」欄で全検索。*
~検索中~
*えーっと、こんなもんか。共通するのありますかね。*
*名前の通り、大きさは27だろうから、あとは正方形になってそうなところを探すのみ。*