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レンケムタイプレイ日記  作者: Sepcorven
第4章:南街にて一人で探険
140/218

第140話:知と歴史

~盤面整理~

さて、取りあえず盤面整理を中断して……

あ、そう言えば、どれくらい儲かったんだろうか。

…ほう、こんなもんか。そんなに悪くはない数値だな。

それなりに稼げたし、取りあえず一時休憩とするか。




~開発現場~

*さて、録音が割と消化できたような気もしてたが、まだ1時間分以上あるのか。*

*なかなか聞いている方も面倒だな。先が長い。*

*流石に倍速だと何を言っているのか聞き取りづらいし、1.4~1.5倍速ぐらいが限界か。*

*となると、どうしても40分ぐらいは割くことになるな。*


*まあ、式変形をゆっくり追いながら読んでいけば、それぐらいはすぐに過ぎるような気もする。*

*取りあえず今は、新しいことは考えず、*

*録音を聞きながらひたすら断熱圧縮について読み進めていくとしよう。*





~盤面整理(休止中)~

うーん、盤面整理の最中には全く気にならなかったが、

やはり、ずっと座ってばかりだと体のあちこちに影響が出るな。

痛む、というほどではないが、腰の辺りに圧迫感というか何というかがある。


ということで、少々体を動かして、凝り固まった体をほぐしておこう。

まずは左に体重をかけて…

その後は右に……

体を前に倒して………

今度は後ろに……………





~開発現場~

*えっと、この式はどこで出てきたんだっけ。*

*……ああ、これって前の章で出てきた話か。なるほど。*

*一応流れはまだ追えているけど、*

*話についていけなくなる前にここらで前章をしっかり復習しときますかね。*


*えーっと、ここは読んだ。その次も大丈夫。*

*それで……ああ、ここでそういう仮定をしておくのか。*

*これがあってこその例の式変形がある、と。なるほどなるほど。*


*しかし、分子や原子の存在を前提にしなくとも、ここまで議論が深められるというのは面白いな。*

*現在の視点から見ると当たり前のことでも、当時の科学者にとっては自明のものではなかった。*

*だからこそ、実験によって証明されるまでは、熱や圧力といった概念を分子によって説明しなかった。*

*要するに、当時の人が何を「知らなかった」かが歴史を語る上で自然と見えてくる、*

*こういうことを理解しないと、現実性のある歴史物語も設計できないな。なかなか難しい。*

*うーむ、やはり先はまだまだ長そうだ。幾ら時間があっても足りそうにない。*

*まあ、余りにこだわりすぎて完成できなくても本末転倒だし、*

*自分なりに出来る範囲で頑張っていきますかね。*

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