第137話:運と仕込み
~盤面整理~
よし、終了。
ふう、大変だったがやっと整理できた。
…うーむ、やはり序盤に爆散を使いまくるのは宜しくないな。
前半に大きく進展するのはいいのだが、
後半で視界が悪く爆散もできないとなると、結局時間を大きく損してしまう。
やはり、今まで通りの方針で進めていくのが良さそうだ。
さて、気を取り直して次の盤面をやっていきますかね。
…おお、美しい配置だ。これは運がいい。
この配置なら爆散制限を気にしなくてもすぐに揃いますな。
~開発現場~
*さて、次は洞窟崩落事件。これはどうしようかな。*
*…いや、待てよ、これと第2説って完全に矛盾してしまう。*
*困った。どうしよう。*
*…あ、そうだ、第2説ではこの事件の存在自体を否定していることにすれば良いのか。*
*そうするとなんか第2説だけ怪しく見えてしまうという欠点はあるが。*
*逆に、第1説でのみ存在が否定されている事件、とかがあってもいいかも。*
*そうすれば不自然さも解消されるはず。*
*うむ、こうやって何重にも考えていくのもなかなか面白いものだ。*
*こういう体験って、日常生活だとあまりできないのでは。*
*まあ、そんなことを言っている暇はない。次だ次。*
~盤面整理~
さて終了。非常に簡単だったな。
たまに運がいいと、妙に簡単な盤面で高い点数がもらえるんだよな。
前に理屈は聞いたことがあるな、内容忘れたけど。
ということで次。
……うん、非常に完成から遠そうだ。
やはり、さっきの盤面はただ単に運が良かったからだけのようだな。
えっと、えっと、多分右から揃えればいいのかな?
とか言っている間に左上が揃った。えーっと。
~開発現場~
*さて、第1説・第2説には事件を仕込んでおいたが、第3説はどうしよう。*
*どういう仕込みをしておくべきだろうか。*
~考える~
*うーん、良さそうな仕込みが一切思いつかない。*
*…と言うより、別に無理に何か仕掛けを入れる必要は全く無いな。*
*そういう裏読みはせず、ただただ普通にやっていくとするか。*
*さて次だ次。*
~盤面整理~
これで終了。
落ち着いてみたら、何の事はない、ただの定跡複合型だった。
逆に最初の方に適当に回してしまったせいで、効率が落ちてしまったな。
まあ、何事も慌てすぎるのは良くないという結論が出たところで、取りあえず次に進みますかね。
えっと…定跡か。まずは左上を……
~開発現場~
*さて、一応形にはなってきたが、問題はここからだ。*
*「どれももっともらしく見えるようにする」という課題を解決せねば。*