第136話:芸術と存在と
~開発現場~
*さて、すること一覧に「郵便の実装」を追加したところで、物語の方に戻るとしますかね。*
*…いや、それより前に、一応録画と録音を全て確認しておかねば。*
*何らかの要望があるなら、しっかり採用していく必要があるし。*
~確認~
*うむ、特に要望とかは無いようだ。*
*録音のほとんどは盤面整理中の独り言だったということは確認できたが。*
*さて、物語の方に戻っていかねば。*
*まず、第1説の場合と第2説の場合とで、最初の洞窟水没の解釈は…*
~盤面整理~
えーっと、これは……
一見左右型っぽいけど、対角線に分けたほうが速い。
ということで下を揃えて上を揃えて…終了。
よし、なかなか綺麗にできたな。
そう言えば、ここでの得点、すなわち報酬って、「速さ」と「爆散回数の少なさ」のみで決まるけど、
他に「芸術点」みたいな感じの点数も採用されたら面白いのでは。
…まあ、具体的にどういった基準で点数を決めるのかという案が思いつくわけでもないが。
さて次だ次。
うむ、これは対角線で割れているようにも見えるが、上から揃えていくのが無難だろう。
まあ、対角線で分けたほうが爆散回数の少なさでは有利なのだが。
~開発現場~
*さて、様々なことについて、3説それぞれの見解を考えていかなくては。*
*勿論、3説の解釈が異なるのはほんの一部分についてであり、*
*大多数の出来事についての認識は共通である。*
*とは言え、3説が3説として独立に存在するからには、*
*「どの説が本当であってもおかしくないが、どの2説も互いに矛盾する」という状態を作らねば。*
*さーて、これは深くしっかりと考えていかないとな。*
~盤面整理~
さて、思ったより時間は掛かったが、取りあえず上は揃った。
ただ、これ以上爆散を使うと視界がほぼ無くなりそうだ。
仕方がない、ここは無爆散で処理できそうな右側を先に処理してしまおう。
…あれ、こうすると動けないから、一度戻って……
いや、逆に回して……
~開発現場~
*よし、3つの説がそれぞれもっともらしく、しかも相容れないものになってきた。*
*ここまで来たら、博打に勝ったと言っても過言ではない。*
*やはり3説を並行して考えるという方針にしてとても良かった。*
*さて、とは言ってもまだまだ序盤。*
*ここから多量の史実を組み合わせていかねば。*
*まあ、考えなければいけないのは第2期~第3期までの範囲だけだし、そこまで多くはないだろう。*
*取りあえず、やろう。*