第135話:過去と未来と
~開発現場~
*さて、線文字に関する資料も持ってきたところだし、考えていきますか。*
*しかし、『本街』とかが線文字でどう表されていたかとかも考えねば。*
*まあそこのところは適当に辻褄を合わせておけばいいのかな。*
*しかし面倒臭そうだ。できれば後回しにしたい。*
*他に先にできること何か無いですかね。*
*…あ、そう言えば、最近は物語の方ばかりで、殆ど録画や録音を確認していないな。*
*向こうの意見を把握しておきたいし、一応確認しておきますかね。*
*さてさて、どこに保存したんだっけ。*
*違う、ここにあるのは自動更新機構の本体だから……*
*これでもなくて……*
~盤面整理~
うーむ、どうにかして解くことはできたが、あれは完全に整理の方針を間違えた。
あそこは定跡+愚形ではなく、定跡に定跡が重なったものと考えるべきだった。
そこがちゃんと意識できていれば、対角線を4度通ってしまうとか、、
挙句の果てにI字型中央に衝突するという事態は起きなかったはずだ。
しかし、ここらになってくると、やはり難易度も上がって定跡が使いにくくなるような気がする。
やはり、こういう問題が更に速く解けるようになるには、もっと慣れが必要なのだろうな。
もっと頑張らねば。
さて、次だ次。
~開発現場~
*これだこれだ。よし、早速中身を確認しよう。*
*さて、どんな意見や要望が入っているというのやら。*
~確認~
*ふむふむ、『長距離移動すると収入になる』という機能の提案か。*
*うーむ、面白そうではあるけど、そんな都合のいいものがあるかな。*
*ただ街の中を左右に動き続けて自動的に収入を得るようになる未来しか見えない。*
*やはり収入が欲しければ働いてもらわねば。*
*とは言え、確かに離れた場所場所を頻繁に移動するのは大変だし、*
*少しぐらいなら救済策はあってもいいかも。*
*さーてどうしたものか。*
*あ、そうだ、郵便とかやらせてみるのも面白いかも。*
*郵便なら街と街の間を渡って移動する必要が出てくるし、*
*小手先の方法で労なくして金儲けはできないだろう。*
*しかし、それにしても最近、あかさたなが全く洞窟探検家の本分を果たせていない気がする。*
*と言うより、そもそも洞窟探検家って本来何をする職業なんだっけ。*
~考えること3分~
*うーむ、全く思い出せない。*
*というか、何も決めていなかったような気も。*
*まあいい、暇な時にでも郵便の実装とかやってみてもいいかもね。*