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レンケムタイプレイ日記  作者: Sepcorven
第4章:南街にて一人で探険
131/218

第131話:至難の業

~開発現場~

*さて、次は後期の年表作成に取り掛かろう。*

*まずは時間で分けて…*


あのー、ちょっといい?

*あっ…、どうしました?*


あれ、今忙しい感じ?

*まあそうですね。詳しくは話せませんが。*

*それで、どうしました?*


いや、いつの間にか冷房が切れていたので入れ直そうと思って。

*あ、えっと、その件なんですが…*


ん?

……ああ、なるほど、冷房入れるとそこの紙が吹き飛んでしまうと。

*はい、その通りです。*

*あと30分ほどすれば作業が終わると思うので、しばしお待ち頂ければ。*


うーん、30分か。

まあ仕方がない、取りあえず待ちますかね。暑いけど。

*ご迷惑をお掛けしてすみません。*




…そう言えば、その作業、手伝おうか?

二人でやれば半分の時間で終わるのでは。

*えっと、すみませんが、無理ですね。*

*現状ではお見せできないものが殆どなので。*


あ、なるほど、物語の大事な部分に関わるといったところか。

*そういった感じです。*



*それでは、向こう側で少々お待ち頂ければ。*

了解。


それじゃまた後で。

*ではでは。*





~盤面整理~

うーむ、暑いのだが仕方がない。

ただ待っているのも暇なだけだし、盤面整理に戻るか。

…おっ、この配置は嬉しいじゃないか。汚く見えて実はかなりの良形という。

ここに対角線があるかのように考えれば後は自然に…




~開発現場~

*後期の年表は大分まとまってきたか。終わりが見えてきた感じかな。*

*まだ足りない部分はあるけど、ちょっと補えば何とかなりそうだ。*

*残るは中盤だけど、うーん。*

*正直言うと、この部分って過去に殆ど考えていなかった部分なんだよな。*

*つじつまを合わせながら、物語をより盛り上げていけるような要素を追加していきたい。*


~考える~

*やっぱり、これら一連の出来事だけだと動機が弱すぎるという問題がある。*

*もう少し何かないと現実性が不足してしまうような。*


~考察~

*そう言えば、今まで人物ばかりに集中してきたけど、*

*それぞれの洞窟の最深部で発見される『部品』の細かい設定も必要だな。*

*他にも、「二つの『情報取引』」の件とか、精巧過ぎる大洞窟とか、*

*作るだけ作って一切回収していない伏線がありすぎる。*

*これらを全て上手に一つにまとめ上げるのは至難の業だ。*


*とは言え、その「至難の業」をやってのけねば未来はない。*

*…というか、それ以前に、そんなのよりずっと簡単なこの年表作成を終わらせないとな。*




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