第13話:新たな洞窟に向かって
2013/12/30 精錬→製錬に修正
なん……………だと…………………
「鍛冶屋:あんた製錬できる材料持ってないじゃん。」
「鍛冶屋:何しに来たん?」
そっか…炭がないと製錬できないのか…
仕方がない。探検に移るとするか。
そういや低級の情報にこんなのがあったな…
「題:七伝説第5章要約版:南街と大蛇の物語」
「南街に飛んできた部品は、毒・流れなどに関するものでした。」
「そのため、蛇を集める効果がありました。」
「その効果は凄まじく、」
「はるか北の方からも怒涛の勢いで南街に蛇が流入してきたそうです。」
「南街の洞窟に今でも多くの蛇が生息しているのは、そのためです。」
『全知の調和』って本当に凄まじいな。
「この流れは、通り道のすべての動物を滅ぼしたといわれるほどで、」
「地下洞窟の荒廃の原因になったと伝えられています。」
「ただ、その流れから唯一逃れられた地下生物がいます。」
「こうもりです。」
「天井にぶら下がるこうもりにとっては、蛇の流れは脅威ではなかったのです。」
他の動物可哀想過ぎる。
「当然のことながら、部品を守るための怪獣は大蛇です。」
「もしそうでなければ、即座に他の蛇に殺されていたでしょう。」
「実は、この怪獣だけは####が準備したものではありません。」
「蛇の流れが起こることを知っていた####が、」
「みすみす流れに飲み込まれに行くわけがありません。」
「####は、単に最も強い蛇に守らせるつもりだったのです。」
そんなので大丈夫か?
「ちなみに、この部品は一番重要度が低い部品です。」
「これで終わります。」
これを読んだ時に思ったこと。
なんで『全知の調和』の分裂が大変なことを引き起こすかよく分かった。
そして南街の洞窟で蛇が多い(と言うより蛇しかいない)理由がよーく分かった。
さて、南街の探検でも始めるか。
情報取引屋のところでも行っとくか。
低級にろくな情報は無さそうなので中級でも買うか。
「題:南街第一洞窟への行き方」
「題:南街第二洞窟への行き方」
「題:南街第三洞窟への行き方」
「題:南街第四洞窟への行き方」
「題:南街第五洞窟への行き方」
「題:南街第六洞窟への行き方」
「題:南街第七洞窟への行き方」
「題:南街第八洞窟への行き方」
「題:南街第九洞窟への行き方」
…………………
待て待て待て待て待て待て待て
プログラマー、どんだけ作ったんだよ…
これ以外の情報も合わせて中級を15個買って、2070。
…あれ?値段上がってない?まさかの倍増?
………なるほど。沢山買うと値段が上がるのか。
こんなの知らされてないぞ…
大事な情報に限って用意してないのか。
これはひどいぞプログラマー。
*重要な情報はなかなか手に入らないのが現実です*
まあそれはともかく洞窟に行くか。
ひねくれたプログラマーのことだし、どうせ第一洞窟に行っても何も無いんだろう。
*ちっ、バレたか*
ここは第七洞窟へ行ってみよう。
右折、右折、左折、直進、右折、左折、左折、
下降。
左折、左折、直進、右折、直進、左折、左折、直進、
右折、右折、左折、右折、直進、
下降。
左折、右折、直進、
上昇。
直進、直進、右折、左折、左折、直進、
下降。
右折、右折、左折、直進、右折、左折、左折、
下降。
左折、左折、直進、右折、直進、左折、左折、直進、
上昇。
右折、左折、直進、左折、直進、
上昇。
直進、右折、左折、直進、
下降。
右折、直進、左折、左折、直進、直進、左折、
下降。
左折、
上昇。
右折、直進、右折、右折、直進、左折、
上昇。
右折、左折、直進、直進、
下降。
さて、やっとついた。
ここが…
こここそが…
第七洞窟への行き方が書いてある石版のありかだ。
なんでこんなにめんどくさくしたんだよぷろぐらまー
*漢字変換するの面倒臭がらないで下さい*
果たして、あかさたなは第七洞窟へたどり着けるのか?