第126話:検索と上書き
*読み込み元を読み取り専用にしただけで強制終了した。*
*ということは、読み込み元に書き込む処理が発生していることになる。*
*要するに、読み込み元が不正に上書きされているということか。*
*さーて、原因が分かったので、*
*残るは発生場所を特定するのみ。*
*ということで全文検索をしてみよう。*
*関数名と読み込み元の名前と、そして書き込みを示す引数で検索。*
~検索~
*あれ、該当結果がない。*
*読み込み元の名前を変数にでも格納してたっけな。*
*取りあえず読み込み元の名前のみで検索。*
~再検索~
*見つかった。*
*よし、後はこれを追いかけて…*
*うむ、これは単なる読み取り処理だ。*
*次のを試そう。*
~再々検索~
*これも読み取り処理。*
*うむ、こんな風に探していくのは流石に面倒すぎるし、*
*関数を上書きして、*
*読み込み元が書き込み用に開かれた時に行番号を出力、*
*直後に強制終了するようにしよう。*
~書き換え~
*これで再度実行。*
~実行~
*はい、出力された。*
*ということで修復しましょう。*
~考察~
*…えー、変数名の間違いですね。*
*それで変な出力がされてしまい、読み込み元が破損したということか。*
*……その割には破損した部分が少ない気がするが。*
*何故だろう。*
~処理を見直す~
*なるほど、読み込み元が「開かれる」処理は毎回行われるけれど、*
*そこに実際に書き込まれる確率が低いので、殆ど破壊されないのか。*
*そもそも、起動時にのみ行われる処理だから実行される回数も少ない。*
*…さて、念のため、他に破損部分が無いか調べますかね。*
~賭博場~
さて、一通り遊んでみたのはいいが、
未だに『юIΑo}π_AQo|凝』は直っていない。
恐らく原因究明に時間でも掛かっているのだろう。
…取りあえず、もう少し遊んでみますかね。
~開発現場~
*よし、取りあえず全文読んでみた。*
*結構破損している部分もあったけど、昔の版と照らしあわせて殆どが修復できた。*
*ただ、『юIΑo}π_AQo|凝』は比較的最近追加された文章で、*
*しかも追加直後に破損したので修復不能。まあ仕方がない。*
*取りあえず、『юIΑo}π_AQo|凝』は後回しにして、不具合修正を先にしよう。*
*ということで、自動更新。*
~賭博場~
お、更新が来た。
ほうほう、「読み込み元が稀に不正に上書きされる不具合の修正、」
「およびこの不具合によって過去に破損した文章の一部修復」か。