第122話:既視感
~開発現場~
*よし、検出されている。*
*えっと、この部分に対応するのは…これじゃなくて…これでもなくて…*
~探索中~
*うむ、ここだ。*
*先ほど直したところと同様の問題を抱えている。*
*ついでに、この引数が書き換えられることはないから、その旨を追記。*
*さて、これでどうだ。*
~再起動~
「賭博場:いらっしゃいませ。」
「賭博場:ここでは、様々どんな武器をお望み」
「賭博場:古典的なものから新しいものまで、」
「賭博場:いつまでも楽しむことができます。」
「賭博場:勝つか負けるか、あなた次第です。」
*おっ、直ったか?*
*…いや、なんか2行目だけが変だ。*
*なんだこれは。*
*…ああ、なんだ、武器屋と領域が衝突したのか。*
*ということで、これを検出するために、古いのを復元。*
~再起動~
「賭博場:いらっしゃいませ。」
「賭博場:ここでは、様々なюIΑo}π_AQo|凝」
「賭博場:古典的なものから新しいものまで、」
「賭博場:いつまでも楽しむことができます。」
「賭博場:勝つか負けるか、あなた次第です。」
*んん?*
*強制終了せず、なんか変な文字列が登場した。*
*あと、今までは「様々」までしか出てきていなかったにも関わらず、*
*今回は「様々な」までは正常に表示されている。*
*うーん、領域破壊とは関係ない、また別の不具合の可能性があるということか。*
*さーて、どうしたものか。*
~考える~
*取りあえず、武器屋と衝突したということは、もう一つ領域破壊があるということだ。*
~探す~
*よし、これを直して…解決。*
*さて、『юIΑo}π_AQo|凝』の件はどうしようかな。*
*まあいい、ともかく領域破壊は(多分)直ったわけだし、更新しよう。*
*これ以上待たせるわけにもいかない。*
*いつもの処理をして……『自動更新』。*
~寝ている人~
………はっ。
あれ、今何時だ?
…って、もうこんな時間か。
……何か、前にも同じようなことを考えたことがある気がするが…
うむ、気のせいだろう。『既視感』とかいうやつだ。
さて、何か進展は出たのだろうか。
~確認~
お、「<更新のお知らせ>」が来ている。
ということは不具合は解決したということか。
それでは、早速遊んでみますか。
「賭博場:いらっしゃいませ。」
「賭博場:ここでは、様々なюIΑo}π_AQo|凝」
「賭博場:古典的なものから新しいものまで、」
「賭博場:いつまでも楽しむことができます。」
「賭博場:勝つか負けるか、あなた次第です。」
…『юIΑo}π_AQo|凝』って、何?