第117話:沈黙と中断
~開発現場~
*処理は書けたし更新しよう。*
*流石にそろそろ盤面整理に飽きてくる頃だろうし。*
~盤面整理~
あれ、これはなかなか面倒な盤面じゃないか?
中央にある配置だが、今まで頻出していた配置と微妙に違う。
左回りでも右回りでも上手く内側に入れないし、
これは体力が大幅に削られそうだ。
…とか言っているうちに周辺部は全部揃ったが。
まあ取りあえず端から順に固めていこう。
~開発現場~
*うーむ、未だに盤面整理に飽きてくれる様子がない。*
*完全自作のものにここまで熱中してもらえているのは、それはそれで嬉しいのだが、*
*このままでは他の部分が滞ってしまう。*
*何か対策を考えておかないと。*
~盤面整理~
えっと、本当に平凡に解いていったらあっさり解けた。
今まで定跡に頼って解いてきたが、最近の盤面はどれも定跡が効きにくいものばかりだ。
やはり、難易度が上がるとそういう難しさも増えてくるのかもしれない。
~開発現場~
*…ん、待てよ。*
*そういえば、ずっと前に強盗やら盗賊やらを実装したことがあったな。*
*今まですっかり忘れていたが。*
*今の所持金だと…うむ、襲われる可能性がある。*
*まあいい、このことは黙っておこう。*
*かつて犯した過ちを再び行うかどうか、興味がある。*
*『喉元過ぎれば熱さ忘れる』とも言うし、完全に忘れていることを期待しよう。*
~盤面整理~
うーむ、解くのにこれだけ時間が掛かって、しかも漆黒ともなると、
流石に効率が悪くなってしまう。
一旦連鎖を切って、増えた難易度を元に戻したほうが効率的な気もしてきた。
どうせ最初の方のは高速に解けるし、現在のよりは効率が良いだろう。
…でも、せっかく増やしてきた難易度がもったいないし、あとちょっと整理したら連鎖を切ろう。
~開発現場~
*うーむ、賭博場に向かってもらうための案も特に思いつかないし、*
*今は取りあえず、気になる細かい点を修正していきますかね。*
*…うーん、6行しか無くて一度しか呼ばれていないこの関数は不要な気がする。*
~盤面整理~
よし、難なく完成。
とは言え、全然速くないし、やはり連鎖は切るべきだな。
取りあえず『中断』を選択。
~中断~
さて、元の難易度を遊んでみますか。
…うわっ、最初の方ってこんなに簡単だったっけ。
さて、難易度が元に戻っていることは確認できた。
…うーむ、ここから続けていってもいいのだが、
せっかく連鎖を切ったんだし、そろそろ賭博場に向かってもいい頃かな。