第112話:連続不正終了
~開発現場~
*さて、無事「お知らせ」の確認ができた。*
*…次は何をしようか。*
*賭博の種類を増やすという課題はあるが、*
*まあ今現在遊んでいる最中のものを更新するというのもいかがなものか。*
*他にやることって何かあったっけ。*
~確認~
*………物語…は見なかったことにしよう。*
*まあ本当は物語を進めることを最優先すべきだというのは重々承知しているが、*
*なんせ時間も名案もないからな。*
*とは言え、いつまでも先送りにするわけにもいかないからなー。*
*他に何かすることあったっけ。*
*あ、そうだ、盤面整理の改良とか、他の金銭依存処理の改良とかに着手しよう。*
~賭博場(?)~
さて、新たに賭博場が実装されたのはいいんだが、
その位置を尋ねるのを完全に忘れていた。
とは言え、向こうも開発が忙しいだろうからな。
まあいい、自分で探してみるとするか。
~開発現場~
*あれ、この処理の条件、漏れてないか?*
*試しにこの条件で実行すると…はい不正終了。*
*…うーむ、これはもっと抜本的な対策を講じる必要があるかもしれないな。*
~賭博場を目指して~
うーむ見当たらない。
もしかして「お知らせ」の中に書いてあったりしないかな。
~確認~
………書いてあった。
って、今いる方角と真逆じゃないか。あー面倒だ。
~開発現場~
*さて、取りあえず全て調べて、同様の脆弱性がないか確認するか。*
*お、早速見つかった…けどこの場合は論理的に条件漏れはあり得ないな。*
*次を探そう。*
~賭博場に向かう~
よし、この付近にあるはず。
で、「お知らせ」によると、南西側にあるらしい。
…お、これかな?
~開発現場~
*はい、ここも条件が漏れている。*
*最小の負の数の絶対値を取った時に問題が生じるはずだ。*
*移植元の言語だと発生しない問題だし、つい忘れていた。*
*一応試すと…当然ながら不正終了。*
~賭博場~
遂に賭博場に着いた。
さて、入ってみるか。
…あれ、動作が止まった。
~開発現場~
*よし、自明な条件漏れは殆ど潰せたはずだ。*
*…そう言えば、賭博場の方はどんな感じなんだろう。*
~確認~
*あれ、こちらも不正終了しているじゃないか。*
*何故だろう。*
*とにかく、向こうに行って確認してこないと。*
~賭博場~
お、来た。
何か急に動作が止まったんだが。
*どれどれ、見せて下さい。*
*あ、やはり不正終了ですね。*
*しかし、何故なんでしょうね。*
さあ。
*色々調べたいので、ちょっと待っていてもらえますか?*
了解。