第11話:西南洞窟へ
今回は短めです。
長い長い説明もそろそろ終わります。
その後、低級49個、中級12個、上級1個を購入して、残金1570。
2000を大幅に切ってしまった…
こういうのって聞けば聞くほど得だからついつい買っちゃうんだよな…
まあそれはともかく、何をするかな。
役立ちそうな情報に従ってみるか。
低級
「題:地下の大洞窟」
「レンケムタイの地下には14本の大洞窟があります。」
「縦の洞窟が6本、横の洞窟が5本、その他斜めの3本があります。」
「縦・横とも、実際の東西南北から正確に16度傾いています。」
「更に大洞窟は9つの街を正確に結んでいます。」
「大洞窟は、とても大きいにもかかわらず、このような正確さがあります。」
「どのようにしてできたのか、今でも大きな謎となっています。」
「これで終わります。」
中級
「題:洞窟探検家指南」
「洞窟探検家は何をすべきか。」
「これについては、いろいろな意見があるでしょう。」
「ですが、最初は南街の洞窟の探検を行うのが良いでしょう。」
「南街は危険が比較的小さいからです。」
「ただし、蛇が多く生息しているので注意が必要です。」
「これで終わります。」
上級
「題:西街から南街への行き方」
「西街から南街に行くのは比較的容易です。」
「西南洞窟(縦)を南下するだけです。」
「距離も比較的短く、行きやすい道です。」
「では、西南洞窟への行き方を説明します。」
「ここ(情報取引店)を出て、左折、次を右折、その後に左折して、地下へ入ります。」
「その後、洞窟探検家だけが入れる地下への入り口を降ります。」
「そうすると育成所が見えてきます。」
「そうしたら左折、次を右折、その後直進し、さらに直進します。」
「さらに左折、右折、左折、右折します。」
「すると下り口がまたあります。」
「ここを通るには段が4以上であることが必要です。」
「その後、左折、直進、直進、右折、右折、右折、直進して下さい。」
「そこから下に行けば西南洞窟へ行けます。」
「これで終わります。」
なるほど。もの凄く長いな。
わざと遠回りさせているわけではないだろうが。
でもまあ西南洞窟へ向かおう。
情報取引店を出て、左折、右折、左折、下降。
洞窟探検家の鍵を入れて、下降。
育成所が見えて、左折、右折、直進、直進、左折、右折、左折、右折。
下りが見えるので降りる。
そして左折、直進、直進、右折、右折、右折、直進。
そして降りる。
なんだ、これは。
*そこで『あかさたな』が見たものは、世にも不思議な光景だったのです。*