第103話:練習と難易度
さて、操作方法は分かったが、どういう基準でどれくらいの金銭が入手できるのだろうか。
と言うより、この処理での最終目標は何だ。
「<これらの操作を繰り返していくと、岩が僅かに光ることがあります。>」
「<これは、この岩が『正しい位置』にあることを表しています。>」
「<全ての岩を出来るだけ速く『正しい位置』に置くことが目標です。>」
「<出来るだけ爆散回数を少なくするにはどうしたらいいか、を考えるのが重要です。>」
理解した。
では、早速遊んでみますかね。
…っと、その前に『練習用4×4盤面』とやらを試してみるか。
4×4が出来ずに8×8はできないだろうし、逆に4×4ができたら8×8に応用できそうだし。
~試す~
お、光った。これで正位置か。
~もっと試す~
よし完成。
どうすればいいのか、大体分かるようになってきた気がする。
ということで、金銭獲得でも始めますかね。
*楽しんで頂いてるようで何よりです。*
なかなか良いと思う。
遊ぶこと自体の面白さがあるのみならず、遊ぶのにかかる時間も長すぎず短すぎず、
全体的に良く出来ているように思えた。
*ありがとうございます。頑張って考えたかいがあったというものです。*
ちなみに…これの発案者は?
*完全自作です。*
あ、そうなのか、さすが。
*いえいえ。*
~ちょっと雑談~
*さて、ではそろそろ開発に戻りますかね。*
*金銭獲得、がんばって下さい。*
了解。
~移動~
*さて、喜んでもらえたようで何より。*
*とは言え、まだ改善できる点が十分残っているように思われる。*
*例えば、現時点での単純な乱択逆探索では、かすりもしなかった岩が発生してしまう。*
*8×8の盤面とは言っても、場合によっては中央の5×5ぐらいだけが乱されて、*
*周りの岩が最初から全て光った状態になってしまっている。*
*…仕方がない、どの岩も光らなくなるまで乱択するしかないか。*
~書き換え~
*うーむ、書き換えはできたけど、やはり周縁部の乱れが中央部の乱れより少ない。*
*全ての岩が消灯した後、それまでに掛かった手数と同じだけ逆探索して更に乱そう。*
~もっと書き換え~
*まだまだ差があるけど、先ほどよりは改善しているし大丈夫だろう。*
*さて、遊んでみるか。*
*…今までの盤面より格段に難しくなっている。*
*まあ、前回に比べて逆探索の手数が増えているし、*
*難易度が上がるのは仕方がないとは言え、流石に難しすぎる。*
*…さーて、どれぐらいの難易度にしたものか…*