第100話:自動更新
100話!
~開発現場~
*逆探索の処理もできたので、これで無事に更新できるはず。*
*後は見た目を改良すれば金銭処理が更新でき…*
*あ、そうだ、肝心の金銭が書けていなかった。*
*ということで見た目と金銭だな。*
*…しかし、どれぐらいの金額にするのが望ましいのだろうか。*
*まあ、そういうことは後で考えるとしよう。*
*そうそう、前回の乱択列挙機能を更新しなきゃ。*
*更新は頻繁な方がいいからね。*
~なんでも屋~
さて、することが無くなった。
金銭処理はどんな感じなんだろう。
お、来た。
*先ほどの機能、実装しました。*
*金銭処理の方ですが、もう少しで実装出来る予定ですので、*
*しばしお待ちくださればと。*
もう少しなのか、是非頑張って欲しい。
…で、「先ほどの機能」とは?
*あ、そう言えば、これは録音記録から採用した実装でしたね。*
*「同じ順番で候補を列挙するのが『現実性』に反する」というご意見です。*
…あー、確かにそんなことを言った気もする。
そうか、そう言えば全て記録されているんだっけ。
*その通り。貴重なご意見は一つ残らず全て記録させて頂きます。*
なるほど。
*では少々お待ちください。*
*…あ、そうだ、この更新作業を自動化すれば楽になりますね。*
…それは、金銭処理が遅れるという意味か?
*正にその通り。*
…これだけ待たせておいて更に延期、と。
*とか言っているうちに、更新終了しましたよ。*
了解。
さて何をしたものか。
*ではそろそろ開発に戻りますので。*
ほいほい。
~開発現場~
*ということで、更新の自動化処理を書こう。*
*少なくとも金銭処理よりは楽に作れるはずだ。*
*まずはどのようにして更新を適用するか。*
*別の処理を立ち上げて、そこから本体を更新させるようにしよう。*
*さて実装だ。*
~30分後~
*よし、更新処理は書けたから後はそれを別処理とつなぐだけだ。*
*って、ここまでで30分掛かっているのか。このままだと時間が掛かるな。*
*まあいいや。*
~1時間15分後~
*やっと完成!*
*ということでこの更新を適用しに行こう。*
*これが手動で適用する最後の更新になるわけか。楽しみだ。*
~移動~
*さて、自動更新ができました。*
随分待たされたのですがそれは。
*少々お待ちください。*
あれ、自動化した更新機構を使えばいいのでは?
*自動化した更新機構を追加する更新なので、今回は使えません。*
*使えるようになるのは次回からです。*
あ、確かに。
言われてみれば当然だな。
~数分後~
*終わりました。*
*では開発に戻りますので。*
金銭処理お願いしますよー。
*頑張ります。*