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放課後キッチン、3年間のレシピ  作者: 南蛇井


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87. 地域イベント出店(肉まん&ホットドリンク)

放課後の料理部部室。

壁の掲示板に、一枚のチラシが新しく貼られていた。


「地域交流イベント出店募集――」


顧問の先生が腕を組みながら微笑む。

「料理部さん、どう? せっかくだから出てみない? 地域の人と交流できるいい機会だと思うのよ」


翔子がチラシを手に取り、目を輝かせた。

「いいですね! 文化祭の屋台で鍛えられましたし、私たちならきっとやれます」


杏子が机に両手を置いて身を乗り出す。

「地域の人に食べてもらえるって、なんかワクワクするな! 学校の外で腕試しってやつだ!」


実花は笑いながらペンを回す。

「でも、寒い季節だし……やっぱり温かいものが喜ばれると思う。ホカホカして、心まで温まるような」


顧問が満足そうに頷く。

「じゃあ、決まりね。料理部、地域イベントに初参戦!」


その瞬間、部室の空気がぱっと華やいだ。

新しい挑戦が、また一つ始まろうとしていた。




「寒空の下で食べたいもの」トークが盛り上がる。


杏子「肉まんだな! 湯気モクモクでアツアツのやつ!」


翔子「ならドリンクも用意すべき。ホットココアとか、スパイス入りのチャイとか」


実花「肉まん&ホットドリンク、セットで出せば喜ばれるね」




部室の黒板に「地域イベントメニュー案」と大きく書かれ、部員たちはチョークを片手にアイデアを出し合っていた。


翔子が腕を組みながら、皆を見渡す。

「テーマは“寒空の下で食べたいもの”。そこから考えましょう」


杏子が真っ先に手を挙げる。

「肉まんだな! ほら、寒いときに湯気モクモクのアツアツ食べるやつ! 絶対あったまる!」

勢いよく黒板に「肉まん!」と大きく書き込む。


実花が頷きながら、にこりと笑う。

「いいね、想像しただけでお腹が鳴りそう。じゃあ飲み物はどうする? せっかくだからセットで考えたいな」


翔子はペンをくるくる回して、アイデアを口にする。

「ドリンクならホットココアとか、スパイスをきかせたチャイもいいかも。子供から大人まで楽しめそうだし」


黒板には「肉まん」+「ホットドリンク」と並んで書かれる。


実花がまとめるように手を叩いた。

「決まりだね! 肉まん&ホットドリンク。寒さを吹き飛ばす最強セット!」


杏子が両手を挙げてガッツポーズ。

「よっしゃー! イベントの主役は私たちで決まりだ!」


部室に、笑い声とワクワクした空気が広がった。




「寒空の下で食べたいもの」トークが盛り上がる。


杏子「肉まんだな! 湯気モクモクでアツアツのやつ!」


翔子「ならドリンクも用意すべき。ホットココアとか、スパイス入りのチャイとか」


実花「肉まん&ホットドリンク、セットで出せば喜ばれるね」





部室の黒板に「地域イベントメニュー案」と大きく書かれ、部員たちはチョークを片手にアイデアを出し合っていた。


翔子が腕を組みながら、皆を見渡す。

「テーマは“寒空の下で食べたいもの”。そこから考えましょう」


杏子が真っ先に手を挙げる。

「肉まんだな! ほら、寒いときに湯気モクモクのアツアツ食べるやつ! 絶対あったまる!」

勢いよく黒板に「肉まん!」と大きく書き込む。


実花が頷きながら、にこりと笑う。

「いいね、想像しただけでお腹が鳴りそう。じゃあ飲み物はどうする? せっかくだからセットで考えたいな」


翔子はペンをくるくる回して、アイデアを口にする。

「ドリンクならホットココアとか、スパイスをきかせたチャイもいいかも。子供から大人まで楽しめそうだし」


黒板には「肉まん」+「ホットドリンク」と並んで書かれる。


実花がまとめるように手を叩いた。

「決まりだね! 肉まん&ホットドリンク。寒さを吹き飛ばす最強セット!」


杏子が両手を挙げてガッツポーズ。

「よっしゃー! イベントの主役は私たちで決まりだ!」


部室に、笑い声とワクワクした空気が広がった。


シーン4:イベント当日・接客(ラノベ化)


冬の気配が漂う地域公園。冷たい風に吹かれながらも、料理部の屋台の前には長い行列ができていた。

テントの中では、蒸し器からもうもうと白い湯気が立ちのぼり、ほんのり甘い生地と肉餡の香りが寒空に広がっていく。


「はい、お待たせしました! 肉まん二つとココアですね!」

翔子が笑顔で袋を手渡すと、受け取った子どもが嬉しそうに両手で肉まんを持った。


「ふーふー……あつっ! でもおいしい!」

ほっぺを赤くしながらかじりつく姿に、周りからも微笑みがこぼれる。


隣の杏子は、大きなポットを抱えてココアを注ぎながら、

「ほらほら冷めないうちに飲んで! 砂糖多めで甘やかしてあるからな!」

と元気に声をかける。


カップを受け取った年配の客は湯気を見つめながら、

「いやぁ、体が温まるねえ。寒い日にゃ、これ以上のご馳走はないよ」

と感慨深そうに頷いた。


実花はそんな声を聞きながら、目を細めて小さく呟く。

「……やっぱり、料理って“食べてもらって初めて完成”なんだよね」


笑顔、湯気、賑わい――。

文化祭を超えて、地域の人たちと心を通わせる瞬間に、料理部の成長がはっきりと形になっていた。


シーン4:イベント当日・接客(ラノベ化)


冬の気配が漂う地域公園。冷たい風に吹かれながらも、料理部の屋台の前には長い行列ができていた。

テントの中では、蒸し器からもうもうと白い湯気が立ちのぼり、ほんのり甘い生地と肉餡の香りが寒空に広がっていく。


「はい、お待たせしました! 肉まん二つとココアですね!」

翔子が笑顔で袋を手渡すと、受け取った子どもが嬉しそうに両手で肉まんを持った。


「ふーふー……あつっ! でもおいしい!」

ほっぺを赤くしながらかじりつく姿に、周りからも微笑みがこぼれる。


隣の杏子は、大きなポットを抱えてココアを注ぎながら、

「ほらほら冷めないうちに飲んで! 砂糖多めで甘やかしてあるからな!」

と元気に声をかける。


カップを受け取った年配の客は湯気を見つめながら、

「いやぁ、体が温まるねえ。寒い日にゃ、これ以上のご馳走はないよ」

と感慨深そうに頷いた。


実花はそんな声を聞きながら、目を細めて小さく呟く。

「……やっぱり、料理って“食べてもらって初めて完成”なんだよね」


笑顔、湯気、賑わい――。

文化祭を超えて、地域の人たちと心を通わせる瞬間に、料理部の成長がはっきりと形になっていた。


レシピ掛け合い会(肉まん&ホットドリンク)


放課後の部室。

机の上には、粉、肉ダネ、ココア缶、シナモンスティック……まるでちょっとした屋台の仕込み場。


翔子「じゃ、今日のテーマは――肉まんとホットドリンク!」


杏子「よっしゃ来た! この寒さにはもう、アツアツ肉まんしかないっしょ!」


実花「ただし問題は……皮の発酵と具の味付けだよね。時間との勝負だし」


後輩A「え、皮って発酵するんですか? コンビニでしか食べたことないです!」


翔子「するのよ。イーストで膨らませて、ふっくらさせるのが命。発酵不足だと、カッチカチになるわ」


杏子「カッチカチ肉まんはヤバいな……武器になるやつ」


実花「武器じゃなくて食べ物だからね」


後輩B「具はどうします? 豚ひき肉に玉ねぎと……」


翔子「ニラ少しとオイスターソースでコクを出すのが基本」


杏子「おお、それっぽい! でもニンニクも効かせようぜ!」


実花「昼間に食べる地域イベントだから、においは控えめの方がいいかも」


杏子「むむ……実用重視か。まぁ仕方ない!」


翔子「さて、ホットドリンクは?」


実花「ココアは甘めにして子ども向け。大人向けにはスパイスチャイを」


後輩A「スパイスって、どんなの入れるんですか?」


翔子「シナモン、カルダモン、ジンジャー……。ちょっと煮出すだけで香りが変わるのよ」


杏子「へぇー、オシャレ! でも俺は素朴にマシュマロ浮かべたココアが最強だと思う!」


実花「それはそれで映えるしね。どっちもあり」


最後は全員で声を揃えて。


全員「よし、肉まん&ホットドリンク、絶対成功させるぞー!」


レシピ掛け合い会(地域イベント直前編)


部室の調理台。湯気立つ蒸し器と、甘いココアの香りが混じって広がっている。


杏子「ふはーっ! 見ろこの湯気! 冬はやっぱ肉まんだな!」


翔子「まだ蒸しあがってないのに蓋開けないでよ、温度が下がるでしょ!」


後輩A「あ、皮が少しシワになっちゃいました……」


実花「蒸気が逃げると表面が乾いちゃうんだよ。次は絶対蓋をしっかり閉めてね」


杏子「で、具の味はどうだ? 俺、ガツンとニンニク効かせたい!」


翔子「地域イベントだって言ってるのに……接客中にブレス攻撃は禁止!」


実花「少しショウガを増やせば、体も温まるし匂いも爽やかでちょうどいいよ」


後輩B「なるほど……先輩たち、さすがバランス感覚!」


翔子「で、ドリンク。子ども用は甘めのココア、大人用はスパイスチャイ、両方出すわよ」


杏子「よし、俺はマシュマロ山盛りココア推しだ! インパクト勝負!」


実花「飲む前にマシュマロが沈むから、表面に浮かべるのは2個までね」


後輩A「あっ、チャイにシナモンスティック入れたら、なんかカフェっぽい!」


翔子「いいじゃない、それ。見た目も香りも演出になるわ」


杏子「よーし! 肉まんで腹を満たして、ココアとチャイで心も温める!」


実花「地域の人たちに、ほっとする時間を届けようね」


翔子「じゃ、明日はイベント本番――全力で行くわよ!」


全員「おーっ!」



料理部特製レシピ

肉まん(8個分)

材料


皮(生地)


強力粉 … 150g


薄力粉 … 150g


砂糖 … 大さじ2


ドライイースト … 小さじ2


ベーキングパウダー … 小さじ1


塩 … 小さじ1/2


ぬるま湯 … 150ml


サラダ油 … 大さじ1


具(餡)


豚ひき肉 … 200g


玉ねぎ(みじん切り)… 1/2個


干し椎茸(戻してみじん切り)… 2枚


竹の子(水煮・みじん切り)… 50g


オイスターソース … 大さじ1


醤油 … 大さじ1


酒 … 大さじ1


ごま油 … 小さじ1


ショウガ(すりおろし)… 小さじ1


塩・胡椒 … 少々


作り方


皮作り:ボウルに粉類・砂糖・塩を入れる。イーストをぬるま湯で溶かして加え、サラダ油も入れて混ぜる。


ひとまとまりになったら10分ほどこね、生地がなめらかになったらラップをして40分ほど一次発酵。


具作り:ひき肉に調味料を混ぜ、玉ねぎ・椎茸・竹の子を加えてよく練る。


発酵した生地を8等分にして丸め、麺棒で直径10cmほどに伸ばす。


具を中央にのせ、ヒダを寄せてしっかり閉じる。


クッキングシートにのせ、さらに20分ほど二次発酵。


蒸気の上がった蒸し器で15分蒸して完成。


ホットドリンク2種

1. ホットココア(2杯分)


ココアパウダー … 大さじ3


砂糖 … 大さじ2


牛乳 … 400ml


マシュマロ … 適量


作り方


鍋にココアと砂糖を入れ、牛乳少量を加えてペースト状に練る。


残りの牛乳を少しずつ加えながらよく混ぜ、弱火で温める。


カップに注ぎ、仕上げにマシュマロを浮かべる。


2. スパイスチャイ(2杯分)


紅茶(茶葉またはティーバッグ)… 2杯分


牛乳 … 200ml


水 … 200ml


シナモンスティック … 1本


クローブ … 2粒


しょうがスライス … 2枚


砂糖 … 大さじ2


作り方


鍋に水・スパイス・紅茶を入れ、弱火で3分煮る。


牛乳と砂糖を加え、さらに3分煮る。


茶こしでこしてカップに注ぎ、シナモンスティックを添えて完成。


肉まんは発酵と蒸しがポイント!

ココアは粉を牛乳で練るとダマにならず、チャイは煮出すことで香りがしっかり出ます。




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