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放課後キッチン、3年間のレシピ  作者: 南蛇井


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47. バレンタイン準備②ラッピング練習

舞台:

部室内。テーブルには、色とりどりのリボンやシール、ラッピング用の袋やボックスが広がり、まるで小さなラッピングショップのよう。窓からは柔らかい日差しが差し込んでおり、バレンタインムード満点だ。


顧問は部室の中央に立ち、みんなに向けて話し始める。


顧問:「さて、今日はバレンタインの準備の締めくくりとして、ラッピングを練習するぞ。チョコレートの美味しさを引き立てるためには、見た目も大事だ。これで渡すときのワクワク感が全然違ってくるからな。」


実花:(手に袋とリボンを取って)「ラッピングって、意外と難しそう…でも、やり始めると面白いかも?」


杏子:(目をキラキラさせながら)「ラッピングって難しそうだけど、楽しそうだな!どこから始めればいい?」


翔子:(淡々と説明しながら)「まずはシンプルな袋から練習しよう。袋にリボンを結ぶだけでも、ちょっとしたコツがあるからね。完成度が高ければ、プレゼントの印象が大きく変わるんだ。」


実花:「シンプルだけど、どうしても上手くいかない部分が出ちゃうんですよね…」


顧問:(微笑みながら)「それも含めて練習だ。何回かやってみて、だんだんコツが掴めるから心配しなくていい。」


実花は袋を取り、リボンを結び始めるが、ちょっと不器用で、リボンがうまくまとまらない。


杏子:「見て見て!こんなにきれいにできたよ!」(きれいに結ばれたリボンを掲げて)


翔子:(少し焦りながら)「杏子、まずは実花を見守ってあげて…」


実花:(少し照れながら)「あ、いや、私も頑張るから…!」


顧問が優しくアドバイスをし、みんなが和気あいあいと練習を始める。


顧問:「ラッピングは、見た目だけじゃなくて、贈り物の気持ちも伝える大事な部分だ。心を込めて、丁寧にやろうな。」


杏子:「うん!チョコレートだけじゃなく、ラッピングも素敵に仕上げたい!」


翔子:(無表情ながらも微笑み)「さて、少しずつ上達していこう。練習して、全員で最高のラッピングを目指すんだ。」


実花:「こうして練習すると、ますますワクワクしてきた!本番が楽しみ!」


顧問:「その意気だ!次回、バレンタイン本番に向けて、もっと細かい技術も学んでいこう。」


杏子:「よーし、みんなで素敵なプレゼントを作るぞ!」


ラッピングの基本


舞台:

部室のテーブルの上に色とりどりのラッピング資材が並べられ、部員たちはワクワクしながら準備を進めている。顧問がラッピングの基本的な技術を説明するために、真剣な表情で皆に向き合っている。


顧問:「さて、ラッピングの基本を少しおさらいしよう。まずは、袋にチョコレートを入れるコツだ。袋の大きさはチョコにぴったりなものを選ぶことが大事だな。余裕があれば、チョコが動かないように軽く詰めること。」


顧問が実際にチョコを袋に入れながら、実演を始める。部員たちが真剣に見守る。


顧問:「次に、リボンの結び方だ。これが少し難しいけれど、コツを掴めば簡単だよ。」(リボンを一度結び、緩みがないように調整してからしっかり結ぶ)


実花:「なるほど、リボンの結び方一つで、見た目が全然変わりますね。」


顧問:「そうだろ? シンプルでも、リボン一つでグッと引き締まるんだ。」


杏子:「おお! このリボン、結び方がちょっと難しいけど、なんだか上手くなりそうな気がする!」(嬉しそうにリボンを握りしめながら)


翔子:「確かに、リボンの結び方一つで、全然印象が違うな。ちょっとした工夫で、プレゼントがぐっとオシャレに見えるんだな。」


顧問が次にシールやタグの取り付け方を実演しながら説明を続ける。


顧問:「そして最後に、シールやタグをつけるタイミングだ。袋やリボンをしっかり整えた後、最後にシールやタグを添えると、仕上がりがぐっと良くなるよ。」


実花:(シールを慎重に貼りながら)「シンプルでも、タグを付けるだけで、なんだか高級感が出るんですね。」


杏子:「これ、全部やったら本当に素敵なプレゼントになる! 見てるだけで楽しい気分になっちゃう!」(完成した袋を眺めながら)


顧問:「その通りだ。大切なのは、手間を惜しまないことだよ。ちょっとした工夫が、気持ちを伝える力になる。」


実花は真剣にメモを取りながら、リボンの結び方を何度も試してみる。


実花:「うん、これなら完璧にできそう! さっきよりずっと上手くいった!」


顧問:(微笑みながら)「よし、その調子だ。後は練習あるのみだな。」


個性を出すラッピング


舞台:

部室内で、部員たちはそれぞれのチョコレートに合わせたラッピングに挑戦中。テーブルの上に色とりどりのラッピング資材が広がり、各々の個性が光る包装が次々と完成していく。


実花:「シンプルだけど、リボンの色を変えるだけでガラッと雰囲気が変わりますね!」(白い袋にピンクのリボンを結び、落ち着いた雰囲気で完成させる)

実花:「上品に仕上げたかったから、あまり派手にしすぎず、でもリボンの色でちょっと華やかさを出してみました。」


杏子:「カラフルなものにしたら、元気が出る感じ! プレゼントしても、もらった人が楽しい気分になりそうだよ!」(透明な袋にカラフルなチョコレートを入れ、太めのリボンで結び、ポップな印象に)

杏子:「これ、見た目から元気出るでしょ? 中身も可愛く見えるように工夫してみた!」


翔子:「私はシックな感じに仕上げたけど、この大人っぽさがいいなと思って。」(黒い箱にゴールドのリボンを合わせ、シンプルなシールを貼って完成)

翔子:「シンプルなデザインにすることで、ちょっと落ち着いた雰囲気を出したくて。これくらいの大人っぽさが、チョコレートのクオリティを引き立てるかなって思う。」


顧問:「それぞれが自分の個性を出してていいな。ラッピングはただの包装じゃなくて、贈り物としての気持ちが表れるところだから、みんな上手く工夫してるよ。」


実花:「シンプルにまとめたつもりでも、リボンの色や形で印象が大きく変わるんですね。これからもっと色々試してみたくなります!」


杏子:「リボンも袋も、大きさや形で全然違う雰囲気になるから楽しいね! 見てるだけでワクワクしちゃうよ!」


翔子:「ラッピングもセンスだよね。完成度が高いと、それだけでプレゼントを渡すときの気持ちがちょっと特別になる。」


チェック&アドバイス


舞台:

部室のテーブルに並べられたチョコレートのラッピング。顧問が部員たち一人一人の作品を見て、アドバイスをし始める。


顧問:「実花、リボンの結び目が少し緩んでるから、もう少しピンと張って結んでみて。」

実花:「わかりました! 結び方、もっと引き締めますね。」(緊張しながら結び直す)

実花:「これで大丈夫かな? 少し引き締めすぎたかも…」

顧問:「うん、完璧だよ。リボンがしっかりしてると、全体が締まって見える。」


顧問:「杏子、リボンは華やかでいいけど、袋のサイズが少し大きすぎるかも。もっとぴったりした袋を使おう。」

杏子:「えっ、袋大きすぎましたか?」(袋を見ながら悩む)

杏子:「じゃあ、もう少し小さめの袋に入れてみる! ぴったりした感じ、やってみるね!」

顧問:「いい感じに収まるはずだよ。少しだけでも袋がぴったりだと、よりまとまった印象になるから。」


顧問:「翔子、黒とゴールドの組み合わせ、いい感じだね。でもタグの位置を少し変えると、さらにバランスが良くなるかも。」

翔子:「タグの位置、ですか?」(タグを手に取って位置を調整しながら)

翔子:「こうしたら、ちょっとだけ上にずらした方がバランス良さそうですね。」

顧問:「うん、その通りだ。位置を変えるだけで、全体の雰囲気がぐっと引き締まるよ。」


その後、部員たちはお互いのラッピングを見て、感想を言い合う。


杏子:「実花、リボンがめっちゃキレイに結ばれてて、上品だね! すごい、シンプルだけど華やかで素敵!」

実花:「ありがとう、杏子!でも、杏子のカラフルなラッピングも元気が出る感じでいいな!もらったら嬉しくなっちゃう!」

翔子:「みんなそれぞれ違うけど、どれも魅力的だよね。私ももっと色々なデザインを試したくなった。」

顧問:「ラッピングも料理と同じで、ひと手間かけるだけで格段に良くなる。皆、さすがだね。」



最終チェック&完成


舞台:

部室内に並べられた完成したチョコレートが、カラフルなラッピングに包まれている。それぞれが自分の作品を誇らしげに見つめる。


実花:(自分のラッピングを見つめながら)「こんな風にラッピングを工夫するだけで、もっと素敵なプレゼントに見えますね!」

杏子:「うん、ほんとに!リボンとかタグ一つで、なんだか特別な感じが出るね。」(嬉しそうに自分の作品を見て)

翔子:「シンプルに見えて、すごく洗練されてるよね。これなら渡す相手もきっと喜んでくれる。」

実花:「ありがとう、翔子!でも、杏子のカラフルなラッピングも素敵だよ。もらった人はきっとワクワクするはず!」


全員が一つ一つのラッピングを見せ合い、満足げに笑顔を浮かべる。


杏子:(目を輝かせて)「よし、これで渡す準備は万端! どんな反応があるか楽しみだね!」(ラッピングしたチョコを手に取る)

実花:「うん、渡すときのドキドキ感もまた楽しみだな。」(照れくさそうに頬を赤らめる)

翔子:「渡す相手が喜んでくれるといいな…それを考えただけで、すでに嬉しくなる。」

佐伯先輩:「お前らが頑張って作ったんだ、きっと喜ばれるさ。」(一歩引いて見守る)


顧問:(満足そうに頷きながら)「素晴らしい! 今日のラッピングの技術を、次のバレンタインに活かせるようにしっかり練習しておこう。」

杏子:「もちろん! 来年のバレンタインも、もっと上手くなってるはず!」

実花:「これで、誰に渡すか決めるのも楽しくなりそうです!」

翔子:「どんなプレゼントにしようか、楽しみだね。」

締め&次回予告的流れ


舞台:

ラッピングの練習を終え、テーブルに並べられた完成したチョコレート。部室の空気は、少し甘い香りと共に落ち着いた雰囲気になっている。顧問が締めの言葉を告げる。


顧問:(笑顔で)「皆、お疲れ様! 次回は、いよいよチョコレートの試作会だな。作り方も大切だけど、ラッピングで見た目も大事にしよう。」

杏子:(目を輝かせて)「試作も楽しみ!どんな味にしようかな!?」(考え込みながら)「やっぱり、フルーツ系とか、ナッツも入れたくなっちゃう!」

実花:(ちょっと真面目に)「うん、ラッピングも大事だけど、チョコの味が決まらないと意味がないもんね。」(自分のラッピングを撫でながら)「味と見た目、どちらも大事だよね。」

翔子:「確かに、味がしっかりしてないと、どんなにラッピングが綺麗でも台無しになっちゃう。」(頷きながら)「でも、ラッピングでの楽しさも味の一部だと思うし、そこが面白いところだよね。」


部員たちは、次回の試作会を楽しみにしながら、今後の計画を語り合う。みんなの顔に期待とワクワク感が浮かぶ。


顧問:「さて、みんな、次回の試作会に向けて、準備はバッチリだな! 思いっきり楽しんで、素敵なチョコレートを作ろう。」

佐伯先輩:「次回もいい感じに進めるように、しっかり考えておくか。」(少し後ろから見守る)


杏子:「あとは味だな!次回が待ちきれない!」(満面の笑みで)


全員で軽く笑いながら、次回への準備を楽しみにしている様子で、部室の灯りがゆっくりと暗くなり、次回への期待が高まる。



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